今や恋愛における価値観も様々で多様化していますが、とある調査では人生において7割の人が失恋を経験したと回答、失恋から立ち直るまでの期間は1ヵ月程度が最も多く、長い人で1年程度という結果を目にしました。
若い世代は比較的立ち直りも早く、男女差でも女性の方が立ち直りまでの期間が短かったりと、なかなか興味深い調査結果でした。
失恋した時の対処方として、「友人に話しを聞いてもらう(励ましてもらう)」「髪を切る(イメチェンする)」「旅行に行く」「お酒を飲みまくる」「カラオケで発散する」「音楽を聴く」「断捨離」「合コンする」などが挙げられていて、思わず自分はどうだったっけ……?と思いを馳せた次第です。
中には失恋したことがないという亡者もいるかと思いますが、片思いが実らなかった、付き合っていたけどお別れしてしまった、好きになってはいけない人を好きになってしまったなど様々なシチュエーションでも、「音楽」が寄り添ってくれたり、勇気づけてくれたりします。
個人的なエピソードで恐縮ですが、今も仲のいい高校時代の友人にとある曲を酔った際に聴かせると「あの時は……」と号泣するので、面白くて未だに聴かせたり歌ったりしています。
今はみんなで爆笑しながらの思い出話になっていますが、当時の彼の落ち込みようは半端なく、複雑な感情も絡み合って笑えなかったのに。
今もその曲が流れるたび、“あぁ、〇〇の失恋ソングだ”と高校時代の思い出が蘇ってきます。この曲を聴くと、元カレ、元カノを思い出しちゃうという曲があったりするのではないでしょうか?
ライブでも体感するのですが、音楽にはその当時に引き戻してくれたり、未来へと連れて行ってくれるパワーを持っているんだな、ということを改めて感じます。
というわけで、今回はイベントが盛りだくさんの夏が終わり、1ヵ月後にはクリスマスを控える今、カップルにとって色々考える時期になるのでは……と失恋ソングを集めてみました。
大切な人とお別れしたとき、失恋したとき、優しく寄り添ってくれる失恋ソングを聴いてみてください。
▼勿忘 / Awesome City Club
菅田将暉・有村架純が主演の映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソングとして制作された楽曲。
「願いが叶うのなら ふたりの世界 また生きてみたい」という歌詞は、二人の恋の結末に優しく寄り添うようなメッセージになっています。
▼Sayonara / 平井 大
夏を感じるような爽やかな楽曲が印象的な平井 大によるラブソング。
「別れ」の瞬間を切り取った情景描写と、それでも忘れられない想いが込められた、心に沁みる切ない楽曲となっています。
▼My Story / FAKY
結成9年目・メジャーデビューから5年目を迎えた「FAKY」が10月19日に初のフルアルバムをリリース。
アルバム収録曲の「My Story」は、“傷ついてもFAKY がそばにいる”と言わんばかりに終盤に聴こえてくるFAKYメンバーの楽しげなガールズトークは、ただの失恋曲では終わらない前向きさを感じられる楽曲です。
▼さよならの無い世界 / 大橋トリオ
読売テレビ 4週連続オムニバスDRAMA『さよならの向う側』主題歌。
大橋トリオの優しくハートフルな歌声と情緒的なストリングスにその想いを乗せたミディアムバラード楽曲です。
▼愛した人 / 大野雄大 (from Da-iCE)
Da-iCEのツインボーカルの1人「大野雄大」のソロ作品。
これまでのソロライブで歌い続けてきた未発表曲「愛した人」は、切なくも温かみ溢れる歌詞が印象的なバラードナンバーとなっています。
プレイリストキュレーター:MaXX
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ライター
TOTTI
13日の金曜日+仏滅の生まれ。下手な横好きの器用貧乏。何事も頑張ります!