スマホなのに、まるでアリーナ前方にいるかのような臨場感が味わえる! そんな最新の立体音響技術「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」を使って、a-nationの東京公演が生配信されるのはご存じですか? 知らない? それはもったいなさすぎる! というわけで、まずは大阪会場の体験ブースでその威力を体験してきましたよ!
そもそも「ドルビーアトモス」って何なの? って方も多いですよね。これは、「頭上を含めあらゆる位置に音を定位、移動させて、3次元でサウンドを表現する立体音響技術」なんです。……え、余計に何だか分からない?(汗) えー、最近だと、映画館なんかでこの表示を見かけたことがある人もいるかもしれません。例えば頭上をジェット機が飛び去っていった時に、本当に頭の遥か上を後ろから前に「ブォーーーー!」という音が通過していくアレです。
実は今年のa-nation東京公演は、この「ドルビーアトモス」を使って生配信されているのです。映画館でも「すげー!」と思うあの「ブォーーーー!」が、ライブ配信に応用されたらどうなっちゃうのか? いや、考えただけでも楽しみです。
ってことで、「a-nation」大阪会場のヤンマースタジアム長居へ。こちらのdTV&dTVチャンネル特設ブース「SOUND BLOOMING GARDEN」では、その生配信と同じ「ドルビーアトモス」音声でのライブ中継が体験できてしまうのです。
ブースで体験できるのは、一部出演アーティストのライブ映像となります。選んでヘッドフォンをかけると、
うぉーーーー!
目の前で歌い踊っている歌声、MCの声が鮮明なのは言うまでもないですが、やっぱりすごいのはアリーナ中から聞こえてくる歓声。後ろの方から、右から、左からと音が押し寄せてきて、ホントに大迫力。
「ヘッドフォンで普通にライブを聞いてても、歓声は聞こえるよ?」という方、それはハッキリ言って甘い! ライブ映像を普通のステレオで聞いてると、演奏・歌声・歓声はひとかたまりで聞こえてきますよね? だからライブ会場で言えば、スタンド後方にいる感じ。でも「ドルビーアトモス」だと、本当にアリーナ前方にいるかのような気分になれてしまうのです! いや、コレ本当にスゴイですよ!
……って、言葉でいくら説明しようとしても「すげー!」「うぉー!」って、ヒジョーにボキャブラリーの少ない人みたいになっちゃうので(すでになってる)、ここは体験レポート漫画で味わっていただきましょう!
この「ドルビーアトモス」によるa-nation東京公演生配信の対応端末は、Galaxy S9 SC-02K、Galaxy S9+ SC-03K、HUAWEI P20 Pro HW-01K、AQUOS R2 SH-03Kの4機種。dTVチャンネル内のa-nation特設ページから視聴可能です。
これならスマホひとつでその場にいる気分が味わえてしまいそう。いろいろあって会場には足を運べないという人も、8月25日、26日はこの生配信で、味の素スタジアムのアリーナに瞬間移動ですね!
※Dolby, ドルビー、Dolby AtmosおよびダブルD記号はドルビーラボラトリーズの登録商標です。
※Bluetoothイヤホンは、ドルビーアトモスに対応しておりません。
※AQUOS R2はイヤホンマイク端子からの出力のみドルビーアトモスに対応しております。
※「AQUOS/アクオス」はシャープ株式会社の商標または登録商標です。
※HUAWEI P20 Proの本体スピーカーでの視聴時は、本体を横向きにしてドルビーアトモスをお楽しみください。
【a-nation 2018 supported by dTV & dTVチャンネル 東京公演|dTVチャンネル】
https://dch.dmkt-sp.jp/special/a-nation2018/
ライター
高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。