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検証‼ “ピコ太郎”の「ララバイラーラバイ」を聞いた動物たちは、眠りにつくのか…? 早速、試してきた。

ピコ太郎

検証‼ “ピコ太郎”の「ララバイラーラバイ」を聞いた動物たちは、眠りにつくのか…? 早速、試してきた。

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あの「PPAP」から早1年。世界を躍らせた“ピコ太郎”の次なる挑戦は、愛する人を寝かせる…⁉

「愛する人を、寝かせたい」。そんなキャッチコピーで紡ぎだすのが、アニメ『ピコ太郎のララバイラーラバイ』 だ。「lullaby(ララバイ)」は、子守歌という意味で、子どもを寝かしつけるときに歌われる歌のこと。小さいころ、寝る前に親から本を読んでもらったり、歌を聴きながら深い眠りについたことだろう。
世界中の誰もが知っている「おとぎ話」の主人公のもとに“ピコ太郎”が訪れるというのがコンセプト。各話が3分で完結するショートストーリーになっている。
企画・原案は、すべて“ピコ太郎”のプロデューサーの“古坂大魔王 ”。世界中を躍らせた“ピコ太郎”は、つぎに世界中に良質な眠りをお届けしようと企んだのか―。

早速、無料公開されている第1話の「マッチ売りの少女」を見ていただきたい。


まさかの「マッチ売りの少女」の世界に、「カップラーメンと手羽先」がジョインしている。
しかも、一度聞いたら忘れられなくなるフレーズ。驚くべきことに、この物語には台本は一切ない。すべて“ピコ太郎”が即興で、アニメクリエーターの谷口崇監督が描き下ろしたイラストからインスピレーションを受けて作っているのだ。天才か…。しかも、谷口監督のイラストもシュールでこの“ピコ太郎”版「おとぎ話」の世界観を見事に体現している。
 
なお、Web限定版では、「マッチ売りの少女」の他、「シンデレラ」、「みにくいアヒルの子」が公開されている。誰もがおなじみのストーリーばかりだ。ご存知の方も多いかもしれないが、アニメ『ピコ太郎のララバイラーラバイ』は、テレビ東京系にて毎週水曜日の22:48~放送されていた(現在は放送終了)。その『ピコ太郎のララバイラーラバイ』が、2017/10/27(金)にDVDで発売されることになった。今まで放送されてきたすべてのストーリー(全12話※Web限定版を含む)と豪華特典付き。見逃した方も、初見の方も“ピコ太郎”の新感覚ベッドタイムストーリーをたっぷり堪能できるチャンスだ。


●タイトル:『ピコ太郎のララバイラーラバイ』
●発売日: 2017/10/27(金)
●価格:4,860円(税込)4,500円(税抜)

●商品詳細
初回仕様: クリアケース仕様
収録内容: 全12話+特典映像
初回特典(封入):特製アイマスク
永続封入特典:ブックレット

“ピコ太郎”が歌っている主題歌の「ララバイラーラバイ」にも注目したい。“ララバイラ~ラバイ~オヤスミラ~ラバイ♪”というメロディックなスタートで、うっかり寝落ちするかと思ったら大間違いだ。“ピコ太郎”の雄叫びで、曲調が180度かわる。回るミラーボール、踊り暴れる“ピコ太郎”……。何度も聞いていると、勝手に脳内再生してしまう。


「ララバイラーラバイ」が脳内再生している最中に、私はあることを思い出した。そもそもこの曲のテーマは、「愛する人を寝かせたい」だった。私は、これを“ピコ太郎”からの挑戦状と受け取った。
「愛する人を、寝かせたい」は、動物界にも通じるのか……⁉ そんな声が聞こえてくるような気がした。
その瞬間、私の足はアニマルカフェがひしめく“もふもふもの聖地”、池袋へ向かっていた…。

検証!「ララバイラーラバイ」は、“もふもふアニマル”にも通じるのか⁉ 早速、試してきた。

猫、うさぎ、フクロウ、犬…。もふもふアニマル界を代表する選手が集まった。“ピコ太郎” vs “もふもふアニマル“。ルールは、各アニマルたちの前で“ピコ太郎”の「ララバイラーラバイ」のMVを再生する。そのままぐっすり眠ったら、“ピコ太郎”の勝ちである。早速、やってみた。

・ エントリーナンバー1番:猫の“くろすけ”(種類:ミヌエット)

漆黒の毛並みに、ところどころシルバーのメッシュが入った “くろすけ”。まさにキングオブもふもふ。
“寝起きドッキリ”を仕掛けたところ、黄色い目を見開き、完全に見下された…。 これはプライド高そう!
「ララバイラーラバイ」を流しても、聞いてないふりして、どっか行っちゃいそう…
そんな一抹の不安を感じながら、おそるおそる聞かせてみた。 


モニターの前でゴローーーンと横になった“くろすけ”。先ほどのプライドの高さは何処へ…。なんと、ハイテンションな「ララバイラーラバイ」は、猫にリラックス効果をもたらした。
そこに、ソマリという猫種の “よりとも”がやってきた。

まさかのバトル開始‼ リラックスしていたところを邪魔されて激オコの“くろすけ”。その剣幕にタジタジの“よりとも”。その横であざ笑う“ピコ太郎”…。実にシュールな画である。ようやく“くろすけ”がいなくなり、モニターの前を陣取る“よりとも”。
もう一度「ララバイラーラバイ」を流してみる。 


ノックアウトッ‼まさに猫に“またたび”……ならぬ、猫に“ピコ太郎”だ。

結論:「ララバイラーラバイ」を聞いた猫は、ノックアウトされる
(しかし、寝てはないのでドローってところだろう)

・エントリーナンバー2番:うさぎの“たま”(種類:ライオンロップ) &“びびさま”(種類:ドワーフホト)

続いて、うさぎ。あらかじめオーナーに聞いたところ、「 予想としては無反応だと思います」という回答が来た。
なんでもうさぎは、普段から非常に耳がよく、たくさんの音を聞いて危険を判断しているため、1つの音だけ聞いて動き出すことはないだろうとのことだった。そこをひっくり返すのが、天才エンターテイナーの“ピコ太郎”だ。早速、お店のボスうさぎである“たま”と看板うさぎの“びびさま”にチャレンジ!


“たま”


“びびさま”

まずは、“たま”から挑戦だ‼

“ピコ太郎”がドアップになった瞬間、逃走……。
その場には見事に“たま”のカケラが残されていた(笑


“たま”はソファの影に隠れ、不安そうな顔でこっちを見ている。もはや戻ってこれない。寝るどころか、相当ビビってしまった。
そんな“たま”の様子をみて、ビビる“びびさま”で挑戦を試みるも、その甲斐なく“びびさま”も逃走…。
無反応だろうと思っていたオーナーの予想は見事に裏切られ、うさぎたちにとって“ピコ太郎”は 悪者になってしまった…。

結論:「ララバイラーラバイ」を聞いたうさぎは、逃走する
(勝ち負けでは、まったく寝てないのでうさぎの勝ち‼ )

・エントリーナンバー3番:ふくろうの“元気”(種類:アビシニアンワシミミズク)&“レオ”(種類:メンフクロウ)

アビシニアンワシミミズクの“元気”くん。貫禄たっぷりで、強面だが…じつはこの “元気”は、まだ生後半年の赤ちゃんフクロウなのだ。早速、チャレンジ‼


モニターにくぎ付けになる“元気”。寝るどころか微動だにせず、画面一点を見つめる。


最初は軽くリズムをとってるようだが、ピコ太郎のドアップになると新しい世界へと飛び立っていってしまった…。


続いて挑戦したのが、まっしろな体毛をもつ癒し系フクロウの“レオ”。こぶりで好奇心が旺盛なメンフクロウだ。


なんと、“ピコ太郎”の音楽が流れだすと、リズムに乗って体を動かし始めたのだ。
まさにノリノリである!

結論:「ララバイラーラバイ」を聞いたフクロウは、ノリノリになる!(だがドアップには驚く)
(寝るどころか、覚醒しちゃったので、フクロウの勝ち‼ )

・エントリーナンバー4番:犬の“ララ”(種類:シーズー) 


さて、最後のエントリーはシーズーの“ララ”だ。ちなみに、今までの勝負は、“ピコ太郎”2敗1引き分け。これがラストチャンス‼
実はこの“ララ”ちゃん。すでに最初から眠たそう。これはチャンス到来か⁉ 


眠るかと思ったら…起きてしまった! 誰も眠らせることができないんじゃないかと、あきらめかけたその瞬間‼ 


おっと、“ララ”ちゃんここで大きなあくび。そして、まさかの“ピコ太郎”の「おやすみなさい」という合図で……。

寝てしまった‼ そして、気づいたら横にいたトイプードルの“アン”と“ミツ”まで、見事に、ノックアーーーーーーウトッ‼ ついに“ピコ太郎”、最後にして犬3匹を眠らせることに成功した。
 
結論:「ララバイラーラバイ」を聞いた犬は、スヤスヤ眠りにつく
 (一挙にワンちゃん3匹! “ピコ太郎”の大勝利‼ )
 
さすが、はるか昔から人間と共に生活をしてきたワンちゃんたち、空気を読んでくれてありがとう‼(笑)こうやって“ピコ太郎”からの挑戦状に翻弄され、長い1日が終わった。すっかり疲れきった私は、まだまだ「ララバイラーラバイ」がエンドレスに脳内再生されている中、深い眠りについたのだった……。


「おやすみなさい」

撮影協力

「Cat Cafe ねころび」
住所: 東京都豊島区東池袋1-28-1 タクトT・Oビル3F
TEL: 03-6228-0646
営業時間: 11:00~22:00
最寄駅: JR池袋駅・有楽町線池袋駅
URL: http://www.nekorobi.jp/


「うさぎカフェ うさびび」
住所: 東京都豊島区池袋2-42-9 中川ビル 5F
TEL: 03-6914-2557
営業時間: 11:00~21:00(水曜定休)
最寄駅: JR池袋駅
URL: http://usabibi.net/
 

「あうるぱーくフクロウカフェ池袋」
住所: 東京都豊島区西池袋3-30-11泰共フラットビル2F
TEL: 03-3984-1097
営業時間: 11:00~20:00※最終入店19:30(木曜定休)
最寄駅: JR池袋駅
URL: http://www.owlpark.tokyo/


「いぬのじかん」
住所: 東京都葛飾区青戸7-24-3
(時々、豊島区大塚でも開催します)
TEL: 070-4385-8373
営業時間: 11:00~20:00 (完全予約制)
最寄駅: 京成線青砥駅・JR亀有駅
URL: http://ootukainuyashiki.blog121.fc2.com/
 
※当取材は、ご協力店舗の指導を受けながら、動物に配慮しながら実施いたしました。実際にご協力店舗で音や動画を流す行為については、ご遠慮ください。
 

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記事情報

武田真那実

ライター

武田真那実

編集兼ライター。グルメ系、住宅系メディアへの執筆多数。趣味は全国の温泉地めぐりと、グルメ開拓。最近「日本酒」の奥深さに目覚め、酒蔵巡りもやっています!トランジットデザイン社所属。