グループ誕生からの6年間の集大成、さいたまスーパーアリーナの2デイズ公演『E-girls LIVE 2017 ~E.G.EVOLUTION~』(2017/07/15(土)~2017/07/16(日)を終えた“E-girls”。今までリーダーとして“E-girls”を引っ張ってきたDream Ayaにとってのラストライヴ、そして19人体制の“E-girls”として最後のライヴは感動のうちに幕を閉じた。
そしてこの夏から“E-girls”と同グループにまつわるメンバーは全て“E.G.family”となり進化する!計7グループのメンバー、その個性まで含めてたっぷり紹介しよう。
1)これまでのE-girlsをおさらい
“E-girls”の誕生は2011年4月。実力派ガールズグループの“Dream”、それに“EXILE”所属の芸能事務所LDHが運営するダンススクールEXPGから選ばれたメンバーによる“Happiness”、“Flower”の2つの女性グループを結集させたガールズエンタテインメントプロジェクトとしてスタートした。
デビュー以来4枚のオリジナルアルバムはすべて初登場オリコン1位を記録し、4年連続で紅白歌合戦に出場と、人気はうなぎ登り。2014年から3年連続で行われた全国アリーナツアーは年々規模も拡大し、関東圏では日本武道館・代々木第一体育館・さいたまスーパーアリーナといったアリーナ会場を次々制覇。
当時“E-girls”を目指す女の子たちに道を作るべく、ダンススクールEXPG内に次代を担う“E-girls”候補生たちの育成組織として“Rabbits”(高校生以上世代)、“Bunnies”(中学生以下世代)を設立。さらにスクールにはその座を目指す女の子たちが…という“E-girls Pyramid”と呼ばれる体制を構築。ただ憧れるだけでなく、女の子たちの夢を現実に変える形を作り上げた。
さらにメンバーのソロ活動やユニットも拡大していく中で、今年6月に発表されたのが「“E-girls”再編」。現在19人からなる“ E-girls”が11人体制に、そして新たに誕生する“E.G.family”の一員として活動することが発表された。
これまで“ E-girls”を支えてきた19人が「“E-girls”がこれからも輝き続けるためにどうするべきか」について何度も話し合い、お互いの夢を共有し、お互いの夢を尊重しあったことで生まれた新体制。それが7つのアーティストによる“E.G.family”なのだ。
2)ひと目でわかる新体制“E.G.family”の19人と各グループ
“E.G.family”という巨大な船を共に漕ぎ出した7つのグループ。グループとして最大規模の“E-girls”、そして“Dream Ami”、“DANCE EARTH PARTY”、“Happiness”、“Flower”、“ShuuKaRen”、“スダンナユズユリー”で構成される。
これまで19人体制だった“E-girls”は11人となり、この6年間を“E-girls”として支えてきた“Dream”のメンバー3人が揃ったライヴとしては『E-girls LIVE 2017 ~E.G.EVOLUTION~』がラストライヴとなった。しかし“Dream”の3人は今後も“E.G.family”のメンバーとして、それぞれ活動をしていく。
3人の今後だが、リーダーとして今までグループを引っ張ってきた“Dream Aya”は、ヴォーカル&パフォーマーとしては引退。これからはチーフ・クリエイティブ・マネージャーとして“E.G.family”の制作活動をサポートしつつ、フォトグラファーやグラフィックデザインといったアーティスト活動を行う。そして“Dream Ami”はソロ活動を、“Dream Shizuka”は“DANCE EARTH PARTY”の一員として活動に専念と、これからもそれぞれの彼女たちしか出来ない道で楽しませてくれそうだ。
<Dream Aya>
3)姉妹ユニットに“EXILE”メンバーとのユニットも!個性豊かな7つのグループ
では“E.G.family”に所属するそれぞれのグループについて解説しよう。
<E-girls>
言うまでもなく、本格的なダンスパフォーマンスを武器に活躍する日本随一のガールズエンタテインメントグループ。誕生当初は“Dream”、“Happiness”、“Flower”の3グループを中心に構成された19人だったが、6/5の新体制発表後からは11人体制になった。
11人による新生“E-girls”として最初のシングル「Love ☆ Queen」を本日7/26にリリース。
“E-girls”史上初となるアメリカのラスベガスでの撮影は、砂漠から大都会まで縦横無尽に駆け抜けるタフでセクシーな彼女たちの今を見せるにぴったり。ピンヒールを履いたパフォーマンスも見どころだ。
【E-girls OFFICIAL WEBSITE】
http://e-girls-ldh.jp/
<Dream Ami>
“E-girls”で唯一ソロ活動をしていた“Dream Ami”は、これからより本格的にソロアーティストとしての活動を始める。
7/12にはソロ5枚目のシングル「君のとなり」をリリース。前シングル「はやく逢いたい」に続き自ら作詞を手がけ、全編スマートフォンで撮影されたミュージックビデオも話題に。“E-girls”時代とは違った、より等身大の彼女を伝える曲はさらに幅広い共感を得ていきそうだ。
10/4には1stアルバム『Re: Dream』のリリースを、11月には初の単独ソロ・ツアーとなる「Dream Ami 1st. Live Tour 2017 ♡ Re: Dream」の開催も決定している。
【Dream Ami】
http://ami-ldh.jp/
<DANCE EARTH PARTY>
“EXILE USA” が、世界各国を訪れて学んだダンスの体験を書籍や舞台といった形で表現するプロジェクトからスタートした「DANCE EARTH」。“EXILE TETSUYA”、“Dream Shizuka”が加入し、「ダンスでアースをハッピーに。」を合言葉に “DANCE EARTH PARTY”が結成された。
“Dream Shizuka”は再編成後にこのグループに専念することを発表しており、“DANCE EARTH PARTY”ならではの、世界中に溢れているダンスの魅力を伝える道に進む。
その活動の大きな軸のひとつである野外フェス『DANCE EARTH FESTIVAL 2017』 (2017/10/14(土)~2017/10/15(日)・幕張海浜公園Gブロック)も既に発表。
【DANCE EARTH PARTY】
http://avex.jp/dep/
<Happiness>
激しいダンスとパワフルなダンスミュージックが特徴の“Happiness”。
これまでは全員“E-girls”兼任だったが、今後はMIYUUと川本璃が“Happiness”に専念することに。 “Happiness”のリーダーであり、振り付け担当でもあったMIYUUはこれを機にコレオグラファーとしてさらなる成長が期待される。また川本は“Happiness”のヴォーカリストとしてより磨きをかける。9/20にはニューシングル「GOLD」のリリースが決定しており、新たな刺激を受けた“Happiness”が楽しみだ。
【Happiness OFFICIAL WEBSITE】
http://happiness-ldh.jp/
<Flower>
鷲尾伶菜のヴォーカルを軸にしたドラマティックな世界観が魅力の6人組グループが“Flower”だ。
今回の再編成で“E-girls”からは藤井萩花・重留真波・中島美央の3人は“E-girls”からは離れ、“Flower”はもちろんそれぞれの分野での活動やユニット活動により力を入れていく。8/23にはニューシングル「たいようの哀悼歌」をリリース。
【Flower OFFICIAL WEBSITE】
http://www.flower-ldh.jp/
<ShuuKaRen>
“Flower”の藤井萩花、“Happiness”&“E-girls”の藤井夏恋の姉妹によるユニット。
普段はパフォーマーである萩花がヴォーカルを披露し、夏恋のクールなラップで斬り込むスタイリッシュなスタイルは唯一無二。2017年秋には新曲を発表することを予定している。
【ShuuKaRen OFFICIAL WEBSITE】
http://www.shuukaren-ldh.com/
<スダンナユズユリー>
YURINO(“E-girls”&“Happiness”)、須田アンナ(“E-girls”&“Happiness”)、武部柚那(“E-girls”)の3人によるガールズヒップホップユニット。ダンスもヒップホップも大好きな3人が、歌詞やラップ・ダンスも全て自分たちで考える1ヴォーカル&2MCスタイルのグループだ。
8/9にはニューシングル「CALL ME NOW」がリリース!
【スダンナユズユリーofficial website】
http://sudannayuzuyully-official.jp/
ここまでの各グループの情報を見ればわかるとおり、ほとんどのグループがこの夏~秋にかけてのニューリリースを発表している。これまでグループの全体が“E-girls”だったけれど、“E.G.family”体制では“E-girls”もファミリーの中の一グループ。これまでとは違ったグループ同士が切磋琢磨する光景が見られるのではないだろうか。
新たなガールズエンタテインメントの地平を切り開く“E.G.family”の活動に目が離せない。