夏といえば真っ青な空と真っ青な海。そしてそして夏フェスですよーーーー!! 夏フェスーーーー!!(大事なことなので2回言いました)
どうせ暑い夏ならば、心地よい音楽にノッて踊って夏を満喫したいですよね! でも夏フェスって行ったことないし…と、初心者が不安に思う気持ちもごもっとも。
そこで今回は夏フェス玄人の先輩3人に、夏フェスの心得を聞いてきました! この記事を読んで、めざせ夏フェスデビュー!!
夏フェス先輩プロフィール
(右から)
藤原さん 30代 会社員
はじめての夏フェスは、友達に誘われて行った初開催だったROCK IN JAPAN(2000年)。毎年FUJI ROCK(以降フジロック)へ参加。国内フェス経験約20回。
土佐さん 30代 会社員
クラブ系のフェスへ通っていたが、SUMMER SONIC(以降サマソニ)ではじめての夏フェスデビュー。以降、FUJI ROCK等にも参加。国内フェス経験16回。
弥生さん 30代 会社員
サマソニで夏フェスデビュー。メタル好きで、1人で海外のフェスにも何度も参加する国際派。国内フェス経験17回、海外フェス経験はイギリス2回、フィンランド2回、スウェーデン1回、イタリア1回。
夏フェスの種類は2つ! どっちから行く?
―夏フェスにはどんな種類があるんですか?
藤原さん) 大きくは、都市から近いドームや公園等を使って行われる都市型と、山の中等自然の中で行われる郊外型がありますね。都市型は、例えばサマソニとかa-nationも都市型になりますね。郊外型だと、FUJI ROCKとかROCK IN JAPANが有名だと思います。
弥生さん)最近だと、音楽ももちろん聴けるけど、物販とか体験型のワークショップとかがあるフェスも増えてきてるんですよね。フード系のフェスっぽい感じだけど、音楽もやってるとか。
土佐さん) そうですね。子ども連れの人も増えているので、子どもが遊ぶスペースが増えてきている気がします。あと結構のんびりできるエリアも増えてきてたり、子どもは小学生まで無料(親の同伴必須)っていうフェスもあったりして、家族でも行きやすくなってるんじゃないですかね。
藤原さん) 夏は毎日どこかしらでフェスをやってる印象ですね。北海道のRISING SUNとか、静岡のSPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWERとかが自分の周りだと人気です。だから、今は地方に住んでいてもフェスは行きやすいんじゃないかな。
―都市型、郊外型のそれぞれのいいところはどこですか?
藤原さん) 都市型はやっぱり気軽に行けるし、準備が楽なところが魅力ですかね。サマソニとか大きなものもあるけれど、最近は大きめの公園とかでフリーフェスをやっていたり、いくつかのライヴハウスが共同でフェスをやっていたりするので、初心者が一人でも行きやすいんじゃないかな。
土佐さん) 都市型は会場があまり広くないので、色んなアーティストを見るのにもいいですよね。 私は郊外型によく行くんですけど、郊外型は好きな時に寝て、好きな時に音楽聞いて、自然の中で非日常感を味わえるっていうのがすごく好きです。
藤原さん) 分かります! 郊外型はちょっと旅行に行くみたいな感じもありますよね。最近はフェス内に体験コーナーがあって、カヌー等で遊べたりもしますし。それと自分は初詣みたいな感覚もあります。あの場所に行くと、ああ、帰ってきたーみたいな気持ちになるんですよね(笑)。
【フェスの種類まとめ】
・都市から近い場所で行われる都市型と、山等自然が多い場所で行われる郊外型がある
・音楽フェスといっても、食事が豊富だったり体験コーナーがあったりと、家族で楽しめるフェスも増えてきている
・都市型は気軽に行けて便利。郊外型は旅行に行くような非日常感を味わえる。
都市型・郊外型 それぞれの準備は違う?
―夏フェスに行くならこれを持っていけ! というアイテムはありますか?
土佐さん) 日焼け止めはマストですね。スプレー型もありますが、水分に弱く、あまり長い間効果が続かないので、手で塗るタイプの方がいいと思います。あとは普通のタオルの他に、ひんやりタオルっていう濡らすだけで冷たくなるタオルも熱中症対策におすすめです。
弥生さん) 熱中症でいうと、最初の飲みものは凍らせたやつを持っていくといいですよ。夏だと結構すぐぬるくなっちゃうので。あと暑いとベタベタしてくるので、汗拭きシートとかウェットティッシュを私は絶対持っていきますね。
藤原さん) 手が洗えないときもありますもんね。あ、ただ、夏フェスと言っても都市型と郊外型では結構装備が違いませんか?
─お、それ詳しくおねがいします!
藤原さん) 郊外の方は、夏といっても夜は結構寒くなったりするので、防寒対策も必要じゃないですか? 薄手の長袖とか、ウインドブレーカーとかでいいので、上着を持っていった方がいいと思いますね。
土佐さん) ですね! あと、山の中は虫が多いので、虫除けスプレーも必須です。オーガニックの虫除けだと、顔にもバンバン使えるし、臭いもハーブの香りなんですよ。でも一番は雨対策かな。ゴアテックス素材のジャンパーとか、ポンチョなんかがいいと思います。
藤原さん) 1日中雨で外にいる可能性もあるので、あまり安いカッパ等よりは、しっかりと雨をしのげるものがいいですよね。
土佐さん) そうですね。足元は、野鳥の会が出している長靴を私は愛用しているんですけど、これ何がいいって、すごく軽い上に丸めて持ち歩けるんですよ! その分ソールが薄いんだけど、中敷きに低反発とかちょっと高いものを入れて工夫しています。
あと、レジャーシートだと雨の日は座れないので、折りたたみイスを持っていっています。たたみにくいイスだと、頭に乗せて移動することになるので、自分は小さくしやすいヤツを選んでます。
藤原さん) 自分は、靴はトレッキングシューズにしてますね。多少の雨なら大丈夫ですし、やっぱり歩きやすいっていうのが強い。
─逆に、都市型フェスはこれが必要っていうものはありますか?
弥生さん) 荷物を置いておく場所もないので、都市型だと逆に荷物は少なめがいいと思います。ただ夕立もあるので、カッパとスマホの防水ケースは必要ですね。あと最前列とかで暴れたい人は替えのTシャツは持っていった方がいいかもしれません。
土佐さん) 防水ケースは大切ですよね! フェスのトイレって汲み取り式が多いんですけど、スマホをポケットとかに入れてると結構落とす人が多いんですよね…。4日間参加するフェスで、1日目から落としてる人がいて、すごく大変そうでしたよ。雨が降っても防水ケースに入れてれば安心だし、これこそ必携ですね。
藤原さん) 充電ケーブルとかモバイルバッテリーも雨に塗れると使えなくなっちゃうんで、ジップロックとかに入れておくといいですよね。
弥生さん) そうですね。結構待ち時間とかでスマホをいじることも多いんで、モバイルバッテリー自体を2~3個持っていくのも重要かも。あ! あと、女性は生理用品も持っていった方がいいですよ! なかなか買えないので……。
─た、確かに! それは見落とすと大変ですね。でも、都市型は簡単に行けそうですが、やっぱり郊外型のフェスが結構荷物を持っていくのも大変そうですね。テントエリアに泊まる人は、今まで挙げていただいたものの他に、テントも持っていくんですよね?
藤原さん) そうですね。でも、テントエリアは食事禁止とか決まっているので、泊まるのに必要なのって結局寝袋とテントくらいなんですよ。それに、荷物は宅急便で行きも帰りも送れるので、荷物は少なくできるし、車が無くてもシャトルバスもあります。逆に近くの宿泊施設に泊まろうと思ったら、1年前から予約しないと埋まっちゃうので、それも違う意味で大変かも……。
─1年前……! そう聞くとテントの方が簡単に思えてきました。
【夏フェス先輩おすすめ必須アイテムまとめ】
※記事の最後にもアイテム紹介あり!
◎都市型・郊外型共通
日焼け止め、ひんやりタオル、凍らせた飲みもの、スマホの防水ケース、モバイルバッテリー、ジップロック
◎都市型
替えのTシャツ(前に行く人)、カッパ
◎郊外型
虫除けスプレー(オーガニックだとなお良し)、ウインドブレーカー等の防寒対策、長靴やトレッキングシューズ等の歩きやすい靴、ゴアテックス製等の上着
フェスをもっと楽しむコツはこれ!
─ここまで、夏フェスに必要なものを伺ってきたんですが、楽しむためにあえてしていることってありますか?
弥生さん) 自分の好きなアーティストだけじゃなくて、それ以外のアーティストも見てみることですかね。オープンな気持ちで見てみると、『あ、この人いいじゃん!』っていう新たな出会いがあるので
土佐さん) 私は、ルミカとかペンライトみたいな光り物をたくさん持っていって、みんなに配ってますね。みんなで一緒に光らせてると一体感もあってすごく楽しいんですよ~!
藤原さん) 自分は、ちょっと2人と違うんですけど、見たいアーティストがいても無理をせず適度に休むことと、職場で「この時期は休む人だ」っていうイメージの周知をしておくことですね。
土佐さん・弥生さん)それは絶対大事!
誰でも最初は初心者! 夏フェス先輩たちの失敗談
─みなさん、すごく玄人感がするのですが、初心者の時はやっぱり失敗したりしたんですか?
土佐さん) もちろんしました! 身一つで3日間の郊外型フェスに行って寒くて後悔したり、雨の中サンダルで行って丘から滑り落ちたりしましたよ(笑)。
藤原さん) 自分は携帯電話が雨で濡れてしまって、電源が入らなくなって、友達と再会できないかも! ってことがありましたね。結局荷物の一時預かり場所でずーっと待ってて会えたんですけど、その友達の車で来てたんで、会えなかったら本当にやばかったです(笑) いざというときの待ち合わせ場所は決めておいた方がいいかもしれませんね(笑)。
弥生さん) これを読んでいる方には、私たちの失敗から得た知識を活かして、参加して欲しいですね!
─かなり活かせそうな内容をお聞きできたと思います! それでは最後に夏フェス初心者の方にメッセージをおねがいします!
弥生さん) ビビらず行きましょう! 行ったら絶対楽しいですよ! 好きなアーティストのTシャツを着てる人がいたら、話しかけて仲良くなっちゃうこともありますよ。
藤原さん) 1人で行く人は、ミクシィ等で事前にコミュニティに参加しておくのも手。ミクシィは音楽系のコミュニティや、こういったフェスのコミュニティが盛んなんですよ。行きたいんだけど、って悩んでるならまずは1日からとか、日帰りのフェスからはじめて様子を伺ってみましょう。
土佐さん) フェスに行くと、どんどん好きな音楽が広がりますよ。人に迷惑をかけなければ楽しみ方にルールはないし、後から「行っとけば良かった」って思うくらいなら、絶対行った方がいいです!
弥生さん)そうそう。同じ環境、同じセットリストはもう二度とないですからね!
2017年の夏フェス紹介
夏フェスの心得を取得したところで、今年夏フェスデビューしたい皆さんに、今年開催される夏フェスを紹介!!
まずは都市型のフェスを紹介
『SUMMER SONIC 2017』
【日程】 8/19(土)~ 8/20(日) ※前夜祭の『ソニックマニア』は8/18(金)
【会場】東京: 千葉県 QVCマリンフィールド&幕張メッセ
大阪: 大阪府 舞洲サマーソニック大阪特設会場
【公式サイト】http://www.summersonic.com/2017/
通称・サマソニでは、海外アーティストと国内アーティストが程よいバランスで参加するので、洋楽派も邦楽派もどちらも楽しめちゃいます!
フェスの中でも珍しい取り組みが、「手ぶらでキャンプ」。これは、事前にチケット予約をしておくことで、着替えさえ持っていけばテントで泊まることができるというもの! キャンプ用具を持っていない、テントを張ったことがないなど、まさにフェス初心者には嬉しいですよね~!!
また、前夜祭にあたるソニックマニア(通称・ソニマニ)もお祭り気分を盛り上げてくれます! こちらは18日(金)22:00~5:00までのオールナイトイベント。こちらだけ参加するのももちろんアリですよ!
エイベックスからは“PIKOTARO(ピコ太郎)”、“TRF”、“東京スカパラダイスオーケストラ”、“大森靖子”、“たこやきレインボー with なにわンダーたこ虹バンド”、“FAKY”が出演予定となっています。
『a-nation 2017』
【日程】 8/26(土)~ 8/27(日)
【会場】東京都 味の素スタジアム
【公式サイト】http://a-nation.net/
2016年は22万5千人を動員したこちらのフェスは今年で16回目! “浜崎あゆみ”が14回目の大トリを務めるほか、“AAA(トリプルエー)”が1日目に初めてのトリを務めます。
“EXO(エクソ)”や“lol-エルオーエル-”“iKON(アイコン)”など、K-POPアーティストも多く出演するa-nationですが、今年は8月に日本デビューする韓国の女性4人組、“BLACKPINK(ブラックピンク)”も出演する等、グローバルにPOPミュージックを満喫できちゃいます!!
チケット購入者は会場に行くと、もれなく「光るウチワ」がもらえます。記念にもなるし、アーティストの曲中に振れば会場での一体感も味わえますよー! もちろん屋外開催なので、暑さ対策に扇げるのも嬉しいですね。
『氣志團万博 2017』
【日程】 9/16(土)~ 9/17(日)
【会場】千葉県 袖ヶ浦海浜公園
【公式サイト】http://www.kishidanbanpaku.com/
「ありえないを形にする」がテーマとなっている、氣志團万博。
出演者は、ベテランの大物歌手から、ビジュアル系バンド、アイドル、そしてもちろん人気ロックバンドも。ジャンルレスなアーティストたちが一同に会します。これも、“氣志團”というアーティストの魅力のなせるワザ!! もちろん“氣志團”も毎日出演し、アーティストとのコラボレーションでたっぷり楽しませてくれますよ。これらのラインナップは活動歴も長く、多くのアーティストと親交の深い氣志團だからこそ、実現するラインナップではないでしょうか。
エイベックスからは“氣志團”はもちろん、“東京スカパラダイスオーケストラ”が初日に登場します。
郊外型フェスはこちら!
『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017』
【日程】 8/5(土)・8/6(日)、8/11(金)・8/12(土)
【会場】 茨城県 国営ひたち海浜公園
【公式サイト】http://rijfes.jp/
通称・ロッキンと呼ばれるROCK IN JAPAN! もう夏フェスの登竜門といっても良いかもしれませんね。
音楽雑誌『ロッキング・オン』の創設者でもある渋谷陽一さんの、「日本人アーティストだけでロックフェスを行いたい!」という願いから生まれたのが、この夏フェス。2014年から4日間の開催となり、合計27万人が熱狂しました! ロックに限らず、さまざまなジャンルから豪華アーティストが出演するほか、ダイブなども禁止しているため、初心者にも参加しやすいのではないでしょうか!
さらに、ロッキンでチェックしたいのが充実のグッズたち! 過去には海外人気キャラクターとのコラボTシャツを出すなど、グッズにも力を入れているのがこのフェスの注目ポイントの一つです。ファッションブランドとコラボすることは他のフェスでも増えてきましたが、キャラクターとのコラボはロッキンが種類豊富なので、ぜひチェックしてみて下さいね!
エイベックスからは “大塚 愛” 、“大森靖子”、 “シシド・カフカ”、“SKY-HI & THE SUPER FLYERS(スカイハイアンドスーパーフライヤーズ)” 、“東京スカパラダイスオーケストラ”、“ビッケブランカ”、“イトヲカシ”、“平井 大”、“SHANK”が出演予定となっています。
『FUJI ROCK FESTIVAL’17』
【日程】 7/28(金)~7/30(日)
【会場】 新潟県 湯沢町苗場スキー場
【公式サイト】http://www.fujirockfestival.com/
大自然と夏フェスといえばフジロック! というイメージも定着してきたのではないでしょうか。
キャンプを楽しむ人も多いフジロックですが、環境保全活動も来場者と共に行っていることから、「世界一クリーンなフェス」とも言われています。
開催場所は森や山であり、天候も崩れやすい場所です。しかし、そんな自然の中での非日常的な体験を、仲間や会場で知り合った人たちと共有することで生まれる一体感こそが、フジロックの最大の魅力とも言えるでしょう。
会場には4万人を収容できる大型のステージから、数十人規模の小さなものまで、さまざまなステージがあるほか、日中だけではなく、深夜にはDJイベントが開催されるなど、まさに一日中音楽が鳴り響くフェス。
ここで作る夏の思い出は、きっと忘れることができないでしょう!!
エイベックスからは“MONDO GROSSO” が出演予定となっています。
『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO』
【日程】 8/11(金)~8/12(土)
【会場】 北海道 石狩湾新港樽川ふ頭横 野外特設ステージ
【公式サイト】http://rsr.wess.co.jp/2017/
お盆の季節に北海道で行われる、通称・RSR。
2日目にあたる土曜日は、オールナイトでライヴが行われるため、みんなで日の出を拝んでから帰るのが醍醐味なんですって! まさに「ライジングサン」という名称のとおりですね!
野外フェスではゲート外にキャンプサイトがあることが多いのですが、RSRでは会場内に2エリアキャンプサイトが設けられています。 テントにいてもステージの音が聞こえてくるので、のんびりフェスを楽しむこともできますよ!
また、フェスの魅力の1つであるフェス飯も、地元の食材が使われた北海道の味覚もたくさん出店されています。ザンギにラーメン、スープカレーなど、迷っちゃいそうですね。
エイベックスからは“ビッケブランカ”“東京スカパラダイスオーケストラ”が出演予定となっています。
『New Acoustic Camp 2017』
【日程】 9/16(土)~9/17(日)
【会場】 群馬県 水上高原リゾート200
【公式サイト】http://newacousticcamp.com/
ゴルフ場の良質な芝生の上で、キャンプをしながら音楽を楽しめるフェス、それが通称・ニューアコ! 山とキャンプと音楽全てを等しく堪能できるアウトドアイベントです。
会場のオーナメントやオブジェも木製のものが多く、ぬくもりのあるオシャレな会場は、あらゆる場所がフォトスポットにもなってしまいます!!
ニューアコ会場内には、小川があったり、ワークショップが多く開かれていたりなど、家族みんなが楽しめるのも大きな魅力ですよ。
エイベックスからは“チャラン・ポ・ランタン”、 “大橋トリオ”が出演予定となっています。
夏フェスに行きたい気持ちは高まりましたか? 夏フェスをしっかり楽しむために、先輩たちがおすすめしたアイテムを参考に事前準備をしていきましょう!!
※出演予定は2017/6/20現在に発表されているものになります