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【lol-エルオーエル-】二転三転しまくった“人生”がコンセプトの『Life is』

2024.01.22
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音楽
インタビュー
約1年ぶりのアルバム『Life is』をリリースしたlol。『AMBER』で等身大の自分を表現したからこそ、人生をテーマとした作品を作ることができた」とメンバーは語ります。アルバムについてはもちろん、ライブ尽くしだった2023年も振り返ってもらいました!
 

ライブ、イベント尽くしだった2023年。接触も復活して嬉しさ倍増!


──まず振り返りから始めたいのですが、2023年はみなさんにとってどんな年でしたか。
 
honoka 1年がツアーから始まるのは、8年間のなかで初めてだったんじゃないかな。
 
moca 『lol live tour 2023 -AMBER-』からか。
 
直人 年を跨ぐことはあったけど、年明けからツアーが始まるのは初めてだね。
 
honoka だから、すごく新鮮でした。仕事始めがツアーリハからだったので、いきなりバタバタしていて、いつもよりあっという間に感じましたね。
 
直人 1日に2公演やったから、なおさらあっという間に感じたかも。年始めにツアーをしたことで、ファンの方から「2023年の印象がlol」という声もあがって、とても嬉しかったです。
 
──ツアー中に印象的だったエピソードは、ありますか。
 


moca いつもなら制作期間に入っている2月もツアーを回っていたので、初めてイベントと誕生日が被ったんです。鹿児島公演のライブ中にメンバーがケーキを出してくれたのが、とても嬉しかったですね。
 
直人 仕方なく、ですけど(笑)。
 
moca 前日の福岡公演が終わったあと、みんなで水炊きを食べているときにもケーキを出してもらっていたので、「もうないのかな」と思っていたんですよ。そしたら、まさかステージでもお祝いしてくれて。
 
直人 仕方なく、ね(笑)。
 
──パフォーマンスの面では、何が印象的でしたか。
 
直人 ずっと練習してきたトリッキングを、ファンのみんなの前でやっと披露できたのが、自分のなかでは思い出深いですね。もし失敗したとしても、そんなに大きな怪我はしないと思うんですけど、みんなに失敗したところを見せたくないと思うと、なかなか勇気が出なくて。だからこそ、本当に体力が奪われている終盤の「trigger」で、お披露目できたときは、すごく達成感がありました。『lol live tour 2023 -AMBER-』でちょっと吹っ切れたので、これからもいろいろ挑戦していきたいと思っています。
 
──昨年は『lol live tour 2023 -AMBER-』を筆頭に、『lol Live Circuit 2023』やイベント出演など、ライブ尽くしの1年でしたよね。
 
honoka 当たり前のようにライブをできる日常が、やっと戻ってきた感覚です。地方でのイベントにも出させてもらうなかで、夏祭りや花火大会、クリスマスマーケットといった催しが、たくさん復活したんだなとすごく感じました。
 
直人 いろんなところへ行ったよね。
 
honoka 新潟へ行ったり、青森へ行ったり、愛媛へ行ったり。
 
moca 毎週のように。
 


hibiki 面白かった! 2023年になってからは、久しぶりに接触が増えて、コミュニケーションも取りやすくなったよね。コロナのときって、ちょっと反応がわかりづらいというか。うちらが何を発信しても、ファンの子がSNSでくれる言葉しか手ごたえを感じられなかった。
 
moca リリースイベントも、コロナ禍はアクリル板があったもんね。あの頃はハイタッチすらできなかったけど、今は、ファンの人と直接触れあって会話だってできる。
 
──アーティスト側からしても、ファンと直接関われるのは特別なことなんですね。
 
直人 もちろん、SNSでコメントをもらうのも嬉しいんです。でも、直接会って言葉で伝えてくれるのって、ホンマに喜んでくれていることを表情で感じられるし、めっちゃ嬉しくて。今の時期やったら、寒いのに会場へ足を運んでくれることにも愛を感じるじゃないですか。家でゆっくり休みながら情報を追うこともできるのに、わざわざ来てくれるなんて、ありがとうでしかない。直接的な愛を感じて、嬉しさが倍増する感じはあります。
 
 
タイトル通り僕らの人生が詰まっている1曲、「Life is」
 
 
──lolは『AMBER』を機に、第2章へと突入していたかと思います。実際に新章を走り始めてみて、何か変わった感覚はありますか。
 
honoka 『AMBER』では「ありのままの姿でいたい」という想いを、第2章として掲げていました。そのうえで、いろいろなことに挑戦したり、ありのままの自分でできることと向き合ったり、それぞれが自分の個性や持っているものを発揮できた1年になったと思います。グループとしてはもちろん、個人としても。

直人 本当にありのままでいられたよね。僕の話になっちゃうけど、『ベストボディジャパン』に出るっていうのも、ありのままじゃないとできないなって思う。
 
hibiki パンツ一丁やしな。
 
honoka すべてをさらけ出してたもんな。
 


直人 けっこうメンバーにも迷惑をかけたと思うんですけど、それも全然感じさせずにいてくれて。僕がありのままでいれて、みんなも受け入れてくれたからこそ『ベストボディジャパン』に出場できた気がしますね。
 
hibiki めちゃくちゃ頑張っている姿を傍で見ていて、単純に刺激になりました。自分で選んで、過酷な道を行ってるわけじゃないですか。たぶん想像していたよりも辛かったし、まだまだ終わらないなって毎日のように感じていたと思うんです。そんななかでやり遂げた姿を見ると、こっちまで泣けてくるし「素敵な経験をありがとう」って思いました。
 
直人 パンツ一丁の姿に泣けたか!
 
hibiki そう~! 泣けた。
 
──個人の活動もあり、ライブ尽くしの1年となると、『Life is』の制作は忙しかったんじゃないですか。
 
honoka どのアルバム制作よりもバタバタしましたね。昨年の6月末くらいから動き始めて、みんなでいろいろな話をしながら、二転三転しまくって。
 
友祐 すべてが八転くらいしたよね。
 
honoka そうね。いろんなことがあったうえで、ベストを尽くした感じになっています。コンセプトも曲も初めに固めていたものとは、全く違う形になりました。
 


友祐 今回はアルバムに“人生”という大きなコンセプトを設けて、人生で感じる感情や出来事を1曲ごとにテーマとして落としこんでいます。前回の『AMBER』では自分の感情を書きたいという気持ちが強かったけど、『Life is』ではテーマに沿って歌詞を書いていきました。

──このタイミングで“人生”を打ち出す作品にしたのは何故ですか。
 
honoka 活動が8年目に突入して、各々が経験したことを発信できるところまで、やっと来たんじゃないかなって。
 
hibiki 昔はもっと理想の自分を演じていたというか。グループとしても個人としても「アーティストってこうじゃなきゃダメだよね」とか「グループってこう見せたいよね」っていうのを、優先していた感覚が強かったんですよ。でも、コロナ禍を経て、『AMBER』で第2のスタートを切ったことで、ファンの人へリアルな発信できるようになった。今のうちらはすごく等身大だし、lolとして生きてきた数年間を改めてみんなに感じて欲しいと思ったんです。発する言葉だけでなく、音楽を通して何かを届けられたらいいなって。

honoka 8年のなかで、ファンの子も親になったり結婚したりして、それぞれの人生を経験してるしね。だからこそ、人生にあるいろいろな出来事を、アルバムを通してシェアしたいと思っています。
 
──リード曲の「Life is」は、どのような曲になっていますか。
 


友祐 テーマは、感謝です。
 
moca 聴いただけでポジティブになれるような。
 
hibiki とにかく明るいよな?
 
honoka 芸人さん(笑)?
 
hibiki 本当に明るいし「楽しもうよ」みたいな感じ。
 
honoka ずっと「イエーイ」って言ってるよね。
 
友祐 lolは明るく感謝を伝えていこうよということで、こういったテイストになりました。
 


honoka この曲のラップを書いていて思ったのは、どうせ同じ時間を過ごすんだったらハッピーなほうがいいよねっていうこと。普段の自分は気持ちのアップダウンが激しいし、ネガティブになりやすいんですけど、「Life is」を聴いたとき「馬鹿っぽくていいな」と率直に思ったんです。その気持ちを「どうせならどんなときでも、あなたと乗り越えられたらいいよね」といった内容の歌詞にしました。「Life is」と出会ってポジティブな感情になれたというか。自分の感じ方次第で、見え方は変わるっていうことをすごく教えてもらいましたね。
 
友祐 MVでも自分たちが本当に楽しんでいるし、“Life is”というアルバムのテーマ通り、この1曲に僕らの人生が詰まっていると思います。
 
──「Life is」以外にも、メンバーが作詞作曲に携わった曲はありますか。
 
友祐 「愛のFlavor」は、自分とhibikiで作詞を共作しました。リズムの乗りかたがラテンっぽく情熱的な感じなので、テーマは“欲望”。恋愛をテーマにする予定はなかったんですけど、男女で歌詞を作ってみたいという気持ちがあったんですよね。「hibikiちゃーん、一緒に書いてよ」とお願いしたら、「いいよ」と言ってくれたので、大枠となる1番を自分が書いて、hibikiにアンサーを書いてもらう形で進めていきました。
 


hibiki 友祐のなかにすごく明確なものがあったので、それありきで書かせてもらった感じですね。これまでは、感情を思いだしたりメモを見返したりして作詞することが多かったんですけど、今回は友祐が求めているものに対してどうしたら答えを出せるんだろうという感覚に近くて。「友祐先生、これで大丈夫でしょうか」って感じでした(笑)。
 
友祐 だそうです(笑)。
 
──他にも携わっている曲は、ありますか。
 
友祐 「Light A Flame」も僕が作詞をしています。ラップを書いたのは初めてでしたが、すごく楽しいと思いました。曲によってふざけられるポイントって違うと思うんですけど、今回はラップパートで面白さを出したいと思い、ゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ』でネスが攻撃するときにいう「PKファイヤー」というセリフを入れています。キャラクターの声マネをしたテイクも録ったんですが、結果的にはカットしました(笑)。
 
honoka アホみたいに、めっちゃ何テイクも録ったんですよ(笑)。
 
友祐 想像通りにはならなかったんだよね。けっこう邪魔だった(笑)。
 
honoka けっこう浮いてましたね。
 
友祐 また、この曲はTOKYO MXの『ラグビー リーグワン2023-24』のタイアップソングに起用していただいたんです。楽曲選びの段階から「これは絶対にライブのオープニングでやりたい」と思っていましたし、歌詞も「今から始まるよ。準備はできているのか」といった相手を奮起させるような内容にしようと思って書いたので、ラグビーと聞いたときにぴったりやなって。すごく嬉しい気持ちになりましたね。
 
moca ハマってよかった。
 
友祐 あと、5曲目の「You…」も最終的には半分以上の作詞を担当しました。デモの段階からめちゃくちゃいいバラードで、どうしても女子メインでプロデュースしてみたくなって。やってみて改めて男女の難しさにも気づきましたし、人が書いた歌詞に合わせて自分の歌詞を書く楽しさも知りました。最近では作詞をするときに、「この人にはこのフレーズを歌ってほしいな」と想像しながら書いています。
 

メンバーそれぞれ、今の「Life is ○○」は?
 
 
──1曲目の「チグハグLOVE」は、虹色侍のずまさんが作詞作曲、プロデュースを担当されたそうですね。
 


友祐 僕たち、みんなでYouTubeの動画を観ているくらい、ずまさんのことが大好きなんです。「誰かセンスのいい人に曲を作ってもらいたい」と話をしているとき、たまたま共演する機会があって、「作ってくれたら嬉しいですよね」ってスタッフさんと話していたら、僕のいない間に話しかけていたみたいで。デモを3日くらいで作ってくれました。
 
honoka めっちゃ速かったよな。
 
友祐 しかも、そのデモが良すぎて。本当にいい感性で、リスペクトでした。
 
直人 レコーディングのときも、ずまさんがいろいろとディレクションしてくださったんです。めちゃくちゃ丁寧に向き合ってくださったので、嬉しかったですね。
 
──せっかくなので、アルバムタイトルにかこつけて、お一人ずつ今の“Life is ○○”をお伺いしてもいいですか。
 
honoka むずっ……。
 
直人 「Life is MUSCLE」?
 
honoka 絶対に変えるなよ(笑)。
 


直人 何をするにしても、僕はやっていることが筋肉に関わっているので。トリッキングもそうだし、『ベストボディジャパン』もそうだし、ダンスもそう。たぶん一生ついてくるものやと思うんですよ。だから、「Life is MUSCLE」でお願いします。
 
友祐 僕は昨年だったら、「Life is PAIN」。2023年はずっと病弱だったので。3ヶ月間、咳が治らなかったからさ。
 
honoka そういえば、あったね!
 
友祐 これって、「Life is MUSCLE」と近いものがあって。人生って何をするにしても、痛みが伴うじゃないですか。失恋もそうだし、筋トレもそう。そういう痛みを経験していかないと、成長していかないんだろうなって。筋肉も筋組織を破壊して肥大させていくわけなので、筋肉と人生って一緒なのかもしれないですね。
 
honoka いやいやいや(笑)。
 
友祐 最後の一言は、ナオティが言ったことにしておいてください(笑)。
 
──他の方は、いかがでしょうか。
 


moca 私は「Life is TIME」。一昨年までは大学生だったので、学業と両立しながら芸能活動をしていたんですけど、学生生活が終わったことで自分と向き合う時間が増えたんです。毎日スタジオに籠ってギターを練習したり、舞台の稽古で役と向き合ったり。そういう時間をすごく作れた年だったと思います。
 
honoka 昨年は「Life is FUN」かも。久しぶりに楽しむことを一番に考えて過ごした1年でした。
 
moca 大事だね。
 

honoka 高校生の頃は、ただ生きるのを楽しんで生活を送っていたなと思ったんですよね。青春リストを作って、みんなで「これやろう」みたいに取り組んで。でも、そういう感覚を10年以上忘れていたなと。昨年は自分のなかでやりたいことをリストアップして、あの楽しかった時期をもう1回やれるよなと思って過ごした1年だったので、すごく楽しめました。
 
hibiki 「Life is HONOKA」だわ。それくらいのレベルで、マジで一緒にいた。昔からようしゃべるし、よう一緒にいたけど、友達がいないんだって感じるくらい、honokaとしかいなかった(笑)。今までだったら休みがあってもゴロゴロと寝てるだけだったけど、「予定いれよ」って言ってディズニーへ行ったりプールへ行ったり。honokaと一緒に、人生を必死に楽しんでました。
 
honoka マジでそう。本当はメンバーも巻き添えにしたかったんですよ。それこそ、友祐の家に無理やり行ったこともあったよね。
 
hibiki それで断られた(笑)。
 
honoka けっこう断られるんですよ。hibikiは断らないけど、他のメンバーには断られてるかも(笑)。「honoka、もうわかったから」みたいなことが多いので。キャンプに行きたくて、ファンクラブブログに「メンバーとキャンプに行きたい」って書いたけど、今のところ誰からも返答をもらってない。
 
直人 キャンプ?
 
moca 1回やったやん。
 
honoka それで失敗したから、リベンジをやりたい。
 
moca じゃあ、今年やろう。
 
──では、最後に2024年の目標をお伺いできますか。
 
moca 今年も2月からツアーが始まるので。
 


友祐 『lol live tour 2024』は5ヶ所10公演だから、一瞬で終わると思うんですけど、少ないからこそ一つひとつを大事にしていきたいし、次に繋げていきたいです。個人的に2024年は運気がいいらしいので、楽しくやっていけたらなと思います。
 
honoka 引っ張ってくれ(笑)。
 
hibiki honokaは、運気が悪いらしいんです(笑)。
 
honoka 停止の年なんですよ。
 
hibiki だから、グループとしては±0かもしれない。
 
moca やだー(笑)。
 
友祐 俺がhonokaに絡まないだけだからさ(笑)。少しでももらいたくないので。
 
honoka ひとりキャンプ行くことにします(笑)。

 
撮影 長谷英史



5th ALBUM
『Life is』
2024.1.17 ON SALE

 


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坂井彩花
WRITTEN BY坂井彩花
元楽器屋の経験を持つライター。音楽系の記事を中心に執筆中。
人生は盛大なネタです。音楽とお酒と人がすき。
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公式サイト: http://note.mu/color_music
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