ニューアルバム『ときめきルールブック』をリリースする超ときめき♡宣伝部。「最上級にかわいいの!」の続編「こんなあたしはいかがですか」からスタートする本作は、とき宣らしさも十分に発揮しつつ、今までとはちょっと違った味も感じさせてくれる作品になっています。この作品の収録曲のこと、そして先日、めでたくソールドアウトしたことが発表された12/28さいたまスーパーアリーナ公演のことについてもお聞きしました!
「ちょま」は今までの私たちになかったタイプの恋愛ソング!
──ニューアルバム『ときめきルールブック』について、1曲ずつ伺っていきたいと思います。まずは1曲目、コレサワさんによる「こんなあたしはいかがですか」ですが。
辻野かなみ この曲は「最上級にかわいいの!」の続編となる楽曲なんですが、「どんな曲が来るかな?」と思っていたら、前回の失恋ソングから成長した女の子のストーリーになっていて、成長した分、「こうしてほしい」っていう自分の意思を提示できるちょっと強い女性になっているんです。でもそれだけじゃなくて、「私もこういうことをするよ。だから守ってね」っていう、より強い女性に進化してる姿を見てもらえる取説みたいな楽曲になっています。
──成長して、ちょっと積極的というか大胆になってますよね。
辻野 ちゃんと自分の意思を言えるようになってる姿が、「おお、やっぱり成長してる!」と思いました。たぶん、「最上級にかわいいの!」の時は言えなかったのかなとか、そういうことがいろいろ連想できて、さらに女の子として磨きがかかってきてるなっていう感じがしました。
──2曲目は「発見!ポジティブ☆モンスター!!」です。
杏ジュリア この曲は、アニソンのような明るい楽しい曲で、ポジティブモンスターというモンスターが出てくる遊び心ある曲になっています。1曲の中で、語りの部分やセリフ、メロディが次々と変わったりとボリューミーな1曲になっています。初めて自分がポジモンという未知のモンスターになりきってセリフを言ったんですけど、いろんなパターンでセリフを言うのが楽しかったです。
坂井仁香 このレコーディングが難しくて。歌の難しさはそこまででもなかったんですけど、ポジモンになりきって「ポジぃ~~~~~~…」って言わなくちゃいけないっていうのが、私的にちょっと難しかったというか。いろんな種類のポジモンを求められたのがかなり難しかったんですけど、仕上がりはけっこういい感じになっていてよかったなと思っています。
──ちなみに、メンバー6人の中で一番ポジティブだなと思う人って誰ですか?
坂井 たぶん、個人がというよりは、とき宣自体がポジティブなんだと思います。落ち込んじゃうこともそれぞれあるし、ライブで「この日はダメだったな」とか、それぞれ思いもあるんですけど、周りがそれでも元気でいてくれて、とき宣がポジティブでいられるから、みんなもそういられるというところが大きいんですよね。とき宣がポジモンなんです。
──なるほど!
菅田愛貴 誰か1人が落ち込んでいても、誰か1人が元気でポジティブで明るかったら、みんなそれにつられて明るくなるので、本当にグループで支え合ってるなあと思います。
──3曲目は「ちょま」ですね。
坂井 ちょま!(他のメンバーも口々に「ちょま!」「ちょま!」と言い始める)
──「ちょ↗ま」「ちょ↘ま」、どちらなんですか?
吉川ひより (アクション付きで)「ちょっと待って!」の「ちょま」なんです。
坂井 ♪ちょーまちょまちょまー
──あ、歌わなくて大丈夫です(笑)。
坂井 あ、すみません(笑)。この曲は、私たちが浮気相手になる曲なんです。今まで失恋ソングや恋愛ソングはいっぱいあったんですけど、初めて浮気相手になりまして。曲調はめっちゃカッコいいんですよ。バックサウンドも歌もすごくカッコよくて、歌うのはすごく好きだったんですけど、歌詞が本当に過激といいますか、好きになった人に彼女がいて、それを知ってるけど、やっぱり手をつなぎたくなっちゃう、一緒に帰りたくなっちゃうっていう、どんどん沼に落ちていってしまうような。たぶん、最終的には頭がおかしくなるんだろうなっていう(笑)。
──そこまで(笑)。
坂井 人間のダメなところ、欲望みたいなところが描かれている曲かなと思います。最後、アウトロのところをあきちゃんが歌っているんですけど、本当に狂っちゃった女の子を連想させるような感じになっていて。あきちゃんがどんなイメージで歌ったかは分からないんですけど。そこがまたいいなって思います。
菅田 ライブで歌う時は、「宣伝部員さんしか見えてないよー」っていう気持ちで歌いたいと思います。
──みんな泣いちゃうヤツですね(笑)。で、4曲目は「We Can Do It Now!」ですね。
小泉遥香 この曲は、いつもお世話になっているMUTEKI DEAD SNAKEさんが作ってくださったんですけど、この曲もすごく前向きというか、夢に向かって頑張っている方とか、何かに向かって頑張っている方の背中をグン!と押せる曲になっています。本当に爽やかで、私たちも年末にさいたまスーパーアリーナ公演を控えてるということで、何か大きな目標とか、逆に目の前の小さな目標でもいいですけど、そういう目標に向かって頑張る時にこの曲を聴いたら、すごく自信が湧いてくるというか、「自分自身を信じてもいいのかな」って思えるポジティブな楽曲になっているので、頑張っている方、なかなか勇気が出ない方とかにもぜひ聴いてみてもらえたらうれしいなって思います。
──MUTEKI DEAD SNAKEさんだからこそ、すごくとき宣らしい楽曲になっているし、これだけでなく今回のアルバム全体に、いつも以上にすごくポジティブな感じが溢れてますよね。その中でもこの曲は特にそれが強いというか。次は「ときどきセンチメンタル」ですね。
菅田 メチャメチャ好きな曲です。SILENT SIRENのすぅさんが作詞してくださった曲で、とき宣では「ラヴなのっ♡」に続く2曲目なんですけど、もう本当にメロディも歌詞も全部よくて、私がレコーディングする時にすぅさんご本人がいてくださって、セリフのところのニュアンスとかをディレクションしてくださったんですよ。「お、いい感じ!」とか「ここは怒って」とか「100点満点!」とか、大好きなすぅさんに褒められて、すごく幸せでした。振り付けもメチャメチャかわいくて、キメのポーズは右手がハートで左手がちょっと切ないぴえんになっていて。「ときどき(両手でハートを作る)」→「センチメンタル(左手をぴえんに)」っていうこの振りが最強によくて、振り入れの時に「メッチャいい!」と思いながら頑張ったので、ぜひファンの皆さんに浸透したらいいなと思っています。みんなマネしてくれたらうれしいです。
──すぅさんは「ラヴなのっ♡」の時もレコーディングに来られていたんですか?
菅田 はい、お会いしました!
吉川 いい匂いしたよね。
小泉 どんな感想よ(笑)。
菅田 超かわいいんですよ! メッチャ好き!
杏 かわいかったよね!
小泉 ライブでもご一緒させていただいたんですよ。7月のLucky FesにSILENT SIRENさんも出ていて。
坂井 その時に、「曲を書いてほしいです!」って言っていたら、実現しました。
小泉 早かったよね。
坂井 すごいうれしい~! 切なくなる!
ひよりん作詞! メンバーと宣伝部員の気持ちを込めた自信作「未完成ガール」
──今、顔が溶けてますよ(笑)。そして6曲目の「未完成ガール」は吉川さんの作詞ですね。
吉川 スタッフさんから「6曲目に入ってるよ」って言われて、「私のメンバー番号が6番目だからうれしい」って言ったら「あ、そうだよ。だから6曲目に入れたよ」って言われて。ラッキーナンバーだと思ってるので、うれしいです。
坂井 そういうことだったんだ!
吉川 この曲は、初めて私が作曲した曲なんですけ……
小泉 作曲じゃない、作詞(笑)。
吉川 あ、そっか(笑)。
──流そうかと思ったのに(笑)。
小泉 あ、気づいてたんですか(笑)。
吉川 自分がアイドルとしてステージに立っているので、立っている側の気持ちプラス、宣伝部員さんたちの気持ちも汲み取って、それを歌詞にできたらなと思っていたので、念願叶った作詞曲でした。本当に歌詞の通り、自分が思っていることをけっこう上手く曲にハメることができたなと思っています。今、このインタビューの時点ではまだ宣伝部員さんは聴いていなくて、「未完成ガール」っていうタイトルしか知らないんですけど、歌詞をしっかり見ながら聴いてほしいなと思っています。本当に、自分で言うのも何なんですけど、けっこうな自信作なんですよ。
──おお~!
吉川 それに素敵な曲をつけていただいたというのもありますし、すごく自信があって、早く聴いてほしいなと思える1曲になったので、聴いてもらった時のみんなからの反応がとても気になります。
──実際に完成版を聴いてみて、どうでしたか?
吉川 歌割りはスタッフさんにお任せしたんですけど、かなみんが歌い出しになっているのもすごくうれしいし、仁香が落ちサビを歌っているのも、私的にはすごくハマるなと思ったので、「さすがスタッフさん!」っていう感じなんですけど、セリフの部分は今回、全員で言いたいっていうことだけはスタッフさんに提案させていただいたんですね。それぞれみんなには自分を推してくれるファンの人がいて、「ずっと」……何だっけ?
小泉 「そばにいて お願い」。
吉川 そう、それ。
小泉 大丈夫? 自分で書いてる?(笑)
吉川 大丈夫!(笑) この曲のことは誰にも言わず、お母さんにも全部出来上がってから言ったぐらいで、ちゃんと自分で書いてます(笑)。そのセリフの部分は、みんなが自分の推しに向かってそういう思いを届けられたらいいなと思ったので、こだわりました。
──このアルバムでは、メンバー自身の作詞はこの曲だけですよね。
吉川 はい。私もずっと何曲か出して提案はさせていただいていたんですけど、まさかこんな現実的になるとは思っていなくて、「いつか引っかかったらいいな」程度だったんですよ。その中で「未完成ガール」だけ、出した次の日に「けっこういいじゃん、ちょっと作曲つけてみようかなと思うんだけど」って言われて、そこからはトントン拍子に出来上がって、「アルバムに入ります」って言われて。でも自分でもそこまでいかないと確信を持てないし、「誰にも言えないな」っていう気持ちがあったから、本当に「アルバムに入るよ」って決まった段階でお母さんに報告したし、メンバーにも「今度レコーディングします」というタイミングで言いました。
──他の皆さんはこの歌詞についてどう思いましたか?
坂井 たぶんみんなそうだと思うんですけど、すごく共感できる歌詞が多くて。日々をともにしているメンバーが書いている歌詞だからこそ、やっぱり思ってることが同じだから共感できることも多かったし、私自身はツアー中に落ち込むことがあったんですよ。「ああ、もう駄目だ……」って。その公演が忘れられなくて、その時の自分が本当に嫌で、本当にその記憶を消し去りたいぐらいだったんですけど、この曲を聴いて「未完成でもいいんだ」って思わせてもらえて、その時の公演も悪くなかったなって思えるようになったんです。この歌詞に救われました。本当にいつも思ってることだし、たぶん宣伝部員さんも私たちのことをこう思っているんだろうなっていうこととか、いろいろなものがギュッと詰め込まれていて、すごく好きです。最近も、メンバーみんなにとってすごく悔しいことがあったんですけど、この曲を聴いて、「ひよりん、見て、聴いてるよ!」って画面を見せて。
吉川 そうだったね(笑)。
坂井 「信じる気持ち忘れなければ、いつかの成長に繋がってるから」という歌詞があって。私、その時は「もう何も信じたくない!」みたいな状況だったんです。だけどその歌詞を見て、今までもそうだったし、きっとそうだよなって、気持ちを戻せました。
吉川 ホントにうれしいです。そういう歌詞を考えつくことができて、しっかり書き留められていたのがよかったなって思います。メンバーもそうだし、ファンの方の支えにもなったらいいなと思っているので、世に放たれて聴いた方の心にも刺さる曲になったらいいなと思いますね。
──7曲目は「下書きの恋」。
辻野 KANA-BOONの谷口鮪さんに提供していただいた曲なんですけど、谷口さんの曲って、これで3曲目なんですよ。こんなにとき宣のために曲を書いてくださるの?っていうこともビックリですけど。今回は片思いがテーマで、すごく情景を思い浮かべられるような恋愛曲で、学校とか、放課後の夕焼け空とかを思い出させられます。また新しい片思いの青春ソングが来たなっていう感じがしました。
──8曲目は「超最強」ですね。
杏 この曲はとってもノリノリなメロディとリズムで、思わず口ずさみたくなるような楽曲になっています。推しや好きなものがある人全員に聴いていただきたい曲です。そして、普段はあまり言葉では伝えないようなアイドル側からファンの皆さんへのメッセージが込められた新しい曲だなと思いますし、本当に私たちの気持ちがそのまま詰まっているので、歌詞にたくさん注目して聴いていただきたいです。
坂井 この曲は聴いてほしいところがあって。「あっ! スマホの裏側にだって/ちゃんと私挟んでよ!/違う子のトレカなんて許さない!」というところはすごく気持ちを込めて歌ったので、圧を感じていただければうれしいと思ってます。この「あっ!」というところが大事なんですよ(笑)。
吉川 この曲はアイドル界の名曲になってほしいなと思ってるんですよ。とき宣らしい「きみのハートにロックオンっ!」という歌詞も入ってるんですけど、さっきジュリアも言ってくれたように、推し活とかをする上でメチャクチャ共感を得られる曲なんじゃないかなと思っていて。ファンの方たちにも、アイドルがこう思ってるということを知ってもらえたらいいんじゃないかなって思うので、他のアイドルさんとかにカバーしてほしいです。
──そうやって広がってほしいと。
吉川 はい、私たちの曲としてヒットして、そこからいろんなアイドルさんに歌ってもらえたらいいんじゃないかなって思います。今は推し活がブームって言ってもいい時代なのかなと思うので、歌詞を見てもらえたらすごく共感が得られるんじゃないかなと思います。コール&レスポンスで「かわいい」って伝えられるところもあるので、ライブでも盛り上がれます。
──9曲目は「きみにとっての幸せになりたいの」。これは7月に配信リリースされている曲ですね。
坂井 この曲は、私たちが宣伝部員さんにとっての幸せになりたいよっていう気持ちを込めて歌っているんですけど、ダンスがけっこう特徴的で、動物みたいな動きが多かったりとか、あまり今までやったことのない踊り方をするし、曲のリズム感もけっこう不思議な感じのテンポだから、本当に何も考えずに、ハッピーになりたい時に聞いていただきたいです。とにかく平和な曲です!
菅田 サビの振りが覚えやすいので、ライブでもけっこうみんな一緒に踊ってくれていて、うれしかったです。
たまアリは今年を象徴するようなライブに! そして来年はもっと躍進したい!
──10曲目は「プリンセスヒーロー」です。
小泉 まさにタイトルの通り、プリンセスでもあるしヒーローでもあるっていうのがテーマなんですけど、この曲はドラマの主題歌にもなっていて、深くて熱い歌詞がすごく特徴的だなと思います。ひとちゃんのパートの「誰かを落とすぐらいなら自分が強くなればいい」とか、とき宣のことで言うと、「最初はみんなして歌って踊って笑いあって」とか「ちょっぴり泣いちゃう時もありました」みたいな、一見するとすごく不思議な歌詞だなって最初思うと思うんですけど、実はすごく深いことを言っていて。その深いメッセージみたいなのは、速いリズムの中で展開されていくので、音楽好きにとっても楽しめる曲だと思います。リズムも速いし、早口だし低音だし、歌うのもすごく難しかったんですよ。
──聴いていて、難しそうだなと思いました。
小泉 はい。振り付けもセーラームーンみたいなポーズがよく出てくるし、「月に代わって」みたいな歌詞があったりもするので、学生受けとかもよさそうだなと思うし、幅広い世代の方に聴いていただけるんじゃないかなと思います。
坂井 この曲、ホントに難しくて……。
菅田 ツアーで初お披露目した時に、ライブが終わって先生からメッチャ言われました。
坂井 音程が取れなくて。もともと、あまり人間が歌う向けの曲じゃなくて、ボカロ向けというか、機械が歌うような曲なんですよ。だから音源が送られてきた時に、メンバーの間で話題になりました。「難しすぎる!」って。今でもまだ探ってやっていかないといけない感じですね。もちろん毎回ベストを出せるようにはしてるんですけど、まだまだもっと見せ方、歌い方があるかなと思っています。
──最後の11曲目が、「最上級にかわいいの!」の「feat. コレサワ」バージョンですね。
菅田 この曲は今年1月にリリースさせていただいたアルバム『ときめく恋と青春』にも入っているんですけど、今回はコレサワさんと一緒に歌わせていただいたバージョンを収めさせていただいていて、本当に、(※吉川の方を向いて)ね、ひよりんが大好きなコレサワさんですけど、一緒に曲を歌って、それをアルバムに収められるって本当にすごいことだなと思っていて、コレサワさんの素敵な歌詞と、楽曲に支えられて2024年はここまで駆け抜けられてきたんだなってすごく感謝の気持ちでいっぱいなので、最後にコレサワさんへの愛の気持ちがこもっています。
吉川 この曲は今回、録り直してるんですよ。コレサワさんのパートもあるし、私たちもライブでちょっと歌い慣れてからのレコーディングで、フィーチャリングバージョンなので、歌い方もちょっと変わっているし、そこの違いも楽しんでほしいなと思います。
──コレサワさんと一緒のレコーディングはどうでしたか?
吉川 本当にうれしかったです。私の1Aのパートを歌ってくださったり、一緒に歌うパートもあったりしたし、実際に横浜BUNTAIでのライブで一緒に披露させていただいた時には、「憧れの人と歌ってる!」と思ったので、それが形になってみんなにいつでも聴いてもらえる状況ってすごいなって感じています。本当にコレサワさんには感謝しかないです。大好きです。
──そして、商品によってはボーナストラックで「最上級にかわいいの!」のTHE FIRST TAKEバージョンが入ってるじゃないですか。「THE FIRST TAKE」での歌はどうでしたか?
坂井 すっごく緊張しました。
吉川 本当に一発だった……。
──そりゃ一発なのでは(笑)。
吉川 出るまでは、「どうなのかな?」って思ってたんですけど、そうじゃないってことを自分たちで証明したというか(笑)。
坂井 この出演のために、もう1回ボイトレをやり直したりとか、前日にスタジオを借りて、私たちでTHE FIRST TAKEリハみたいなのをやったり、けっこう気合いを入れてやったんですよ。歌い方とかも、元の音源とかとはまた違っていたりするから、そういうところも耳を澄まして、聴いてほしいです。
──全曲について伺いました。ありがとうございます! このリリース後の話題というと、さいたまスーパーアリーナ公演ですよね。完売おめでとうございます!
一同 うわー!(拍手)
──なので最後に、さいたまスーパーアリーナに向けて、そして来年に向けてこうしたいということを、お一人ずついただけますか?
辻野 ありがたいことに、目標だったさいたまスーパーアリーナがソールドアウトにできたので、2024年のいい締めくくりができるんじゃないかなって思うんですけど、やっぱりライブを成功させないと、笑顔で終われないと思うので、来てくださった皆さんが「来てよかったな」って満足していただけるライブを作れるように、まずはリハーサルを頑張りたいと思います。そして2025年は、2024年でちっちゃいファンの子たちがすごく増えたなっていうのを実感した機会があって、もっともっと、ちっちゃい子たちにも好かれるお姉さんグループになれたらいいなと思うので、もっとファンの年齢の幅を広げていけるようにしたいと思います。
杏 ずっと夢だったさいたまスーパーアリーナのステージで、こんなにも早くソールドアウトすることができて、とても驚いています。宣伝部員さんでいっぱいの会場で、来てくれた皆さん全員にたくさんの感謝を伝えたいなと思っています。悔いのないパフォーマンスをできるよう頑張ります!2024年は本当に最強な年になったと思っているので、今年できなかったことは全て来年リベンジするつもりで、悔いのない1年にしたいと思っていますし、とき宣10周年の年なので、メンバーはもちろん、これまで応援してくださっているファンの皆さんにも、たくさん感謝を伝えていきたいです。
坂井 ソールドアウトしていて、最高の景色が見れるっていうことはもう決まっていて、あとは私たちがどれだけパフォーマンスをして、みんながライブを楽しめるかっていうところだと思うので、リハーサルも頑張りたいなと思っています。あと、今年はたくさん夢が叶ったんですよ。CMに出たりとか、さいたまスーパーアリーナでライブができることもそうですし、「THE FIRST TAKE」出演とか、いろいろ目標に掲げていたことが叶ってきたので、そういうのを自信に変えてステージに立ちたいなって思うし、心はメラメラ燃えているので、来年に繋がるように、熱いライブができたらなと思います。もうここからは、私たちがどんどんどんどん大きくなっていけばいいだけの話だと思っているので、「ついていきたい!」って思ってもらいたいし、来年は日本を代表するアイドルになりたいと思っているので、そういう未来が見えるようなライブにできたらいいなと思っています。
小泉 さいたまスーパーアリーナは、一度無観客でライブをしたことがあったので、今回有観客で全部自分たちのお客さんっていうのがすごくうれしくて。なので私たちも悔いの残らないようにというか、2024年を最高の形で笑って年末を迎えられるように、頑張りたいなと思います。今年はいろんな音楽番組だったり、特番とかに呼んでいただいたので、2025年はドラマとか映画とかに、超とき宣が出れたらすごくうれしいなと思っています。音楽番組ももちろん出たいしバラエティーにも出たいんですけど、ドラマのゲストだったりとか、映画館で私たちのことが見れたら楽しいな、なんて思っているので、国民的なアニメの主題歌とか、国民的映画の主題歌も歌ってみたいし、アニメの声優とかにも幅広く、いろいろ挑戦できたらうれしいなと思っています。
菅田 初めてライブやイベントに来てくださる方もいらっしゃって、たまたま見てみようって思ってチケットを買った方とかもいるかもしれないので、会場に来てくださった方全員のハートをロックオンして、みんなが笑顔で「楽しかった!」「メッチャ最高だった!」ってみんなの記憶に残るようなライブになったらいいなって思っているので、私たちも今から全力で準備していきます。今、2024年はすごく勢いがあって、いろんなことに挑戦したり、本当にいろんな夢が叶って、私自身ももっともっと夢を持てるようになった年だなって思ったので、この勢いを止めることなく、2025年も夢を持ち続けて大きいスターになりたいです。
吉川 今年は横アリのワンマンから始まって、最後のワンマンがさいたまスーパーアリーナなので、私たちが大きくなったことを象徴できるような、みんなにとっても見応えのあるパフォーマンスをしたいです。あとクリスマスのワンマンライブなので、みんなへのプレゼントになれたらいいなと思って、さいたまスーパーアリーナのステージに立ちたいと思っています。来年の目標は、日本を代表するアイドルになりたいとも思うし、そうなるためにはって考えた時に、日本でも海外でも知られる曲を発信したいなと思っているので、「とき宣、もう頭抜けたよね」と思われるような、ダントツのグループになれるように頑張ります。
──さいたまも本当に楽しみですね。ありがとうございました!
撮影 長谷英史
『ときめきルールブック』
2024.12.4 ON SALE
『行くぜ!超ときめき♡宣伝部 at さいたまスーパーアリーナ ~超ときめきクリスマス~』
2024年12月28日(土)
さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)
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ライター
高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。