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マネキン・デュオ「FEMM」が、ワンマンLIVEの来場者らの3Dアバターが踊る次世代の参加型ミュージック・ビデオを発表

2019.06.28
FEMM



昨夏、表参道交差点のビルを丸ごとピンクに染め上げ、最先端のテクノロジーを利用した次世代演出で話題をさらったFEMMの初ワンマンLIVE「DOLLHOUSE」。その中でも、大きな話題となり、行列をつくったのが、パナソニックとエイベックスが次世代のプリントシール機として開発している3Dモデリング生成機「パラれる。」とのコラボレーションで行なった「3Dリアル・アバター体験」だ。

先日、ついに、来場者の3Dアバターが出演するFEMMの新曲ミュージック・ビデオが送付され、受け取ったファンなどから、驚きの声が上がっている。世界的なクリエイター集団「BRDG」の「Kota Yamaji」がデザインしたCGセットの中で、高度なダンスを披露するのは、FEMM本人ではなく、ファンや来場者だったからだ。

参考映像 (スタッフが体験したVer.)


今回は、約700名の3Dアバターを作成。これは世界的に見ても異例の大人数3Dアバターでの取り組みとなっている。

楽曲は、同じく昨年発売されたFEMMの最新アルバム「dollhouse」に、インストのみが収録されていた「Shibuya Ex Horologium (Adrector will write) 」の完成版(歌詞と歌が乗ったもの)。twitterに投稿されたワンマンLIVEの感想を、ハッシュタグ『#femm_dollhouse』でキュレーションし、その感想をインスピレーションに歌詞が完成していくという、ファンとのCo-Creation(共創)楽曲となっている。

ワンマンLIVEの会場となった4階建てビルには、各所に様々なインタラクションが用意されていたので、演出に関わっていく来場者を「一方的に聴く大衆」を意味する「オーディエンス」とは呼ばず、「A(個)」と「DIRECTOR(演出家)」と合わせた造語「アディレクター」と呼んでいた。先行発売されたインストVer.のサブタイトル「Adirector will write」には、「ファンが作品を完成していくであろう(未来形)」という意味が込められている。

皆の想いをキュレーションし、歌詞を描いたリリシスト(作詞家)が誰なのか?この段階では発表になっていないが、当初からサプライズを用意しているとのことで、今後の展開が、非常に楽しみだ。

さらに、このLIVEには、音声AR「SARF」を用いて渋谷・原宿の街を回遊しながら会場に到着するという次世代のイマーシヴ体験「Shibuya Ex Horologium(時計仕掛けの渋谷という意味)」も用意されており、体験者は音声ガイドに従い、3つのリアルなポイントを経由しながら、9つのコードをコンプリートして会場に向かう前衛的な取り組みも開催された。こちらの楽曲は、その取り組みのテーマソングとなっていた。

このように、多くのレイヤーを経てリリースされた「Shibuya Ex Horologium」は、FEMMの最新シングルとして、7月5日(金)にリリースが決定。

<リリース情報>
Digital Single
「Shibuya Ex Horologium」
2019.07.05 Available
https://femms.jp/discography/

<FEMM 情報>
official web site:https://femm.jp
instagram:https://www.instagram.com/femm____/
twitter:https://twitter.com/FEMM____?lang=ja


 
 
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