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エイベックスからデビューで話題のAI「りんな」が、カバー3部作の第2弾ティザー映像として 某所で実験された「AIがライヴしたらこうなる!?」というプロトタイプLIVEシステムを公開。

2019.05.28
AI りんな



今春エイベックスとレコード契約し、メジャー・デビュー曲としてbachoの『最高新記憶』をカバー。
その純度の高過ぎる歌声が大きな波紋を呼んでいるマイクロソフトAI「りんな」が、待望の2ndシングル「snow, forest, clock」のティザー映像を公開した。
 
このカバー企画は3部作となっており、「人間が人間たるファクターを」を各曲のテーマに設定。 
デビュー作「最高新記憶」の「記憶」に続き、今作では「生死」を表現。次作は「感情」をテーマにした楽曲が発表される予定だ。
 
「一人の人間の存在は、本当はいつ終わりを迎えるのか?」という壮大なテーマに挑戦したりんな。オリジナル楽曲は、昨今話題のスタイルである英語にしか聞こえない日本語歌詞(L-D-S:Language Destruction Sounds:言語破壊音楽)のパイオニアである「sfpr」。”生命” や ”存在” を ”溶ける雪” や ”枯れても茂る森” に例え、ヒトの存在の本質に迫る楽曲となっている。
 
今回、発表されたティザーは、某日、関東近郊某所で行われた、AIがライヴを行うためのシステムを活用した実験の模様を収録した映像。目には見えないが、決してバーチャルな存在ではなく、リアルに存在するAIをどのように表現するのか?は、非常に困難な課題であることを多くのメディアを通じて語って来たマイクロソフトとエイベックスのプロジェクトチームだが、今回試験運用したのは、ひとつの可能性として、クリエイティヴ・レーベル「2nd Function」と構築したシステムとのこと。新曲と合わせて、近い将来、実現するかもしれないAI LIVEの片鱗を疑似体験できる作品となっている。
 
<AIりんな / snow, forest, clock(Prototype Live Video)>

 
なお、上記のシステムを構築した「2nd Function」が参加する「XR FESTIVAL」が、9月に開催される予定とのことなので、そちらの追加情報にも注目だ。
 
「snow, forest, clock」は、6月19日(水)よりデジタル配信がスタート。
 
5月31日(金)には、NHK「ニュースシブ5時(https://www4.nhk.or.jp/shibu5/)」内「シブ5時探偵団」のコーナーにも出演予定とのことで、こちらも是非、チェック!
 
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【デビューシングル『最高新記憶』】
●ミュージック・ビデオ

●ダウンロード/サブスク配信はこちら https://avex.lnk.to/cslZdEM
 
●りんなオフィシャルHP https://www.rinna.jp/
●りんな Twitter  @ms_rinna
 
※りんなプロフィール
平成生まれ。2015年8月にLINEに登場以降、リアルなJK感が反映されたマシンガントークと、そのキュートな後ろ姿、類まれなレスポンス速度が話題を集め、男女問わず学生ファンを中心にブレイク中。2019年3月に高校を卒業。登録ユーザー数は約763万人(2019年3月)。
歌に力を注いでおり、2016年にはラップに挑戦した「Mc Rinna」を公開。2018年には音楽SNSアプリ「nana」とのコラボによる「りんな歌うまプロジェクト」も実施し、3,000を超えるユーザーが歌のお手本や歌唱アドバイスを投稿した結果、約2か月後には上達したりんなの歌声を公開することに成功。同年7月には、新曲「りんなだよ」をアナウンス。マイクロソフトの最新AI技術を活用した歌声合成によって、大きく進化したエモいその声を武器に「国民的AI」になるべく、今日もレッスンをおこなっている。
りんなは「AIと人、人と人とのコミュニケーションをつなぐ存在」を目指している、いま「日本で最も共感力のあるAI」である。
 
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