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“僕がピアノを習い始めたのは、小学校に入ってから。音楽を聴くのが好きな子どもだったらしいけれど、まず最初に好きになった曲は？と聞かれたら、小学２年生か３年生のときに出逢ったバッハのこの曲をあげます。

…この曲が僕の音楽の原点と、はっきり言えると思います。”
(「第１回 バッハ：インヴェンション第１番 ハ長調」より抜粋)

  
ハースト婦人画報社刊「婦人画報」誌で2011年5月号から2018年4月号まで48回に渡り連載された「坂本龍一・耳の記憶(12の調べが奏でる音楽の贈りもの)』で取り上げられた楽曲を前編・後編にわけてCD化。
ブックレットは同連載の坂本龍一の曲との出合いや思い出を綴ったテキストと田島一成氏のカラー写真で構成しました。
前編の今作は、第1回から24回までの24曲・24エッセーをCD3枚にブックレット56頁を付けてDVDトールサイズBOXでお届けします。
坂本龍一の耳の記憶をエッセーとともにお楽しみください。
パッケージデザインは数々の作品を手がける平林奈緒美氏によって文字の美しさを感じられるものとなっています。
（後編は2019年1月30日発売予定）


坂本龍一 選 耳の記憶 前編
Ryuichi Sakamoto Selections / Recollections of the Ear

発売日：2018/12/19 
税込価格：5,184円 
形態：CD3枚組
品番：RZCM-86712～4

https://bit.ly/2K5wy8m


収録曲
DISC1
バッハ：インヴェンション 第1番 ハ長調 BWV772／グスタフ・レオンハルト
ショパン：子守歌 変ニ長調 作品57／マウリツィオ・ポリーニ
モーツァルト：ピアノ協奏曲 第20番 二短調 K.466から 第1楽章／フリードリヒ・グルダ (ピアノ)/クラウディオ・アバド(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ブラームス：3つの間奏曲 作品117 間奏曲 変ホ長調 作品117-1／グレン・グールド
ベートーベン：ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調から第1楽章／ヴィルヘルム・バックハウス
ラヴェル：弦楽四重奏曲 ヘ長調 第1楽章 アレグロ・モデラート - トレドゥ／アルバン・ベルク四重奏団
マーラー：交響曲 第10番 嬰ヘ長調から 第1楽章／ピエール・ブーレーズ指揮 クリーヴランド管弦楽団
ドビュッシー：弦楽四重奏曲ト短調 作品10から 第1楽章 アニメ・エ・トレ・デシデ／アルバン・ベルク四重奏団
ドビュッシー ： 映像 第1集から 第2曲 ラモーをたたえて／アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ

DISC2
マイ・フーリッシュ・ハート／ビル・エヴァンス・トリオ
シューベルト：ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調D.960から 第1楽章／ヴァレリー・アファナシエフ
ブラームス：クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115から 第1楽章／レオポルト・ウラッハ/ウイーン・コンツェルトハウス四重奏団
ベートーベン：ピアノ協奏曲第3番 ハ短調から 第1楽章／グレン・グールド/レナード・バーンスタイン/コロンビア交響楽団
バッハ：平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV846 - BWV869 24の前奏曲とフーガ -第4番嬰ハ短調／グスタフ・レオンハルト
フォーレ：レクイエム 作品48からVI われを許したまえ／シャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団

DISC３
シューマン：ピアノ五重奏曲 変ホ長調から 第1楽章／ルドルフ・ゼルキン/ブダペスト弦楽四重奏団
ドビュッシー：組曲《子供の領分》から 第3曲 人形へのセレナード／ アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
ショパン：幻想曲 ヘ短調 作品49／ ヴラド・ペルルミュテール
ラヴェル：ソナチネから 第1楽章/マルタ・アルゲリッチ／ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サティ：ジムノペディ 第1番／ジェローム・カルタンバック/ナンシー歌劇場交響楽団
シューベルト：4つの即興曲 作品90 D899 第4曲変イ長調 アレグレット／アルトゥール・シュナーベル
ダウランド：涙のパヴァーヌ いにしえの涙／フレットワーク
モーツァルト：セレナード第10番 変ロ長調 K.361《グラン・パルティータ》から 第1楽章／ピエール・ブーレーズ/アンサンブル・アンテルコンタンポラン
ブラームス：4つのバラード 作品10から 第4曲ロ長調／アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ