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藤本かえで出演の舞台「山のバッキャロー！」が9月5日に幕を開けた。
「47都道府県をテーマに芝居を作る」という目標を掲げスタートした「バッキャローシリーズ」。
本シリーズは、日常の暮らしを題材に様々な人間模様を通して、人の可笑しさ、愛おしさなどを描き、「観劇後とても元気が湧いてくる！」と定評で、ファンも多い作品だ。

長野県を題材にした「岡田酒造編」、長崎県を題材にした「軍艦島編」などを経て、6作品目となる本作は群馬県を題材にした「富岡製糸場編」。
昭和33年、戦後まだ13年ほどしか経っていない時代に、富岡製糸場で働いていた女性達の日常を通じて、「人と人との強い絆」を描いた作品である。

藤本は、製糸場で長年働きながら、新しく工場に入ってきた主人公を温かく支え、心のよりどころとなる重要な役どころだ。

この作品に臨む藤本は
「『生きている幸せ』を、『当たり前な毎日の幸せ』を、1公演1公演想いを込めて伝えていきたいです。自分の為ではなく、誰かの為に笑う、泣く、怒るということがいかに尊いことか…演じている私自身も改めて身に沁みました。この作品が、大切な誰かを想うひとときとなれば嬉しいです。」と、意気込んでいる。

本作は池袋シアターグリーンにて9月10日まで上演中。

前作の「宇宙戦艦ティラミス」ではコミカルな演技が高く評価されたが、本作では
昭和の時代を強く生き抜いた女工の役柄を通じて、シリアスで芯のある演技を見せている。

舞台「山のバッキャロー！！」～富岡製糸場～ ＜前編＞ 
脚本・演出：菅野臣太朗
音楽：野田浩平
企画：古河 聰
製作：株式会社 Ask
キャスト：楠 世蓮/藤本かえで/高宗歩未/瀬川ももえ/五東由衣 他
劇場：シアターグリーンBIG TREE THEATER
日程：9月5日（水）～9月10日（月） 

■藤本かえで オフィシャルサイト
https://avex-management.jp/artists/actor/FJMKD
■藤本かえで Twitter
https://twitter.com/kaede_041006
■藤本かえでInstagram
http://instagram.com/KAEDE_FUJIMOTO