16 min

【2022年】枕おすすめ22選!選び方や注意点を徹底解説!

快適な睡眠のために重要なアイテムが、枕です。普段、何気なく使っている枕も、しっかりこだわると、睡眠の質を高める効果を期待することができます。しかし、枕と言っても、寝具を専門に取り扱うブランドのみでなく、ニトリや無印良品など、日用品を幅広く提供しているブランドでも、枕が販売されており、どのように選べば良いか分からず、悩んでいる人も少なくないでしょう。

この記事では、そのような人のために、枕の選び方やおすすめ製品を、価格帯別に紹介いたします。また、枕の選び方や注意点なども、合わせて読み進めて頂くことで、どのような基準で枕を選ぶと、満足度の高い買い物ができるのか、理解することができるでしょう。ぜひ、枕選びに役立ててくださいね。

目次

枕にこだわるとどのようなメリットがある?

今まで、枕にこだわりを持って選んでいなかった場合、自分に合った枕を購入することで、具体的にどのような利点があるのか、イメージするのは難しいですよね。まずは、こだわって枕を選んだ時に得ることができる、メリットを3点解説します。

  • 寝付きが良くなり、朝まで快適に寝ることができるようになる
  • 身体の痛みが解消される
  • 顔のむくみやシワの改善が期待できる

一つひとつ、見ていきましょう。

寝付きが良くなり、朝まで快適に寝ることができるようになる

自分に合う枕を使うと、睡眠の質が高まり、朝までぐっすり寝ることができる可能性も、高くなります。合わない枕を使っていると、リラックスすることができず、筋肉が緊張したままになってしまいます。筋肉の緊張がほぐれないと、知らず知らずのうちに眠りが浅くなったり、疲れがなかなか取れないなど、せっかくの睡眠時間に身体が、十分に休息できていない可能性もあります。

これが、自分の身体にフィットする枕であれば、無理のない姿勢で寝ることができるようになり、眠りが深くなります。深い眠りを実現することができると、身体の疲れがすっきりと取れるようになり、朝起きた時からだるいなど、睡眠時の悩みが少なくなるでしょう。

また、自分に合う枕を使って、質の高い睡眠が取れるようになると、日中のパフォーマンスも改善されるでしょう。睡眠は、日中の行動にも直結するため、疲れやすい、元気が出ないなどの悩みを抱えている場合は、枕にこだわってみることをおすすめします。仕事に集中できない場合も、自分に根性がないからだと悩まず、まずは、枕に原因があるかもしれないと考えてみましょう。

身体の痛みが解消される

枕にこだわって自分に合うものを使うと、身体の痛みが解消されることがあります。朝起きた時に、肩や首が痛い、腰に違和感があるなどの症状は、枕が身体に合っていない可能性があります。枕の高さやサイズが合わず、無理な姿勢で寝続けると、肩や首、腰に過度な負担を与え、痛みを招く原因となってしまいます。

自分の身体に合う枕を使うと、正しい寝姿勢で眠ることが可能です。正しい寝姿勢を取れば肩や首、腰などに大きな負担をかけずに眠ることができるため、朝起きた時の身体の痛みを抑えることができます。このような痛みを感じている人は、首の隙間を埋める、体圧を分散させるなどの特徴を持つ、枕を使ってみると良いでしょう。

さらに、寝姿勢を改善することができると、ストレートネックの予防や改善も期待することができます。朝から身体の不調を感じている場合は、枕の買い替えを検討してみましょう。

顔のむくみやシワの改善が期待できる

自分に合った枕で寝ることで、顔のむくみやシワの改善などの美容効果も、期待できます。意外に感じるかもしれませんが、高さの合わない枕を使い続けると、美容の悩みが起きやすくなってしまいます。

血液や老廃物は、高いところから低いところに流れていきます。そのため、低すぎる枕を使っていると、低いところにある顔に老廃物が溜まってしまい、むくみを招いてしまいます。前日に塩分を摂りすぎたり、お酒を飲みすぎたりしていないのに、朝起きたら顔がパンパンに浮腫んでいる場合は、枕の高さが低い可能性があります。

一方、高すぎる枕を使うと常に顔が下を向いた状態になってしまうため、首のシワが深く刻まれてしまいます。首のシワには2種類あり、縦方向に走っているものは、乾燥や年齢による弾力の低下が原因であることが多いです。しかし、横方向に走っているシワは、枕が高すぎることで、できてしまった可能性があります。

適切な高さの枕を選び使うことで、顔のむくみやシワなどの悩みが、解消されることもあります。枕を変えることで、快眠のみでなく美容効果も得ることができるとなれば、一石二鳥でしょう。

枕の選び方

自分の身体に合う枕を使う重要性を、理解することができても、販売されている枕が多すぎるため、どのように選ぶべきか、分からないですよね。ここからは、おすすめの商品を見る前に、枕の選び方について、以下のポイント8点を確認していきます。

  • 種類
  • 高さ
  • 大きさ
  • 形状
  • 硬さ
  • 素材
  • 清潔感
  • 価格

これらの項目を知っておくことで、自分がどの要素を重視して枕を選べば良いか、分かるようになるはずです。一つひとつ、見ていきましょう。

種類

枕には、睡眠時の姿勢に合わせた様々な種類の商品があります。一般的に、市販の枕は、仰向けを想定している商品が多いですが、うつぶせや横向き用の枕もあるため、普段寝ている姿勢から、自分に合った枕を探すことも可能です。仰向けで寝る時と横向きで寝る時では、適切な高さが異なるため、普段の寝姿勢に合わせて選んでみましょう。

今回紹介する枕は、スタンダードな仰向け用の商品が多くなっていますが、横向き用の枕や、どのような姿勢にも対応可能な枕も紹介しているため、興味のある人は、詳しく確認してみてくださいね。

また、寝る時の姿勢だけでなく、効果にこだわっている枕もあります。より、自分に合った枕を選びたい場合は、寝る時の悩みから、枕を選んでみても良いでしょう。首の痛みや肩こり、いびきなど睡眠時の悩みを解消するための、特化型枕として販売されている商品もあるため、悩んでいる人は、商品の詳細を確認してみてくださいね。

高さ

枕選びにおいて、高さは重要なポイントです。枕の高さが合っていないと、筋肉の緊張がほぐれず睡眠が浅くなってしまう可能性があります。また、首や肩に過度な負担をかけ、痛みを引き起こしてしまうケースも考えられます。気道が狭くなって、いびきをかきやすくなる、顔のむくみや首のシワに繋がるなどの、デメリットもあります。

枕を選ぶ時は、自分が楽に眠ることができる高さの物や、後から、高さを自分好みに変えることができる物がよいでしょう。自宅で、高さを調節することができれば、月日が経って、最適な高さが変わった場合でも、速やかに高さをかえることができます。中材を出し入れしたり、シートを追加したり、減らしたりすることで、高さを調整できる枕はたくさんありますよ。

理想の枕は、立ったままの姿勢がキープできるものです。首の隙間を埋めることができて、背骨がゆるやかにS字カーブを描いて身体が一直線になり、目線が真上ではなく、若干斜め前を向く程度の高さの枕を、選びましょう。

目安として、細身の人は、枕で埋めるべき高さが多くないため、低めの枕が適しています。体格がしっかりしている人は、枕で埋める必要がある高さも細身の人より多いため、中くらいの高さの枕を選びましょう。普段から猫背の人は、首が前に出ており、枕で埋めなければならない高さが、一般的な人より多いため、高めの枕が向いています。

大きさ

ぐっすり眠れる枕を選びたい場合は、大きさにもこだわりましょう。快適な睡眠のためには、寝返りが必要です。寝返りには、血液やリンパの流れを促進させ、身体の負担を減らしたり、身体のゆがみを整えたりする効果があります。

寝返りがきちんと打てないと、快適な睡眠が取れない可能性も高まります。寝返りを妨げるような枕を選んでしまうと、血行が悪くなったり身体の特定の部位に負担がかかり続けたりするため、注意しなければなりません。

大人は、一夜で約20回寝返りを打つと言われているため、頭が落ちないよう、適切なサイズの枕を選ぶ必要があります。目安として、枕の横幅は3頭分程、約60cmあれば安定して眠れるでしょう。体格が良い人やたくさん寝返りを打つ人は、70cm前後の大きめの物を選ぶとより安心です。

形状

枕にはさまざまな形状があるため、それぞれの特徴を知った上で、自分に合いそうな物を選ぶ必要があります。スタンダードな枕を選ぶ場合は、標準型かくぼみ型、こだわりがある場合はm波型やアーチ型、立体構造型の枕を選ぶといいでしょう。

標準型は、長方形の平面的な枕です。特に、凹凸もないため、様々な体格の人に合いやすいです。起伏が無いと、その分寝返りもスムーズに打ちやすいため、形状に悩んだ場合は、標準型を選んでみましょう。標準型の枕は、沢山あるため、選択肢が多くなるのもメリットです。

くぼみ型は、頭を乗せる中央部分が低い一方、左右が高いのが、特徴です。仰向けにも横向きにも対応できるため、寝る時の姿勢が頻繁に変わる人に、適しています。中央がへこんでいるため、耳への圧迫感を抑えられるのも、メリットです。横向きに寝る時に、耳が圧迫される感覚が嫌だと感じる人は、くぼんでいるタイプの枕を検討してみましょう。

波型の枕は、首に当たる部分が他の部分に比べて盛り上がっています。柔らかさが魅力の、低反発素材の枕によく見られる形状で、首の隙間を埋めて、無理のない姿勢で眠ることが可能です。特に、頭に丸みのある人は、波型の枕が合う傾向にあります。首に当たるパーツが高すぎると寝にくいため、高さはきちんと確認してくださいね。

アーチ型の枕は、長辺が緩めにカーブしています。カーブによって、首や肩に合わせやすいのが魅力なため、フィット感を重視して枕を選びたい人におすすめです。適度にカーブしていることで、寝返りがしやすくなるメリットもあります。

立体構造型の枕は、枕全体に凹凸がある珍しい枕です。でこぼことした形状により、どのような寝姿勢にも対応しやすいのがメリットです。一方、凹凸の多さによって、他の枕よりも寝返りが打ちにくい場合があるため、あまり寝返りを打たない人向けです。どちらかといえば、枕にこだわりのある、上級者向けの枕でしょう。

硬さ

枕は、商品によって硬さが大きく異なるため、購入前にチェックしておきましょう。人によって好みの硬さは違うため、自分が心地よいと思える硬さの枕を選んでみてください。

頭をきちんと支える感覚が欲しい人は、硬めの枕を選ぶと安定感を感じながら眠ることができるでしょう。ただし、硬すぎると寝心地が悪いと感じることもあるため、適度なものを選んでくださいね。

一方、リラックスしたい人は、触り心地の良い柔らかさが魅力の枕を選ぶのが、おすすめです。ただし、柔らかすぎると頭が沈みすぎて、寝返りが打てなくなることもあるため、注意しましょう。

素材

枕は、中材に使われている素材によって、硬さや通気性、お手入れ方法などが、大きく変わります。寝心地やお手入れのしやすさなど、譲れないポイントを決めた上で、枕に使われている素材をチェックしてみてくださいね。

枕によく使われている「パイプ」は、短いストローのような形状をしており、通気性に優れています。熱がこもりにくいため、寝付きが良くなり、湿気を溜め込まないため、カビやダニが発生しにくい点がメリットです。水洗いができるパイプも多いため、お手入れも手軽に行うことができます。

昔ながらの人気素材である、「そば殻」は、立体形状のため、素材同士の間に隙間ができやすく、通気性が良いのがメリットです。硬めなため、頭をサポートしてくれる感覚を味わえる枕を探している人に、向いています。ただし、メンテナンスを怠ると、カビが生えたり虫が発生したりするため、注意しなければなりません。

「羽毛・羽根」の枕は柔らかく、頭を優しく包み込んでくれるような触り心地が特徴です。暖かく、へこんでも元に戻る力が強いため、長期間安定して使用することができます。商品によっては、丸洗いできないこともあるため、陰干しなどでメンテナンスをする必要があります。

「低反発ウレタン」は、身体に沿う力が強く、首や肩の隙間を埋めることができる点が魅力です。体圧分散効果も高いため、特定の部位だけに負担をかけず、肩こりや首の痛みなどを抑えられます。ただし、柔らかすぎる商品を選んでしまうと、頭が沈みすぎたり寝返りを打ちにくかったりするため、注意しなければなりません。

「高反発ファイバー」は、硬めなため、サポート力が高く、寝返りを打ちやすい点が、メリットです。首や肩にぴったりと合う枕を選ぶことができた場合は、快適に眠ることができますが、形状が簡単に変わらないため、合わない枕を選んでしまうと、無理な姿勢で寝ることになってしまうため、注意が必要です。

「ポリエステルわた」の枕は、比較的安く購入でき、柔らかい質感が特徴です。簡単にボリュームを出せるため、ある程度の高さを出したい場合に向いています。化学繊維のため、自宅で簡単に丸洗いできるのも嬉しいポイントです。ただし、へたるのが、他の素材よりも早いため、長期間の使用によって、高さが変わってしまう場合もあります。

クッションでも人気の「ビーズ」は、リラックスできる触り心地が魅力です。柔らかいのに安定感があるため、首や肩にぴったり合う点が、メリットです。一方、通気性が高くないため、熱が籠りやすく、頭が沈みすぎて寝返りが打ちづらい商品もあるため、気をつけて選ばなければなりません。

清潔感

枕を選ぶ時は、清潔感も重要なポイントです。カバーが洗えるかどうか、枕を丸洗いできるかどうかを、確認しておくと良いでしょう。

枕の中身に使われている素材によって、洗えるかどうかは異なります。洗えない素材の場合は、干すだけでもメンテナンスになるため、こまめに干すことを心がけてくださいね。天日干しと陰干しのどちらが適切かに関しては、商品によって異なるため、必ずチェックしましょう。

洗濯の可否だけでなく、防臭や抗菌の加工がされている商品かどうかも、確認しておきたいポイントです。枕は、毎日使うため、頻繁に洗濯したり干したりすることは、難しいものです。防臭や抗菌のための加工が施されていれば、長期間清潔に使うことができます。

価格

枕を選ぶときは、どのくらいの価格かも、きちんと確認しましょう。枕の価格は、ピンからキリまであるため、予算によって選べる枕が異なります。1万円以上する枕は、高さを細かく調節できたり、ぴったりと身体にあう可能性が高かったりしますが、1万円未満の安い枕でも、高さ調節可能なものはあります。価格と特徴を吟味して、適切な枕を選ぶようにしましょう。

1万円未満で買えるおすすめ枕10選

枕にこだわりたいけれど、1万円以上する物を買う勇気が出ない。そのような場合は、1万円未満で買える枕から自分にあう物を探してみましょう。低価格の中にも、優秀な商品は沢山あります。

ニトリ「高さ10ヵ所調整できる枕」

安くて、高品質な商品を展開しているニトリでは、「10ヵ所の高さを細かく変えられる枕」という枕が、販売されています。まるで、オーダーメイドのように、細かく高さを調節できる枕が、5,000円未満で購入できるため、コスパに優れた枕を探している人におすすめです。

裏にあるファスナーから素材を出し入れすれば、手軽に高さを調節することができます。長期間の使用によって、枕がへたってきた場合も、素材を足すことですぐに高さを出すことが、可能です。素材の出し入れの他、シートを足したり減らしたりしても高さを変えることができます。

中の素材は、硬めで丸洗いできるパイプの他、昔ながらのそば殻、柔らかさと弾力性をあわせ持つ、ラテックスから選ぶことができます。

ニトリ「高さ10ヵ所調整できる枕」の商品ページは以下になります。

ニトリ「肩・首・背中も支える枕」

肩こりや首の痛みに悩んでいる人は、身体と布団の隙間が埋まるため、身体に沿いやすい、こちらの枕を使ってみるのが、おすすめです。ゆるやかに傾斜がかかった波型の枕で身体を支え、睡眠時の身体にかかる体圧を、分散することができます。形状だけでなく、素材に体圧分散効果が高い、低反発ウレタンが使われていることも嬉しいポイントです。また、サイズが大きいため、ゆったりと眠ることができます。

枕の下部には、2種類のウレタンシートが2枚入っており、手軽に高さ調節も可能です。カバーは、ネットを使用すれば洗濯できるため、衛生的に使うことができます。枕本体の側面は、メッシュ素材になっており、通気性を高めている点も魅力的です。

無印良品「頭を支える沈み込みすぎない枕」

シンプルで機能的な商品が、お手頃価格で手に入る無印良品でも、枕が販売されています。頭が沈み込みすぎないよう、工夫が施された枕は、適度な高さをキープした状態で、快適に眠れる点が、魅力的です。枕は、高めと低めの2種類から選べるため、体格や姿勢に合わせることができます。

沈み込みすぎないシリーズには、ふっくらとした綿が使われたものや、洗えるパイプを使用した枕があるため、好みに合わせて選ぶことができます。柔らかい質感が好みの場合に適した綿の枕も、中心部にへたりにくい硬めのわたが入っているため、頭の高さを、キープすることが可能です。

西川「医師がすすめる健康枕」

寝具を専門に取り扱っている西川は、幅広い価格の枕を提供しています。比較的安く購入できる枕の中でも人気が高いのが、医師がすすめる健康枕シリーズです。肩こりや首の痛みに悩む、患者さんを診察してきた医師と、寝具のプロである西川が研究を重ね、快眠を促す枕を開発しました。

ラインナップが豊富で、寝姿勢や悩みに合わせて選べるのが魅力です。例えば、肩が凝りやすい人は「肩楽寝」、横向き寝をする人は「横楽寝」など、自分に適している枕を選ぶことができます。中身のパイプを出し入れして高さを調節することができるため、購入してから、自分好みに合わせることができるのも嬉しいポイントです。

カインズ「Moffle フィット 弾力性に優れた柔らかいまくら」

日用品やインテリア、アウトドア用品などを幅広く扱うカインズでも、枕を購入することができます。Moffleは、弾力性と分散性に優れた枕で、身体の一部に負担をかけず、快適に眠れるというのが魅力です。頭がくる部分は、若干へこんでいるため、適度に包み込まれます。寝姿勢を変えても、ぴったりと合う感覚が続き、身体の痛みを軽減することが可能です。

ベースにメッシュ生地が使われているため、通気性が良く、適度な冷感もあるため、熱が籠りにくく、心地良く眠れる点も、メリットです。カバーは、洗濯できるため、清潔感を保つことができます。

カインズ「高さが調整できる そばまくら」

カインズでは、昔ながらのそばがら枕が、2,000円未満で購入することができます。シンプルな形状なため、幅広い体型の人に合いやすく、寝返りも打ちやすいのが、メリットです。質感は硬めなため、頭を支えられる枕を探している人に、適しています。

また、高さを調節するためのシートが、2枚付属しているため、購入後に、理想の高さに合わせることができる点も魅力的です。そして、洗濯可能で、清潔に使い続けることができるのも魅力。生地は、麻入りで、サラッと使うことができます。

LOHATEX(ロハテックス)「ネックサポートピロー」

LOHATEXは、高反発素材を使用した寝具を、提供しているブランドです。耐久性に優れた、天然ラテックス素材を使った枕は、長期間使用してもへたりにくいという魅力を持っています。公式サイトでは、7〜10年の耐久性があるとされています。

跳ね返す力が強いため、体圧を分散しながらスムーズに寝返りを打つことが可能です。通気性が良く、抗菌作用があるため、ダニやカビの対策ができる点も良いところです。上下で若干高さが異なる波型であることから、体型や姿勢にあわせて首の角度を変えることができます。

アイリスオーヤマ「空間fitの夢まくら プレミアム」

アイリスオーヤマでは、さまざまな素材の枕が、低価格で販売されています。こちらは、場所によって入れる素材を変えることで、使い心地を高めた枕です。頭部側は、もっちりとしたウレタンで支え、極小のビーズとマイクロファイバー綿が隙間を埋めるように沿います。頸部側はウレタンが支えてビーズが細かく動くので、快適な姿勢を保てます。

左右が少し高くなったデザインで、横向き寝にも使うことが可能です。カバーだけでなく、枕本体も、洗濯機で丸洗いできるため、手軽に清潔さを保ちたい人にも適しています。

cocochi factory(ココチファクトリー)「YOKONEGU」

横向きに寝る人は、横向き寝に適した枕を使わないと、首や肩に、過度な負担をかける場合があります。横向き寝の人向けに作った枕として、販売されているのが、YOKONEGUです。こちらは、創業60年以上の老舗メーカーである、富士ベッド工業が開発しました。

横向き寝用枕ならではの、腕肩ポケットがついており、腕や肩に負担をかけず快適に眠ることができます。特殊なブーメラン型で、抱き枕のように使うことも可能です。補充用の素材が付属するため、高さ調節やへたり対策ができる点も魅力です。洗濯機で丸洗いできるため、清潔に使えます。1万円未満で購入できるノーマルモデルの他、仰向けに対応した、プレミアムモデルも販売されています。

河村ふとん店「信州そば殻まくら」

河村ふとん店では、様々な寝具を提供しています。こちらは、昔ながらのそば殻を使用した枕です。通気性が良く、吸湿性に優れているため、熱や湿気を溜め込まず、快適に使うことができます。そば殻には、高熱殺菌処理が施されているため、衛生的な点も魅力的です。

そば殻は、適度な硬さを持っているため、頭をしっかりと支え、安定した寝心地を実現することが可能です。そのため、硬めの枕を好む人におすすめです。中身の量を調節し、、自分好みの高さに変えて使うことができる点もメリットです。綿100%のカバーが付属しており、カバーをこまめに洗濯すると、より衛生的に使うことができます。

1万円以上の高級おすすめ枕12選

枕の中には、1万円以上する高級な商品も沢山あります。低価格の枕に比べて、細部にまでこだわっていたり、オーダーメイドのような感覚で使い心地を調節できたりするため、快適な睡眠を追求したい場合は、高価格の枕にも、目を向けてみましょう。

西川「Air 4D」

西川のAir 4Dは、快適に眠れるよう細部まで調整された、コンディショニングピローです。頭部に当たる部分には、硬さが違うウレタンが使われており、体圧分散効果と通気性を高めています。枕の内部にはゲルが入っており、温度上昇を防ぎ、快適に眠れる点も嬉しいポイントです。

枕の内部には。厚み2cmと1cmのウレタンシートが入っているため、最大3cmまで高さの調節が可能です。2cmのウレタンシートは、中央と上下の4分割になっているため、首や後頭部、左右の高さを、細かく変えることができます。両サイドは、元々高めに作られており、横向き寝にも使いやすい枕です。

airweave(エアウィーヴ)「ピロー スタンダード」

エアウィーヴは、質の高い睡眠環境を提供するための寝具を、販売するブランドです。シンプルな形状のスタンダード枕は、中身が90%空気のエアファイバーでできているのが、特徴です。軽量な上に、通気性に優れているため、寝ている間も枕内部に湿気がこもらず、快適に眠れます。

中シートは、複数枚あり、抜き差しすると、高さの調節をすることが可能です。カバーは、洗濯機で、中身は、シャワーで水洗いできるため、清潔さを保ちながら使えます。また、自宅で試した後でも、最大30日間は返品可能なため、じっくり試して自分に合わないと感じた場合でも、安心です。

ディーブレス「テクノジェルスリーピング コントアーピローII」

テクノジェルスリーピングの枕は、まるで、水のようになめらかなジェルが、使われているのが特徴です。頭や首を包む感覚があるため、無理なく正しい姿勢で寝ることができます。また、寝返りに合わせてジェルが移動するため、快適な睡眠をサポートしてくれます。

ジェルは、冬でも硬くなりにくいため、年中快適に使うことができる点も、嬉しいポイントです。テクノジェルシリーズの枕は、こちらだけでなく、横向き寝に合いやすい物や、丸みのない後頭部に適した物など、いくつか種類があるため、自分に合いそうな物を選ぶことができます。サイズも、それぞれの商品で複数展開されているため、体格に合わせて選択することが、可能です。

TENTIAL(テンシャル)「BAKUNE MAKURA」

TENTIALのBAKUNE MAKURAは、細かくカスタマイズすることができる枕です。高反発素材と、低反発ウレタンが採用されている他、2cmと1cmの高さ調節シートがついているため、自分の身体に合うよう、高さを変えることができます。幅が、約70cmと広いため、寝返りを沢山打つ人も安心です。

首に当たる部分は、なだらかにカーブしており、身体と枕の間に、隙間が生まれないようになっています。しっかりと沿う形状で、肩や首に過度な負担をかけずに眠ることができます。手軽に高さを変えることができ、ぴったり感がある枕を探している人におすすめです。

フランスベッド「まくら ルナモンドピロー」

フランスベッドのルナモンドピローは、両サイドが高めにデザインされているため、仰向けでも、横向きでも寝やすい枕です。前後で高さが違うため、頭部にしっかりと沿い、型崩れしにくいモールドフォームによって、快適な睡眠をサポートしてくれます。

側生地は、外して丸洗いできるため、清潔に使うことができる点も、嬉しいポイントです。高さは、ローとハイの2種類があり、体格や姿勢に合わせて、選ぶことができます。

テンピュール「オリジナルネックピロー(XS)」

体圧を分散させる素材で知られているテンピュールは、快適に眠るための枕を多数販売しています。オリジナルネックピローは、数あるテンピュールの枕の中でも、スタンダードなデザインで、波型の形が頭から首にぴったりと合います。若干硬めなため、頭が沈みすぎず、スムーズに寝返りが打てる点も、魅力的です。

また、仰向けでも横向きでも、快適に眠れるよう、背骨が真っ直ぐになるように支えてくれる点も、ポイントです。サイズは、XS・S・M・Lの4種類あり、高さが、少しずつ異なるため、体格や寝姿勢に合わせて、選ぶことが可能です。洗濯できるのはカバーのみですが、枕には、抗菌防臭加工が施されているため、清潔に使えます。

BrainSleep(ブレインスリープ)「ブレインスリープピロー」

ブレインスリープピローは、7日間で頭に馴染んでいきフィット感が高まる枕です。見た目はシンプルな枕ですが、中身は、3つの層に分かれており、繊維が異なる3種類の樹脂で作られています。表面の層は柔らかいため、7日間かけて頭の大きさや重さに適した形に変わっていきます。

また、中央が柔らかく、左右は弾力が高めになっているため、仰向けや横向き、うつ伏せなど、様々な寝姿勢に対応可能です。頭が沈みすぎず、寝返りもスムーズに打てます。カバーは洗濯でき、枕本体は、シャワーで水洗いできるため、衛生的に使い続けることができるところも魅力です。形状記憶が可能なため、枕がへたってきた時は、45〜50度のお湯で洗うと、再度膨らませることができます。

LOFTY(ロフテー)「スタンダード枕(快眠枕)」

LOFTYの快眠枕は、オーダーメイドのように細かく自分好みに調整することができる、枕です。形が、スタンダードな物から楕円形の物、左右が高くなっている物など、様々なため、好みに合わせて、選ぶことができます。いずれの形状でも、仰向けや横向きの姿勢に対応することができ、寝返りもスムーズに打てるため、快適な睡眠が可能です。

高さは、商品ごとに4段階から選択でき、体格や姿勢に合わせることができます。素材も、綿やパイプなど、複数の種類があるため、自分が快適だと思う、寝心地の枕に出会いたい人に、おすすめです。

キュアレ「THE MAKURA」

THE MAKURAは、整体師が開発した、快適な睡眠をサポートする枕です。沢山の神経が集中している首に、負担をかけないよう、頭と肩の2点を支える点が特徴です。頸椎に負担がかからないため、寝ている間に、身体の自然治癒を促すことができます。

中身に使われているエラストゴムパイプは、適度な硬さがあり、耐久性が高い点がメリットです。3段それぞれにチャックがついており、素材を取り出したり、足したりして高さを調節することができます。朝、起きた時の、首の痛みや肩こりの悩みを、解消することができる枕を、探している人におすすめです。

太陽「ヒツジのいらない枕」

ヒツジのいらない枕は、柔らかいTPE素材を採用した枕です。活性炭と融合させているため、枕本体が黒く、寝心地の良さと消臭性能の高さを実現しています。大きな特徴は、三角格子構造になっていることです。格子点を増やすことによって、体圧が分散され、首や肩に過度な負担をかけず快適に眠ることができます。

枕本体は柔らかい一方で、スムーズな寝返りを叶えてくれるのが、嬉しいポイントです。動きが妨げられないため、朝までぐっすりと眠ることができます。一般的な枕に比べて、へたりにくく、10年程の長期使用も可能です。手洗いすることができるため、衛生的に使える点も魅力的です。

Nelture(ネルチャー)「RAKUNA 整体枕ロング」

RAKUNAは、肩や首の痛みの解消や緩和を目的として、作られた枕です。頭と首をしっかりと支えることで、負荷を分散し、朝起きた時の身体の痛みを和らげます。かつては、一般的なサイズの整体枕が、販売されていましたが、ユーザーの意見を取り入れて、横長の枕が、販売されるようになりました。73cmのロングサイズで、寝返りを頻繁に打つ人も安心です。

また、仰向けだけでなく、横向きでもフィットするため、よく寝相を変える人も快適に使うことができます。左右には、イヤーカーブが取り入れられているため、横向きで寝る時の、耳への負担を軽減することができる点が、嬉しいポイントです。さらに、通気性がいいため、熱が籠りにくく、質の良い睡眠に入りやすいという特徴も持っています。

Motton Japan 「首・肩対策枕」

「めりーさんの高反発枕」として、好評だった枕がリニューアルされ、モットンの高反発枕が、誕生しました。付属の高さ調整シートで、頸椎の高さと首の角度に合わせて高さを微調整することができるため、首や肩にかかる負担が軽減され、快適に眠ることができます。

シートは、枕サイズのものが4枚、ハーフサイズが2枚セットになっているため、上下で、高さが異なる2way設計と合わせて、最大50通りの調整が可能です。硬さも、2種類から選べるため、好みの物を使うことができます。素材には、ウレタンフォームが使われており、ダニや虫を寄せ付けない点も、魅力的です。

枕を選ぶときの注意点

枕の選び方を確認した上で、特徴の異なる様々な枕を見てきましたが、枕を選ぶ時には、注意しなければならないポイントもあります。以下の注意点を押さえ、自分に合う枕を探しましょう。

口コミのみで選ばない

枕を購入する時は、口コミのみで、選ばないようにしましょう。口コミを見て、評価が高い枕があると、つい購入したくなるものです。しかし、口コミで人気の枕が、必ずしも自分に合うとは、限りません。

商品の、特徴やサイズをきちんと調べて、自分に合うかどうかを、判断しましょう。実物を試すことができる店舗が、近くにある場合は、実際に、触って確認することも、おすすめです。

返品保証がついているか確認する

返品保証がついている枕である場合、安心して購入することができます。どれだけ気をつけて選んでも、枕が、自分に合わないこともあります。また、枕自体の性能が良い場合でも、普段、使っているマットレスなど、他の寝具との相性が良くない可能性も、ゼロではありません。

しかし、一定期間の返品保証がついている枕である場合、購入後、やはり違うと思った時に、送り返すことができます。枕選びに失敗したくない、無駄な買い物をしたくない気持ちがある場合は、返品保証のある枕を、選びましょう。

枕があっているか定期的にチェックする

購入後の注意点として、枕が自分に合っているかどうか、定期的にチェックしましょう。枕は、使い続けるとへたってきて、高さが変わります。購入直後は、自分に合う高さだと思っていても、使い続けることで高さが変わり、身体に合わなくなることもあるでしょう。

定期的に、枕の高さを確認し、中身の素材を足すなどのメンテナンスをすることが、おすすめです。素材を追加できない枕の場合は、合わなくなってきたら新しい物に交換してくださいね。

まとめ

1日の約1/3の時間を占める睡眠は、日中の活動にも影響を及ぼす、重要なもの。自分に合う枕を正しく選ぶと、睡眠の質が向上したり身体の痛みが軽減されたりして、日中のパフォーマンス向上にも繋がるでしょう。

枕の価格は、手頃な物から高級な物まで様々なため、まずは、予算を決めましょう。その後、商品ごとの特徴を詳しく確認すると、自分に合う枕を見つけやすくなります。今回、紹介した、おすすめ枕も参考に、適切な枕を探してみてくださいね。

関連記事