香水といえば、スプレータイプの液体香水を思い浮かべる方が多いかと思いますが、近年人気が高まっているのが、固形タイプの練り香水です。その名の通り、香料を練り込んで作られたバームやクリーム状の香水なので、直接塗って香りを楽しむアイテムです。香り立ちが穏やかなため男性にも使いやすく、シーンを問わず使えるのが人気の理由です。
とはいえ、香りに関するアイテムは人によって好みが分かれるので、使ってみたいと思っていても、どのように選んで良いかわからない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、おすすめのメンズ練り香水をタイプ別にご紹介します。練り香水の特徴や魅力、使い方や選び方のポイントなども解説していくので、ぜひ最後までご覧になってくださいね。
目次
練り香水とはどんなもの?
練り香水とは、ワックスやオイルに香料を練り込んで作られる固形の香水のこと。液体の香水よりも歴史が古く、ソリッドパフュームとも呼ばれます。形状はバームやクリームタイプ、スティックタイプで、直接肌に塗って使用するのが一般的です。
一般的な液体の香水は、アルコールに香料を含ませて作られるため。香りが鮮明で長く続きます。それに対し、練り香水はアルコールが含まれていないため香りの広がり方が穏やかで香りの持続は短め。また、主成分がオイルやシアバター、ワックスなどの保湿効果の高い性質の原料なので、肌に優しい特徴もあります。
香水は女性のイメージが強いかもしれませんが、香りが穏やかな練り香水は、男性からも注目を集めています。
練り香水の5つの魅力
練り香水には以下の5つの魅力があります。一つずつ詳しくみていきましょう。
香りがやわらかに広がる
練り香水の魅力は、香りがやわらかに広がることです。液体の香水ははっきりと香りを主張するものが多いですが、練り香水の場合は香り立ちがやわらか。ふわっと香る優しい香りは、癒やし効果抜群です。
香水が周囲に不快感を与えがちな食事の場や、オフィスシーンにも適しているほか、香水の強い香りが苦手な方にもおすすめです。
肌に優しい
練り香水はオイルやシアバターなど保湿効果のある成分がベースなので、肌に負担をかけないというメリットもあります。ワセリンやホホバオイルなど、スキンケア商品にも使われる天然成分を主体にしたものが多く、アルコールが含まれていないためデリケートな肌の方も安心して使用できます。
携帯しやすい
練り香水は携帯のしやすさも魅力の一つです。液体の香水はボトルに入っているため、持ち歩くためにはアトマイザーに移し替える必要がありますが、練り香水の場合は固形なので漏れの心配もなく、そのまま気軽にバッグに入れられます。
サイズ的にもコンパクトな商品が多いのでかさばらず、スーツの内ポケットやボトムスのポケット、コンパクトなボディバッグやサコッシュなどにも入るため、荷物の少ない男性にも最適です。
量のコントロールがしやすい
練り香水は、つける量をコントロールしやすい利点もあります。一般的な香水はスプレータイプなので、ワンプッシュの量は調節できませんが、練り香水の場合はバームやクリームタイプが多く、量の調節が簡単。
香水初心者にありがちな、つけすぎによる失敗が少ないのは大きなメリットでしょう。
さまざまな場面で使える
練り香水は、その形状からさまざまな場面で使えるのが魅力。体につけるだけでなく、ワックス感覚で髪の毛に少量つけたり、ハンドクリーム代わりも使えます。
お家デートの際には、ブランケットなどのファブリックに少量の練り香水をつけて、ルームフレグランスとして使っても素敵です。嫌味なく穏やかに香る、練り香水ならではの使い方を楽しむのも醍醐味の一つです。
モテを意識した練り香水の使い方のポイント
保湿成分が主体の練り香水は、液体の香水に比べてつけられる場所の選択肢が多いのも特徴。どの部分につけるかによっても、香りの立ち方や広がり方が異なるので、いろいろ試しながら自分好みの場所を探しましょう。
基本は体温が高い場所
練り香水は液体タイプの香水と同じように、動脈が通っている体温の高い場所につけるのが基本です。手首の内側や耳の後ろ、うなじなどがポピュラーですが、男性がつける場所としてとくにおすすめしたいのが足首。顔から遠い場所なので嫌味がなく、ふとした瞬間にほのかに香るさりげなさが好印象をもたらします。
少量ずつ馴染ませる
練り香水は、指の腹で少量取り、好きな場所に馴染ませます。一度にたくさん取るのではなく、つけてみて物足りない場合に足していくやり方のほうが失敗がありません。また、液体タイプよりも香りの持続時間が短いものが多いので、長い時間香りを楽しみたい場合は数時間おきにつけ直すことをおすすめします。
汗をかきやすい場所は避けた方がベター
香水は汗をかきやすい場所を避けてつけるのが無難です。汗をかきやすい場所に香水をつけると、汗のニオイが混じってしまい香水の本来の良い香りが損なわれてしまいます。せっかく良い香りをまとったつもりでも周囲に不快感を与えかねないので、とくに気温の高い夏場は使い方に注意しましょう。
練り香水の選び方のポイント
初めて練り香水を使う方のなかには、どのように選んで良いかわからないとお悩みの人も多いはず。そこで、練り香水の選び方のポイントをご紹介します。
好みの香り・イメージ
香りにはいろいろなタイプがありますが、香水をつけると長い時間その香りのなかで過ごすことになるので、まずは自分の好みにあった香りを選ぶことが大切です。また、香りはタイプによって周囲に与えるイメージが異なるので、自分が与えたいイメージ、なりたいイメージにあわせて選びましょう。
- フレッシュ感や爽やかさをアピールしたい、軽めの香りが好き…シトラス系
- 大人っぽさや色気のある個性を演出したい…ムスク系、オリエンタル系
- ナチュラルな印象を与えたい…草木や森林を思わせる香り、ナチュラル系
- さっぱりとした清潔感をアピールしたい…石鹸の香り
男性が練り香水を選ぶ場合は、甘すぎる香りや華やかな香りは避けたほうがベターです。基本的には、なるべく自然で爽やかさを感じる香りをベースに選ぶと失敗がありません。
容器のタイプ
練り香水の容器のタイプは大きく分けると以下の3種類。持ち運びしやすく自分が使いやすいと思うタイプを選びましょう。
ジャータイプ
練り香水で一番ポピュラーなのがジャータイプです。蓋つきの容器に入っており、形のバリエーションが豊富。直接指先にとって使うため空気に触れて酸化しやすいので、使い切れる容量を選ぶのがおすすめです。
チューブタイプ
ハンドクリームのようなチューブに入ったタイプは、使う分を少量ずつ出して使うため衛生的です。また、中身が空気に触れないので劣化しにくい特徴もあります。テクスチャーはジャータイプやスティックタイプよりもやわらかめ。
スティックタイプ
リップクリームのように繰り出して使用するスティックタイプ。スリムな形状は持ち運びにも適しています。直接肌に塗れるので手が汚れにくく、外出先でもサッと使えるのが便利なポイント。テクスチャーは硬めなので、初心者の方でも扱いやすいでしょう。
フレッシュ感や爽やかさを表現したい方におすすめの練り香水5選
さまざまな香りのタイプがあるなかでも、フレッシュ感や爽やかさのある香りは誰からも好かれるので、香水初心者にもおすすめです。
arome recolte(アロマレコルト)「ソリッドパフューム フレッシュシトラス」
アンティークの木箱のようなおしゃれなパッケージが印象的なアロマレコルトの練り香水。使い終わってからもインテリアにしたくなるような、センスが光るブランドです。
オレンジスイートやグレープフルーツ、レモンがブレンドされており、フレッシュで爽やかな香り。穏やかに広がるナチュラル感のある香りは、リフレッシュ効果も抜群です。万人受けするのでビジネスシーンにも最適。原料は植物性100%なので敏感肌の方にもおすすめです。
NULL(ヌル)「パフュームクリーム」
自然な香りが持続し、肌を保湿してくれる日本製の香水型クリーム。自然な香りが穏やかに続くので、あらゆるシーンで活躍してくれます。
香りはみずみずしいレモンなどのシトラスをベースにした、好感度の高い香り。ラストノートは滑らかなムスクがほんのりと香ります。香りが比較的長く続くため、朝から夜にかけて香りの変化が楽しめるのも嬉しいポイント。保湿成分やUVケア成分も含まれているので、ヘアクリームとして少量髪に馴染ませるのもおすすめです。
F’(エフダッシュ)「フレグランショット グリーンウッド」
F’ フレグランスショットは、サッと手軽に塗れるスティックタイプの練り香水。乳酸菌 EC-12、柿タンニン、炭、アルム石の4種類の天然成分が含まれており、年齢を重ねた男性の気になるニオイにもしっかりアプローチしてくれます。
グリーンウッドは、爽やかなイタリアの大地をイメージしたフレッシュ感たっぷりの香り。明るく洗練された印象ながら、男性らしい力強さも感じられるモダンな香りは、オンオフ問わずどんなシーンにも寄り添ってくれます。パッケージのデザインもスタイリッシュなので、ジャケットなどの胸ポケットに入れても違和感がありません。
BRO.FOR MEN(ブロフォーメン)「ナチュラルバーム」
BRO.FOR MEN(ブロフォーメン)ナチュラルバームは、練り香水としてだけでなく、ヘアスタイリング剤やハンドクリーム、ボディクリームなどマルチに活躍してくれる万能バーム。手に取ると、体温でバームが溶けてオイル状になるので、薄く塗り広げて使用します。
ホホバオイルやシアバター、ヒマワリ油など植物由来の保湿成分配合で、全身に使用するとハリツヤ肌に。香りは爽やかなシトラス系です。
PROUDMEN.(プラウドメン)「グルーミングバーム グルーミング・シトラス」
PROUDMEN.(プラウドメン)は、スーツリフレッシャーなど男性のニオイと香りをケアするアイテムを取り揃えた人気ブランド。グルーミングバームは、ニオイ対策をしながら爽やかな香りをプラスしてくれるボディバームです。
肌の潤いをキープしてくれるワセリン・スクワランベースですが、ベタつき感はなくオールシーズン快適に使用可能。デオドラント効果が高いので、シャワー後や外出前に使用するのがおすすめです。シトラスベースの香りは、気分をリフレッシュさせてくれます。
大人っぽさや色気のある個性を表現したい方におすすめの練り香水5選
ちょっぴり色っぽさのあるムスク系や、スパイシーさのあるオリエンタル系の香りは、大人っぽさや色気のある個性を演出したい方におすすめです。液体タイプの香水はハードルが高くても、ほんのり香る練り香水であれば気負いなくトライできますよ。
THANN(タン)「ソリッドパフューム パッション」
THANN(タン)はタイ生まれの自然派スキンケアブランド。天然の植物成分にこだわり、ミツロウやホホバオイル、シアバター、カカオバター、米ぬか油で構成された肌に優しい練り香水です。
ベルガモットとジャスミンをベースに、ラストノートにホワイトムスクが香る、ちょっぴりエキゾチックな香りが印象的。ほんのり色気を感じる香りながら、香り立ちがやわらかく誰からも好印象を持たれやすい軽やかさもあります。パッケージデザインもおしゃれなので、プレゼントにもおすすめ。
PROUDMEN.(プラウドメン)「グルーミングバーム シトラス・ムスク」
PROUDMEN.(プラウドメン)のグルーミングバームは、ボディクリームタイプのフレグランスバーム。ほのかな香りが長時間持続するので、出勤前や外出前に使用するのがおすすめです。
香りは、透明感のあるみずみずしさのなかにほんのりとした甘さや奥行きを感じるシトラス・ムスクの香り。爽やかさのあるアロマシトラスからラストノートのスウィートムスクまでの香りの変化も楽しめます。
LAYERED FRAGRANCE(レイヤードフレグランス)|クレムドゥパルファム ミステリアスミックス
LAYERED FRAGRANCE(レイヤードフレグランス)は、香水はもちろん、空間アイテム・ファブリック・インテリアなど香りアイテムを多数展開する日本のブランド。香りをレイヤードする新しい発想が注目を集めています。
クレムドゥパルファムは、ボディクリーム感覚で使用できる練り香水。30cm以内に近づいたときに初めて香りを感じられるように設計されています。ミステリアスミックスは、ムスクをベースにちょっぴりスパイシーなアクセントやウッディな余韻が残る、大人の色気を感じさせる不思議な香り。セクシーさと爽やかさが共存するミステリアスな香りが癖になると評判の人気アイテムです。
VIE(ヴィー)「ソリッドパフューム TYPE A」
フランス語で生活や人生を意味するVIE(ヴィー)というブランドの練り香水。植物由来の素材のみで作られた、肌に優しいアイテムです。シアバターが配合されており、乾燥が気になる方にもおすすめ。
香りはバニラやゼラニウムなど、重厚感のある甘い香りをベースにウッディな香りが奥行きを与える、深みのある香り。緊張感を和らげてくれるような甘くムードのある香りのなかに、落ち着いた大人っぽさを感じさせてくれます。ほんのり木の香りが漂うウッド調のパッケージも素敵です。
Senteur et Beaute(サンタールエボーテ )|ザ・ティー 練り香水 ブラックティー
南仏プロヴァンス発の化粧品ブランド「Senteur et Beaute (サンタールエボーテ)」の練り香水。デリケートな肌にも使えるノンアルコールで、肌を保湿しながら香りが楽しめます。
ティーフレーバーをイメージしたシリーズのなかでも、ブラックティーはほんのりとした甘さのなかに渋みも感じる奥行きのある香り。洗練された印象のあるオリエンタルな香りは、どんなシーンにもマッチします。
ナチュラルな雰囲気を演出したい方におすすめの練り香水4選
緑や森林を思わせるような自然な香りが好きな方には、ハーブや草花などのリラックス感のあるナチュラル系の香りがおすすめです。
SHIRO(シロ)「ホワイトリリー」
女性にも人気のナチュラル系スキンケアブランド、SHIRO(シロ)の練り香水。シンプルなパッケージとすっきりとした清潔感のある香りで、男性にもおすすめのアイテムです。
ホワイトリリーは、清涼感のあるグリーン系の香りのなかに凛とした印象のフローラルが感じられる、清潔感のある香り。おしゃれな雰囲気がありながらどこか親しみやすさもあるような、不思議な魅力があります。シアバター配合で、保湿力も十分です。
arome recolte(アロマレコルト)「ソリッドパフューム ホワイトセージ」
arôme récolte(アロマレコルト)ナチュラル ソリッドパフュームは、オーガニック(CCOF)認定の天然エッセンシャルオイルを使用した練り香水。ミツロウやホホバオイルが含まれた滑らかなテクスチャーで、ヘアワックスのように使うのもおすすめです。
ホワイトセージの香りは、まるで森林のなかで深呼吸しているようなシャープでフレッシュな香り。気分をすっきりとさせたいときや集中力を高めたいときにもぴったりです。
JO MALONE LONDON(ジョー マローン ロンドン)「ウッド セージ&シーソルト ソリッド セント」
JO MALONE LONDON(ジョー マローン ロンドン)は、イギリス・ロンドン発のフレグランスブランド。ソリッド セントは、ミツロウが含まれた軽く滑らかなテクスチャーのソリッドパフュームです。肌はもちろん、髪の毛先につけるのもおすすめ。
セージ&シーソルトは、大地を思わせるようなウッディなセージの香りに海やミネラルを感じる生き生きとした香りが混ざり合う、ジェンダーレスな印象の爽やかな香り。スタイリッシュなパッケージデザインは、プレゼントにも最適です。
SAKURA&NATURAL(サクラアンドナチュラル)「金木犀キンモクセイ」
SAKURA&NATURAL(サクラアンドナチュラル)の練り香水は、ウォータープルーフタイプのフレグランスクリーム。ビタミンCを含む美容成分や、シアバターなどの保湿成分が含まれた、肌に優しいアイテムです。
ほんのりと香るピュアな金木犀の香りが、上品で爽やかな印象を引き寄せてくれます。汗や水にも強いので、長時間香りをキープできるのも嬉しいポイントです。
清潔感をアピールしたい方におすすめの練り香水3選
清潔感をアピールしたい方には、シャボン系の香りを選ぶのがおすすめです。万人受けする香りなので、シーンを問わず使えますよ。
SHIRO(シロ)「サボン」
ナチュラル系スキンケアブランド、SHIRO(シロ)の練り香水。シアバターが配合されているので、指先などの保湿ケアにも使用できます。
サボンはみずみずしいフルーツが軽やかに香る、爽やかな石鹸をイメージさせる香り。清潔感や透明感があり甘すぎないので、シーンを問わず使えます。シンプルでおしゃれなパッケージは、プレゼントにもおすすめ。
AQUA SAVON(アクアシャボン)|スティックフレグランス ホワイトコットン
AQUA SAVON(アクアシャボン)は泡をテーマにした、香水を始めとする香りのコスメティックブランド。スティックフレグランスは、いつでもシャボンの香りを楽しめる、スティック型の練り香水です。
ホワイトコットンは、まるで柔軟剤のような清潔感のある落ち着いた香り。男女や世代を問わず、どんな方にも好まれる香りです。
AQUA SAVON(アクアシャボン)「スティックフレグランス 石鹸の香り」
リップクリームのように繰り出して使用する、スティックタイプの練り香水。シアバターやホホバオイルなどの保湿成分が配合されており、かさつきが気になる部分につけるのもおすすめです。アルコール・パラベン・合成着色料フリーなので、肌への負担が少ないのも嬉しいポイント。
石鹸の香りは、ふんわりと優しく香る、どこか懐かしさのある石鹸の香りです。清潔感のある香りなので、シーンを問わず使えます。
40代~の大人世代にもおすすめの練り香水3選
40代以上の大人世代には、清潔感や爽やかさがありつつ、知的さや奥行きを感じる香りを選ぶのがおすすめです。体臭が気になる方は、デオドラント効果のあるタイプを選ぶのも良いでしょう。
Orobianco(オロビアンコ)「スーツアップバーム azzurro」
Orobianco(オロビアンコ)は、大人の男性から支持されるイタリア・ミラノ近郊で創設されたバッグ発祥のファクトリーブランド。スーツアップバームは、ビジネスシーンにも使用できるメンズ向けの練り香水です。
azzurroは爽やかさが際立つシトラスノート。イタリア産のベルガモットを使用しており、清涼感のある好印象なビジネスパーソンを演出できます。消臭成分のカキタンニンが配合されているので、汗をかきやすい場所に使用するのもおすすめ。
Diptyque(ディプティック)「ソリッドパフューム サン・ジェルマン34」
Diptyque(ディプティック)は、パリ発のフレグランスブランド。オーバル型のアンティークなケースが印象的なソリッドパフュームは、大人の魅力を演出できる人気の練り香水です。
サン・ジェルマン34は、アンティーク感のあるウッディ アンバーな香り。スパイシーさと甘さが共存した独特の香りながら、やわらかな香り立ちで落ち着いた大人のイメージを演出できます。ダンディでおしゃれな男性像にぴったり。
Diptyque(ディプティック)「ソリッドパフューム ド ソン」
同じくディプティックのド ソンは、古典的な香料の抽出方法を使用したクラシカルな香り。テュベルーズ・オレンジブロッサム・ジャスミンを原材料にした、フローラルな香りが特徴です。フローラルといっても甘すぎず、深みのある香りは大人の男性にぴったり。
上品で重厚感のあるパレットタイプのパッケージは、贈り物にもおすすめです。
メンズ練り香水に関するよくある質問
練り香水をプレゼントするのにおすすめのブランドは?
プレゼントに練り香水を贈る場合、人気の高いブランドからセレクトすると失敗が少ないでしょう。男女問わず人気が高くシンプルなパッケージがおしゃれなSHIRO(シロ)や、ハイセンスなフレグランスブランドJO MALONE LONDON(ジョー マローン ロンドン)、セレブにも愛用者多数のパリ発高級フレグランスブランドDiptyque(ディプティック)などがおすすめ。
練り香水はどこで購入したら良いの?
残念ながら、香水を扱っている一般的なドラッグストアなどでも、メンズ向け練り香水を扱っている店舗は多くはありません。さまざまな種類のなかから選びたい場合は、通販サイトで探すのが一番の方法です。
練り香水は40~50代が使ってもおかしくない?
練り香水は、40~50代以上の大人世代が使っても全く問題はありません。むしろ、練り香水は液体の香水よりも香り立ちが穏やかで量のコントロールもしやすいので、おすすめのフレグランスでしょう。
香りを選ぶ際には、甘めの香りよりも爽やかさや清潔感を意識し、デオドラント効果にも注目して選ぶのがおすすめです。練り香水であってもつけすぎに注意し、さりげなく香る程度に抑えましょう。
お気に入りの香水と同じ香りの練り香水が欲しい場合は?
好みの香りの練り香水を見つけるのが難しい、お気に入りの香水と同じ香りの練り香水が欲しい方には、オリジナルの練り香水を作る方法がおすすめです。実は練り香水は、比較的簡単に手に入る材料を使って作ることができます。練り香水を手作りする方法はいくつかありますが、初心者にもおすすめの方法を2つご紹介します。
ミツロウを使って練り香水を作る方法
まず一つ目は、ハチの巣から取り出される天然ワックスのミツロウに、好みのフレグランスを加えて作る方法です。必要な材料はミツロウとホホバオイル、好みのフレグランスだけ。
まずビーカーなど耐熱容器にミツロウとオイルを入れて湯せんにかけ、ゆっくり熱を加えて溶かします。そこへアロマや香水を数滴たらし、まだ液体の内に容器に移して固めれば完成です。
ワセリンを使って練り香水を作る方法
次に、保湿剤として使われるワセリンを使った方法です。必要な材料はワセリンと好きな香水だけ。ワセリンは熱を加える必要がないので、手持ちの香水を数回に分けて混ぜ込むだけで、あっという間に完成します。
練り香水を保管する際の注意点はある?
練り香水は、温度の高い場所で保管すると、溶けて香りが揮発してしまう恐れがあるので、直射日光の当たらない涼しい場所で保管しましょう。夏場に練り香水を持ち歩く際には、少量を別容器に分けて使うのも良いでしょう。
練り香水の香りを長持ちさせる方法はある?
練り香水は、液体の香水に比べて香りが長持ちしにくい特徴があります。長く香りを持続させたい場合は、数時間おきに塗り直して調節するのがおすすめ。肌が乾燥していると香りが飛びやすいので、あらかじめ保湿剤で保湿しておくと良いでしょう。
まとめ
香り立ちがやわらかく、ふんわりと香りを纏える練り香水は、男性にもぜひおすすめしたいフレグランスです。香りがきつすぎないのでビジネスシーンにもぴったり。持ち歩きしやすく、好きなタイミングでチャージできるのも魅力です。
近づいたときにさりげなく香る練り香水なら、気になる相手に好印象を持ってもらう効果を期待できるかもしれません。つける場所によっても香り方や印象が変わるので、ベストなつけ方を見つけて、自分だけの香りを楽しんでみてくださいね。