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おすすめのワイヤレスイヤホン30選!選び方のポイントも徹底解説

ここ数年でワイヤレスイヤホンは、スマホなどを使って音を聴くアイテムとしてスタンダードなものとなりました。街中を歩けば、ワイヤレスイヤホンを耳に装着している通行人がすぐに見つかります。音楽を聴いたり英語の学習をしたりと、用途もさまざまです。

ワイヤレスイヤホンの普及に伴い、製品の数も激増しました。昔ながらの音響機器メーカーがこれまでのノウハウを生かした製品を発売することもあれば、新興勢力であるメーカーが大活躍するケースも見られます。

しかしここまでワイヤレスイヤホンが増えてしまうと、消費者としては、よほど詳しい知識がないとどれを選んだらよいかわからなくなってしまう可能性が生じます。家電量販店やECサイトをチェックしたけれども、選ぶ基準がわからず、結局何も買わずじまいだった経験のある方も多いのではないでしょうか。

この記事ではそのような方のために、ワイヤレスイヤホンの選び方やおすすめの製品を詳しく紹介します。興味を持った項目をじっくり読んでいただくことで、どの製品をどのような基準で選べば満足のいく買い物ができるのかが理解できることでしょう。

ワイヤレスイヤホンの種類

ワイヤレスイヤホンには大きく分けて以下の2つの種類があります。

  • 完全ワイヤレスイヤホン
  • 左右一体型ワイヤレスイヤホン

それぞれどのような特徴を持っているか、順番に解説します。

完全ワイヤレスイヤホン

完全ワイヤレスイヤホンとは、左右のイヤホンがケーブルで繋がっておらず分離されており、2つの独立したパーツとして耳に装着するタイプのことを指します。

ワイヤレスイヤホンとはその名の通り、有線ではないイヤホンのことを指します。オーディオプレーヤーとBluetooth等で接続し、音楽を聴けるのが最大の特徴です。ケーブルによる物理的な制限から解放されるのが何よりのメリットです。

完全ワイヤレスイヤホンは上記の特徴を突き詰めたもので、一切のケーブル類が存在せず、煩わしさを感じることがなく快適に音楽を聴けるようになっています。耳に装着する部分しか存在しないため、収納も楽で、簡単にポケットに入れて持ち歩くこともできます。

あえて欠点を挙げるとすれば、あまりにも小さなパーツであるがゆえに紛失しやすいことが挙げられるでしょうか。この点は使いやすさと両立の難しい部分でしょう。

完全ワイヤレスイヤホンは「トゥルーワイヤレスイヤホン」「左右独立型イヤホン」などとも呼ばれることがあります。

左右一体型ワイヤレスイヤホン

左右一体型ワイヤレスイヤホンとは、耳に装着する左右のパーツがケーブルで繋がっているタイプのワイヤレスイヤホンのことです。この場合のワイヤレスとは「オーディオプレーヤーと有線で接続する必要がない」ことを意味しているのであり、左右のパーツ同士はワイヤレスではないことになります。

完全ワイヤレスイヤホンと比べると「結局ケーブルがあるので絡まることがある」「コンパクトではないので持ち運ぶのが少し面倒」など気になるところもありますが、片方だけ紛失する心配がないことや、耳から外したときに首から下げられるなどのメリットがあります。

完全ワイヤレスイヤホンと左右一体型ワイヤレスイヤホンは、一方がもう一方より優れているといった関係ではありません。大切なのは、自分がどのように使いたいのかをしっかり把握したうえで、より便利に使えそうなほうを選ぶことです。

ワイヤレスイヤホンの選び方

最近は数多くのメーカーがいくつものワイヤレスイヤホンを販売しているので、自分のなかにしっかりとした選択基準がないと、どれを選べばよいのかわからなくなってしまいます。予算の問題もあるので、とにかく優れたものであればよいという話でもありません。

大切なのは、ワイヤレスイヤホンを構成する要素をしっかりと理解し、そのなかのどれが自分にとってもっとも重視すべきものなのかをきちんと決めておくことです。そうすることで、似て非なる無数の製品のなかから、今の自分にぴったり合ったものを探し当てられるようになります。

以下では具体的な選択基準を詳細に解説します。

装着感で選ぶ

ワイヤレスイヤホンの性質上、装着感(フィット感)はとても重要な要素です。装着感に関して注目するべきポイントは以下の3点です。

  • 顔を動かしてもイヤホンが落ちないか
  • 耳のなかがきちんと密閉されているか
  • 低音がしっかり耳のなかに閉じ込められているか

製品にどれほど魅力的な機能が備わっていても、うまく耳にフィットせずすぐに落ちてしまいやすいといった状況では、快適に音楽を聴くことはできません。

また耳から落ちやすいということは、それだけ紛失や故障をするリスクも高いということ。屋外での使用も多いワイヤレスイヤホンですから、そういった事態は回避するに越したことはないでしょう。

さらに耳にフィットしていないことで耳のなかの密閉度が低くなり、イヤホンから出ている本来の音を楽しめなくなってしまうのもデメリットとして挙げられます。どれほど高価なイヤホンで音質がよくても、装着感がしっかりしていなければ、ポテンシャルは大きく削がれてしまいます。

もし自分の行動範囲のなかにワイヤレスイヤホンを販売している店舗があるなら、足を運んでイヤホンを耳に装着してみましょう。こればかりは製品仕様などから判断できないことなので、実際に確かめてみるのが一番です。

接続の途切れにくさで選ぶ

ワイヤレスイヤホンが有線イヤホンに比べて、もっとも劣るところとしては、オーディオプレーヤーとの接続が不安定になりがちなことが挙げられます。お気に入りの音楽を再生中に音が途切れてしまい、快適なはずの時間だったのに逆にストレスを溜めてしまうことも起こりかねません。

ワイヤレスイヤホンの接続性能は、以下の3点をチェックしましょう。

  • Bluetoothチップは最新のものを搭載しているか
  • Bluetoothのバージョンは5.0以降か
  • 音が途切れるという口コミ評価はないか

上記のいずれの項目も、基本的には最新のモデルであるほど信頼がおけます。価格にかかわらず、新しい製品であればBluetoothチップも新しく、対応しているバージョンも大きい数字であることが多いからです。

ただし注意点として、オーディオプレーヤーとの相性によっては、最新のチップを搭載していても音の途切れが発生してしまうことがあることは覚えておいてください。イヤホンのメーカーもすべてのオーディオプレーヤーでテストしているわけではないので、スムーズに接続できない事態はどうしてもある程度発生してしまいます。

オーディオプレーヤーとの相性は、実際に店舗におもむいて確かめてみるのがよいでしょう。たとえば普段音楽を聴くために使っているスマホを持参し、イヤホンとBluetooth接続をして音が途切れないかチェックしてみることなどがおすすめです。

バッテリーの持ち時間で選ぶ

これもワイヤレスイヤホンの宿命ですが、有線イヤホンとは異なりバッテリーの電力によって稼働するため、連続使用できる時間には限りがあります。長時間の外出時に使用する場合などは、バッテリーの持ち時間が使い勝手を大きく左右します。

一つの目安として、ワイヤレスイヤホン本体のみで5時間以上音楽を再生できる製品であれば、作業中や出張の際にもバッテリー切れが起こりにくいので、安心して使えるでしょう。

また完全ワイヤレスイヤホンの場合、イヤホンを収納するケースが充電器の役割を果たしていることがほとんどです。スペック表には「イヤホンのみで5時間、ケースも含めて30時間」などと表記されることが多く、イヤホンのみの数字とケース込みの数字をきちんと区別して考える必要があります。

そのほかの要素としては、急速充電にも対応していると便利です。製品によっては10分ほどの充電で1時間以上音楽を再生できるものもあります。

機能性で選ぶ

一昔前のイヤホンとは異なり、最近のイヤホンにはさまざまな機能が付加されています。それらの機能をじっくり比較検討したうえで製品を選ぶのは、いうまでもなく基本中の基本のスタンスです。

機能と一口にいってもさまざまなものがあります。ここでは最近のワイヤレスイヤホンがセールスポイントにしている機能を一つ一つをわかりやすく解説します。

ノイズキャンセリング

ノイズキャンセリングとは、周囲の環境音をイヤホンについているマイクで集め、その音と逆の位相の波を発生させることで音を打ち消し、無音に近い状態を作り出す機能のことです。現代の技術では完全な無音までは作り出せませんが、電車や人混みなど雑音が大きな環境で使用すると、かなりの部分をシャットアウトしてくれます。

ノイズキャンセリング機能は、ワイヤレスイヤホンが普及し始めたばかりの頃は一部の高級な機種にのみ搭載されていましたが、今では数千円の低価格な製品にもそれなりの性能のものが見られます。

周囲の雑音を遠ざける目的でワイヤレスイヤホンを使用している方などは、積極的にノイズキャンセリング機能付きの製品を選ぶのがよいでしょう。

外音取り込み

外音取り込みとは、ワイヤレスイヤホンについているマイクから周囲の音を拾って利用者に伝える機能のことです。それまでのイヤホンには基本的に耳栓のような意味合いがありましたが、外音取り込み機能はそれとは逆の発想で、あえて周囲の環境音を把握しやすくするために使用されます。

たとえば車の交通量が多い道路で音楽を聴きながら歩いているときなど、近づいてくる車のエンジン音が聞こえないと危険な場合もあります。そのような場面での外音取り込み機能の使用で、まるで耳を塞いでいないかのような状態になり、しっかりと外部の状況が把握できるようになります。

ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能はセットで搭載されていることが多く、簡単なボタン操作で切り替えられる製品がほとんどです。

マルチポイント

マルチポイントとは、同時に複数のオーディオプレーヤーに接続できる機能のことです。たとえば2台のスマホを持っている場合、その両方に接続しておくことで、どちらに着信があっても簡単に対応できるようになります。

マルチポイントに近い機能としてマルチペアリングがありますが、こちらはただ「複数のオーディオプレーヤーに登録できる」という機能です。実際に使用する際にはどの端末に接続しておくかを決定する必要があり、同時に複数の端末に対応はできません。

マルチポイントに対応しているワイヤレスイヤホンはまだそれほど多くないので、この機能を求める場合にはスペック表を調べてしっかりと探す必要があります。

通話機能

ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能のためにマイクが搭載されているワイヤレスイヤホンは、その多くが通話機能にも対応しています。接続しているスマホに着信があった場合、イヤホン側のボタン操作だけで着信に対応し、そのままハンズフリーで通話できます。

マイクの性能は製品によってまちまちなので、通話機能を重視するのであれば、できるだけクリアな音質で自分の声を相手に届けられる製品を選ぶことをおすすめします。

防水防塵

スマホと同じように、ワイヤレスイヤホンにも防水防塵機能が搭載されていることがあります。具体的にどれくらいの防御性能があるかは製品によって異なるので、この点にこだわりを持つ方はスペック表をしっかり確認しましょう。

防水防塵機能は「IP57」のように表記されていることが多く(IP保護等級)、数字の1桁目は防塵性能、2桁目は防水性能を表しています。IP57であれば、防塵は「塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作には問題がない」レベル、防水は「一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない」レベルであるという意味になります。

着脱検知

着脱検知とは、耳から外したときにそれをワイヤレスイヤホンが自動的に判別してくれる機能のことです。これにより、イヤホンを外す際に自分で音楽を止めなくても、イヤホンが自動的に音楽を一時停止してくれるなどの機能を利用できます。

着脱検知機能が搭載されているワイヤレスイヤホンは比較的高価なので、この機能を求める場合にはある程度の予算を確保しておくのがよいでしょう。

音質の好みで選ぶ

ワイヤレスイヤホンで聴くものとしてもっともポピュラーなのはやはり音楽ですから、音質にはこだわりたいところです。自分の好きな音楽を優れた音質で聴けるかどうかは、楽しい時間を過ごせるかどうかを分ける重要なポイントとなります。

ワイヤレスイヤホンで音質を判断するための要素としては主に以下の4つがあります。

  • コーデック
  • ドライバーの種類
  • ハイレゾ対応の有無
  • Bluetoothの規格

いずれも情報の見方を覚えておけば比較的簡単にその製品のスペックを判断できるようになるので、これを機会に覚えておきましょう。

コーデックとは?

コーデックとは、音声データを圧縮する方式のことです。標準的なコーデックとしてはSBCやAACなどがありますが、最近のワイヤレスイヤホンのなかには、それ以外の新しく生まれた高音質のコーデックにも対応しているものも数多く見られます。

代表的なコーデックを表にまとめてみました。

コーデックの名称特徴
SBC標準的な音質で、はっきりと遅延を感じる
AACSBCよりは遅延が少なく高音質
aptXSBCやAACより遅延が少なく高音質
aptX HDハイレゾ相当に対応したaptXコーデック
aptX adaptiveハイレゾ相当の高音質再生が可能で、状況に応じて品質を切り替えられる
LDACハイレゾ相当の高音質再生が可能

もちろん、ある特定のコーデックを使用する際には、オーディオプレーヤー側がそのコーデックに対応していなければなりません。たとえばスマホでいうと、日本でもっともシェアの大きいiPhoneはSBCとAACにのみ対応しており、それ以外のコーデックで音楽を聴きたいのであればAndroidスマホを選択する必要があります。

ドライバーの種類とは?

ドライバーとはイヤホンの中心的な部品であり、実際の音を作り出して発する心臓部ともいえるものです。

ワイヤレスイヤホンで主に使われているドライバーは「ダイナミック型」と「バランスド・アーマチュア型」の2種類。ダイナミック型は迫力と臨場感に長けており、一方のバランスド・アーマチュア型は繊細な音質になるのが特徴です。

またドライバーのサイズを表記する際には、直径が使われることがほとんどです。ワイヤレスイヤホンでは、10mmを超えるサイズのドライバーであれば大型と表現して差し支えないでしょう。基本的にはサイズが大きいほど迫力あるサウンドを表現できます。

ハイレゾとは?

ハイレゾとは、音声データをデジタル化するにあたって、より大きなデータ量でより細かい表現を実現する手段のことです。ハイレゾの音源は一般的に「CD音源」と呼ばれているものと比べて高音質であり、音楽好きの人々の間ではすでに当たり前のものとして普及しています。

オーディオプレーヤーがハイレゾに対応していて、ハイレゾの音源を再生しても、実際に音楽を鳴らすワイヤレスイヤホン側がハイレゾに対応していなければ、当然ながら聴くことはできません。

少しでもよい音質で音楽を聴きたいのであれば、ハイレゾに対応したワイヤレスイヤホンを選ぶことをおすすめします。

Bluetoothの規格とは?

Bluetoothとは、ワイヤレスイヤホンとオーディオプレーヤーを接続するための無線規格のことです。コンピューター関係の無線規格のなかではポピュラーな部類に属し、たとえばノートパソコンとワイヤレスキーボード・ワイヤレスマウスを接続する際にも頻繁に用いられます。

Bluetoothはバージョンアップするにつれて接続が途切れにくい強力なものへと進化しています。接続の安定性を求めるのであれば、Bluetooth5.0以上に対応したワイヤレスイヤホンを選ぶのがよいでしょう。

Bluetooth5.0以上であれば、よほど混線したりオーディオプレーヤーとの距離が離れてしまったりしない限り、安定的に音楽を聴き続けられます。

ワイヤレスイヤホンの人気メーカー

ワイヤレスイヤホンはさまざまなメーカーから発売されており、市場原理によって人気のあるメーカーとそうでないメーカーにはっきりわかれています。

ここではワイヤレスイヤホンで人気のメーカーをいくつか紹介します。どれを買うか迷った場合には、まずは以下に紹介するメーカーに絞って探してみるのもよいでしょう。

SONY

日本人でSONYの名前を知らない方はほとんどいないのではないでしょうか。テレビやスマホ、ゲーム機など幅広い製品を手掛けている、世界的な総合電機メーカーです。音響機器メーカーとしては、かつて昭和の時代に「ウォークマン」を発売し、人々の音楽の聴き方を一変させるインパクトを与えました。

ワイヤレスイヤホンの世界では、ハイレゾ音源の再生が可能な「LDAC」コーデックに対応するモデルを発売していることで知られています。またスポーツをしながら音楽を聴くのに適した防水性能を備えたモデルも多数存在します。

JBL

JBLはヘッドホンやイヤホンなどを積極的に世に送り出している音響機器メーカーです。またホームシアターやスピーカーなども展開しており、人々の音楽環境の発展に大きな貢献をしています。

ワイヤレスイヤホンの世界では、比較的リーズナブルでコスパのよいモデルから、ノイズキャンセリング機能などを搭載した高性能なモデルまで幅広いラインナップを展開。求める機能や予算などに応じて、柔軟に選べるのが魅力です。

オーディオテクニカ

オーディオテクニカは、ヘッドホン・イヤホン・マイクなどの音響機器全般を手掛ける日本のメーカーです。1962年に設立された老舗で、長きにわたって幅広い層から大きな支持を集め続けています。

ワイヤレスイヤホンに関しては「SONICSPORT」「SoundReality」など利用者のニーズにあわせた幅広いラインナップを展開中。使いやすいアプリに対応していたり、ノイズキャンセリング機能を搭載していたりと、高機能なモデルもあるので、リテラシーの高い音楽好きの方にも好まれています。

BOSE

BOSEは主にスピーカーを手掛けている音響機器メーカーです。しかしそれ以外にもヘッドホンやイヤホン、最近ではウェアラブル機器であるオーディオサングラスの業界などにも進出しています。

ワイヤレスイヤホン業界では、高性能なノイズキャンセリング機能を搭載したモデルやスポーツモデル、また睡眠時に利用するのに適したモデルなど、幅広い製品を展開しています。

Sennheiser

Sennheiserはドイツの音響機器メーカーで、設立は1945年と長い歴史を持っています。ヘッドホンやマイクロフォンなどで世界的に知られており、国を問わず多くのファンに支えられています。

ワイヤレスイヤホンの世界にも進出しており、音質やノイズキャンセリング機能を最高レベルに高めた製品などで高い評価を得ています。長年培ってきたノウハウが、歴史の浅いワイヤレスイヤホンにも存分に活かされているかたちです。

Anker

Ankerは元々はモバイルバッテリーなどの販売からスタートしたメーカーですが、今ではロボット掃除機やヘッドホン・イヤホンなどの音響機器業界にも積極的に進出しています。コストパフォーマンスに優れた製品を販売していることで世界的に知られています。

ワイヤレスイヤホン業界でも「値段が安いのにそれなりの機能を備えている」という評判を確立しています。よくある「安かろう悪かろう」ではなく、安いながらも最低限の機能と安全性を備えたものを提供してくれるのがAnkerです。

おすすめのワイヤレスイヤホン【高品質】15選

ここからは、おすすめのワイヤレスイヤホンを紹介します。まずは品質の高さで15個の製品を紹介し、そのあとでコスパに優れた製品をさらに15個紹介します。

SONY「WF-1000XM4」

SONYの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」は、同社が独自に開発した高音質コーデックであるLDACに対応した製品で、ハイレゾ音源の再生が可能です。

音質面で極めて優れており、楽曲の持つ細やかな表情を最大限に引き出してくれることが期待できます。ドラムの放つ迫力ある低音も、ボーカルによる魅力的な高音も、この製品であれば艶やかに耳に飛び込んできます。

また音の広がりが豊かで、小さなイヤホンでありながら、まるでコンサートホールで音楽を聴いているような気分にさせてくれます。目の前でアーティストが演奏しているかのような立体感は、音楽体験を必ずや豊かなものにしてくれることでしょう。

またノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能も優れており、直感的な操作により自在にオン・オフを切り替えることもできます。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IPX4
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応×
商品ページhttps://www.sony.jp/headphone/products/WF-1000XM4/

Bang & Olufsen「Beoplay EX」

Bang & Olufsenは1925年にデンマークで設立されたオーディオ機器メーカーで「Beoplay EX」は同社から発売されている高性能なワイヤレスイヤホンです。

ドライバーが大きいため、迫力のあるサウンドを楽しめるのが特徴。もちろん迫力だけでなく細やかな表現も豊かで、ワイヤレスイヤホンではなかなか表現が難しいとされる弦楽器の高音も、とても美しく再現されます。

装着感に優れ、耳に付けていてとても快適。しっかりフィットしつつも圧迫感や違和感を覚えることがなく、軽くジャンプしたり頭を揺らしたりしても耳から落ちることはありません。

専用アプリを使うことで、音質を自分の好きなように微調整できるのも便利なポイントです。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IP57
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応
商品ページhttps://www.bang-olufsen.com/ja/jp/earphones/beoplay-ex

Bang & Olufsen「Beoplay EQ」

前項と同じくBang & Olufsenから発売されている製品「Beoplay EQ」は、同社が初めてアクティブノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。

スマホで音楽を聴いたときの音質の素晴らしさは目を見張るものがあります。iPhoneでもAndroidでも最高クラスの音楽を聴けます。ワイヤレスイヤホンの性質として、深みのある低音とハリのある高音を両立させるのはなかなか難しいのですが、この製品は高いレベルで両立させているのが魅力です。

歌声の伸びやかさや楽器の表現力で高い評価を得ており、一般に再現するのが難しいといわれているオーケストラの弦楽器も忠実に鳴らしてくれます。心地よい音楽体験を求める方であれば、手に入れて損のない製品でしょう。

専用アプリを使うことで、イコライザーを設定したりノイズキャンセリングの強弱を調整したりすることもできます。また、耳から外すと自動的に音楽が停止する着脱検知機能が備わっているのも嬉しいポイントです。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IP54
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応○(アップデートで対応)
商品ページhttps://www.bang-olufsen.com/ja/jp/earphones/beoplay-eq

Devialet「Gemini」

Devialetはフランスの高級音響機器メーカーで、同社が初めて発表した完全ワイヤレスイヤホンがこの「Gemini」です。利用者一人一人の耳のかたちにあわせて音楽再生を最適化する機能が特徴的です。

音質はワイヤレスイヤホンのなかでもトップクラスに位置するレベル。とくに一つ一つの音が鮮明に耳に飛び込んでくるのが印象的です。なかでも歌声は細かいニュアンスまで緻密に表現されているので、ボーカル主体の楽曲を好んで聴いている方にはぴったりのイヤホンでしょう。

付け心地は柔らかく、圧迫感を感じることはほとんどありませんが、人によってはフィット感がやや足りないと感じることもあるかもしれません。この辺りは好みによって意見のわかれるところです。

専用アプリで音質を細かくカスタマイズできるのも魅力的なポイント。音の波形を変化させたり、あらかじめ組み込まれているサウンドモードを選んだりすることで、あらゆる音楽を自分好みに変更できます。

ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能も「HIGH」「LOW」のどちらかを選べるので、状況に応じて上手に使い分けましょう。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.0
防水性能IPX4
マイク付き
マルチペアリング対応×
マルチポイント対応×
商品ページhttps://www.devialet.com/ja-jp/true-wireless-earbuds/gemini/

Cleer「ALLY PLUS II」

Cleerは元SONYの音響機器メーカーで「ALLY PLUS II」は同社の代表的な製品の一つです。ただ強力なだけでなく自然に騒音を低減させることも計算に入れた、ハイブリッド方式のノイズキャンセリング機能が搭載されています。

すべての音が柔らかく繊細に表現されているので、ゆったりと音楽に包まれるような感覚を味わえるのが特徴。優しい音のなかでリラックスしたい方には、ぴったりなサウンドです。

ボーカルは息継ぎや声の抑揚などの細かい部分がしっかりと表現されており、まるですぐそばで歌っているかのような臨場感があります。ワイヤレスイヤホンでは表現の難しい弦楽器の高音も、美しく再現されるのは嬉しいポイントです。もちろん低音も引き締まっており、パワフルさに欠けることもありません。

専用アプリを使うことで、イコライザーでの音質調整や外音取り込み機能の強弱調整などをおこなえます。残念ながらノイズキャンセリングの強弱は調整できませんが、必要な機能は十分に備えています。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IPX4(イヤホン本体のみ)
マイク付き
マルチペアリング対応×
マルチポイント対応×
商品ページhttps://www.cleeraudio.jp/allyplus-2/

Astell&Kern「AK UW100」

Astell&Kernは韓国の高級オーディオ機器ブランドで、同社が初めて発売した完全ワイヤレスイヤホンが「AK UW100」です。コンセプトは「原音を忠実に再現すること」で、本製品は見事にその目的を達成しています。

音質の点では、数あるワイヤレスイヤホンのなかでも最高レベル。すべての音が鮮明で細かく、生の音の魅力をそのまま伝えてくれます。歌声もはっきりしていて存在感があり、ボーカル主体の楽曲を楽しむのにもぴったりです。

またイヤホンでの再現が難しいといわれるクラシックもまったく問題なく表現できており、その解像度には驚かされるばかりです。弦楽器の高音も余裕を持って鳴らしてくれるので、繊細なオーケストラサウンドをゆったりとした気持ちで堪能できます。

残念ながらアクティブノイズキャンセリング機能は付いておらず、外音取り込み機能のみが搭載されています。ほかの高機能ワイヤレスイヤホンと比べて、音質に特化した製品であると解釈するのが適切でしょう。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングなし
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能なし
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応
商品ページhttps://www.iriver.jp/products/product_224.php

Sennheiser「MOMENTUM True Wireless 3」

ドイツの老舗音響機器メーカーであるSennheiserが、2022年4月に満を持して発売した完全ワイヤレスイヤホンが「MOMENTUM True Wireless 3」です。MOMENTUM True Wirelessシリーズの3代目となる本製品は、音質やノイズキャンセリング性能の劇的な向上が図られています。

とても自然体な音質で解像度も高く、臨場感は十分。ボーカルのブレスや声の強弱などもしっかり表現されており、同時に楽器の再現性も高いものとなっています。なかでもピアノの音色はまるで生音のようなリアリティのあるものとなっています。

低音もしっかりと聴き応えのある内容になっており、迫力も申し分なし。広いコンサートホールで音楽を聴いているようなスケール感を楽しめます。

機能面ではイコライザーがとても充実しており、音域ごとに強弱を細かく調整できるだけでなく、音声サンプルをもとに自分にあった音質の自動設定までしてくれます。またサウンド設定を登録しておけるので「自宅では外音取り込み、外出時にはノイズキャンセリング」、などの使い分けを簡単な操作で切り替えられます。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IPX4
マイク付き
マルチペアリング対応×
マルチポイント対応×
商品ページhttps://www.sennheiser-hearing.com/ja-JP/p/momentum-true-wireless-3/

SONY「LinkBuds S」

世界的な音響機器メーカーでもあるSONYが発売した「LinkBuds S」は、従来のモデルよりも外音取り込みの音量を増やしており、より自然に外音が聞こえることをセールスポイントとしています。

iPhoneでもAndroidでも、滑らかで空間に広がっていくような音響を味わえますが、ハイレゾ音源コーデックであるLDACに対応しているAndroidスマホのほうが、より高音質を楽しめる点ではおすすめです。

耳に装着したときのフィット感がよく、耳から飛び出る部分も少ないことから安定感があります。一部では圧迫感を覚えるという声もあるようですが、そのぶん激しく動いても外れることがなく、装着感の点ではかなり優秀です。

またソニーが独自開発した立体音響技術である「360 Reality Audio」にも対応しており、リアルな音響空間を体験できるのも魅力。

専用アプリを使うことで、操作方法のカスタマイズや音質の微調整もでき、自分好みの環境を作れる製品仕様の点でも申し分ありません。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IPX4
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応×
商品ページhttps://www.sony.jp/headphone/products/LinkBuds_S/

Bowers & Wilkins「B&W PI7」

イギリスの高級音響機器メーカーであるBowers & Wilkinsが発売した完全ワイヤレスイヤホンが「B&W PI7」です。ビートルズで有名なロンドンのAbbey Road studiosで同社のスピーカーが使われていることから、有名なブランドとなっています。

iPhoneで聴いてみたときの音質は、深みのある低音と存在感のある歌声がとくに強い印象を与えてくれます。両者の絶妙な組みあわせにより立体的なサウンドが表現されており、ボーカリストと楽器の位置関係が頭のなかに思い浮かぶような臨場感たっぷりの音が楽しめます。

Androidスマホで聴いてみると、さらに音の細かなニュアンスが伝わる印象があります。音の広がりがとても印象的で、大きなコンサート会場のスピーカーから流れる音を聴いているような味わいを感じ取れるでしょう。

耳に装着したときのフィット感や安定感も優れています。ただしケースからイヤホンを取り出す際に、磁力が強すぎて取り出しにくいのがやや難点かもしれません。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.0
防水性能IP54
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応×
商品ページhttps://www.bowerswilkins.com/ja-jp/product/headphones/pi7

Noble Audio「FALCON ANC」

アメリカのイヤホンブランドであるNoble Audioは、聴覚専門医によって設立されたというユニークな出自を持っています。2022年5月に発売された「FALCON ANC」は、従来のシリーズよりも解像度を向上させた高音質をセールスポイントとしています。

実際に聴いてみると、確かに元の細やかさには目を見張るものがあり、ほかの手段で聴いていたときにはわからなかった埋もれがちな音までしっかり認識できます。ボーカルのブレスや細かいニュアンスも精密に再現されており、「歌もの」をリアリティのあるかたちで楽しみたい方にはぴったりの製品でしょう。

また本製品はクラシック楽曲を得意としており、表現が難しいとされている弦楽器の高音も美しく表現してくれます。音の一つ一つに立体感があり、音楽に包まれているかのような没入感を楽しめます。

機能面では、急速充電やaptX Adaptiveに対応しているのが特徴。着脱検知やワイヤレス充電にも対応しています。ただしイコライザーは各音域の強弱調整のみ、ノイズキャンセリングは3段階の調整のみと、やや自由度が低めになっています。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IPX4
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応
商品ページhttps://nobleaudio.jp/falconanc/

Apple「AirPods Pro(第2世代)」

iPhoneやiPadで有名な巨大企業であるAppleが発売したハイエンドの完全ワイヤレスイヤホンが「AirPods Pro(第2世代)」です。ノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホンを流行させた製品といっても過言ではなく、知名度と販売数ではほかの多くのワイヤレスイヤホンを圧倒しています。

音が空間に響きわたるような没入感の高いサウンドが特徴。再現性の高い音の広がり方をしており、歌声にもしっかりとした厚みがあります。低音の迫力や臨場感も十分に確保されているので、勢いのある音楽から静かな音楽まで心地よく楽しめるでしょう。

ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能の性能の高さは素晴らしく、発売から年月が経過しているにもかかわらずいまだに業界トップクラスを維持しています。またApple製品だけあってiPhoneとの連携が優秀であり、ほかのワイヤレスイヤホンには不可能なスマホとの一体感を堪能できます。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.3
防水性能IPX4
マイク付き
マルチペアリング対応×
マルチポイント対応×
商品ページhttps://www.apple.com/jp/shop/product/MQD83J/A/airpods-pro

Apple「AirPods(第3世代)」

前項と同じくAppleから発売されたワイヤレスイヤホンで、機能面ではエントリーモデルに位置づけられるのが「AirPods(第3世代)」です。

エントリーモデルといってもほかのワイヤレスイヤホンの基準でいえば十分な性能を誇っており、3Dの音響が楽しめる「空間オーディオ」や、周囲の環境にあわせてサウンドを最適化する「アダプティブイコライゼーション」などを備えています。

音質面では「AirPods Pro」に劣るところはなく、ナチュラルで臨場感の高い音質を楽しめます。特筆すべきところがないという意見もありますが、全体的にバランスが取れているのは素晴らしい点であり、過不足なくどのような音楽にも没頭できます。

「AirPods Pro」との最大の違いは、ノイズキャンセリング機能が搭載されていないことでしょう。したがってどちらのモデルを選択するかは、自身の生活でノイズキャンセリング機能を必要とするか否かでの判断をおすすめします。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングなし
BluetoothバージョンBluetooth5.0
防水性能IPX4
マイク付き
マルチペアリング対応×
マルチポイント対応×
商品ページhttps://www.apple.com/jp/airpods-3rd-generation/

Marshall「Motif A.N.C.」

ギターのアンプを販売しているメーカーとして有名なMarshallがリリースした完全ワイヤレスイヤホンが「Motif A.N.C.」です。同社の製品としては初めてアクティブノイズキャンセリング機能を搭載しました。

サウンドは一言でいえばシャープ。高音域の解像度がとても高く、女性ボーカルの透き通るような声やシンバルの金属音などがしっかり表現されています。同時に重低音もしっかりと出ているので、迫力を求める人も満足することでしょう。

専用アプリを使えば、イコライザーを調整したりノイズキャンセリング機能の強弱をコントロールしたりすることが可能。またボタンのカスタマイズもおこなえます。ワイヤレス充電や急速充電に対応しているのも注目すべきポイントでしょう。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能イヤホン:IPX5充電ケース:IPX4
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応×
商品ページhttps://marshall.kanjitsu.com/product/motif-anc/

JVCケンウッド「Victor WOOD HA-FW1000T」

日本の老舗音響機器メーカーであるJVCケンウッドが発売した、完全ワイヤレスイヤホンが「Victor WOOD HA-FW1000T」です。音楽再生だけでなく通話用マイクにもノイズキャンセリング機能を搭載し「マスクモード」でマスクを着用したまま相手にクリアな声を届けられることをセールスポイントとしています。

楽曲が本来持っている魅力を、鮮やかに引き出す解像度の高い音が印象的。ジャンルを問わず、複数の音が鳴ったときの再現がとてもリアルです。それぞれの楽器がどの位置にあるのかまでわかるほど空間的な表現力も高く、しっかりした低音により迫力も十分に感じられます。

耳へのフィット感や、取り回しのしやすさは評価の高いポイント。ただし、操作がやや煩雑であり、直感的な操作を期待している方にはやや厳しいところもあります。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IPX4
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応×
商品ページhttps://www.victor.jp/headphones/lineup/ha-fw1000t/

Beats「Fit Pro」

Apple傘下のブランドとして有名なBeatsから販売されている完全ワイヤレスイヤホンが「Fit Pro」です。ワイヤレスイヤホンに求められる条件のなかでも、とくに装着感にこだわって開発されており、製品には柔軟なイヤーウイングが付属しています。

メリハリのある力強いサウンドが印象的で、とくに低音の響きが優秀。迫力とともにリズム感をしっかりと味わえます。ボーカルやクラシックの弦楽器などもそれなり以上に表現できるので、どのような音楽でも問題なく楽しめるでしょう。

iPhoneで使用するときは、本体設定でイコライザー調整ができるだけでなく空間オーディオにも対応しています。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IPX4
マイク付き
マルチペアリング対応×
マルチポイント対応
商品ページhttps://www.beatsbydre.com/jp/earbuds/beats-fit-pro

おすすめのワイヤレスイヤホン【高コスパ】15選

ここでは、コストパフォーマンスの高さに的を絞って、おすすめできる15個のワイヤレスイヤホンを紹介します。

HARMAN International「JBL Live Free 2 TWS」

アメリカの老舗音響機器メーカーであるJBLが発売した完全ワイヤレスイヤホン「JBL Live Free 2 TWS」は、10,000円台というミドルレンジの価格帯でありながら、ハイエンドモデルにも劣らない高い性能を誇っています。

サウンドの特徴としては、元気で明るいことが挙げられます。ボーカルの歌声もしっかりと主張されており、楽器の音の一つ一つが力強く表現できています。この賑やかさは、ロックなどの派手なジャンルを好む方に、より適しているでしょう。

一方で細かい音の再現度も十分に高く、ボーカルの細かなニュアンスや楽器の音の余韻まで感じ取れます。音場も広いので、臨場感もしっかりと味わえます。

イヤホンの装着感はとても軽く、長時間使用していても疲れにくいのはメリット。頭を振ったり軽くジャンプしたりしても耳から落ちることはありません。

イコライザー機能で音質を調整できるほか、イヤホンの着脱検知も備えており、価格以上に機能が豊富です。コストパフォーマンスの点でおすすめできる製品となっています。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IPX5
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応
商品ページhttps://jp.jbl.com/LIVE-FREE-2-TWS-.html

Jabra「Elite 7 Pro」

1863年の創業から150年以上にもわたって音響関連機器を開発・販売しているデンマークのJabraから発売された完全ワイヤレスイヤホンが「Elite 7 Pro」です。60,000以上の耳のかたちを検証したうえでデザインされた、シンプルな小型のデザインが特徴です。

サウンドの特徴としては、高音域の再現性が高いことが挙げられます。ボーカルの感情豊かな響きや、コーラスの細かなニュアンスなどを、まるでその場にいるかのように体感できます。

また楽器の立体感もしっかりと味わえるので、臨場感も十分。ライブさながらに音楽を楽しめるといっても過言ではないでしょう。

操作性では、ボタン操作の反応精度が優れているのが注目すべきポイント。ノイズキャンセリングや外音取り込み、曲の再生や停止などを直感的に操作でき、使い勝手のよいものです。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IP57
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応
商品ページhttps://www.jabra.jp/bluetooth-headsets/jabra-elite-7-pro##100-99172701-98

ヤマハ「TW-E5B」

日本が世界に誇る総合楽器メーカーであるヤマハの「TW-E5B」は、10,000円ちょっとという低価格でありながら、ヤマハがこれまでに培ってきたさまざまな技術が融合されている完全ワイヤレスイヤホンです。

解像度の高い鮮やかなサウンドが特徴的。音の一つ一つに厚みがあり、情報量の高さが十分な臨場感をもたらしてくれます。男性・女性ともにボーカルはクリアで、歌声の抑揚や余韻がしっかりと表現できています。

また世界的な楽器メーカーだけあって、ピアノやギターなど楽器のサウンドもリアル。低音もしっかりと迫力のあるものになっているので、派手なジャンルの音楽が好みの方であっても十分に楽しめるでしょう。

ノイズキャンセリング機能がついていないのは残念ですが、値段以上の高品質な音を楽しめる製品となっています。

操作ボタンボタン操作
ノイズキャンセリングなし
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IPX5
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応×
商品ページhttps://jp.yamaha.com/products/audio_visual/headphones/tw-e5b/index.html

Samsung「Galaxy Buds2」

テレビやスマホなどで世界でもトップクラスのシェアを誇る、韓国の総合家電メーカーであるSamsungが発売した完全ワイヤレスイヤホンが「Galaxy Buds2」です。本来の音を本来の音質で聴かせる、解像度の細かさや臨場感の高さをセールスポイントとしています。

ボーカルの響きや楽器の余韻などの微妙なニュアンスの表現が素晴らしく、低音も深みがあって迫力十分。音が空間的に広がっていくのを楽しめる解像度の高いサウンドとなっており、気が付けばいつのまにか音楽に没入しています。

小ぶりなサイズですが耳穴へのフィット感がよく、取り回しのしやすさも好印象。ノイズキャンセリングの強さを調整できたり、イコライザーで音質を自分好みに作れたりする点も魅力です。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IPX2
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応×
商品ページhttps://www.galaxymobile.jp/galaxy-buds2/

DENON「AH-C830NCW」

日本の音響機器ブランドであるDENONの「AH-C830NCW」は、同社が初めて発売した完全ワイヤレスイヤホンです。音楽に没入できることをコンセプトとして開発されました。

サウンドの特徴として挙げられるのは、解像度が高いこと。一つ一つの音が鮮明に伝わってくるだけでなく、音場の広さも十分で、しっかりとした臨場感を楽しめます。とくにオーケストラ楽曲には向いており、弦楽器の高い音も余裕を持って表現してくれます。

装着感も素晴らしく、しっかりと耳にフィットしてくれるのは嬉しいポイント。頭を振ってみたり軽くジャンプをしたりしてみても、耳から落ちる心配はありません。

専用アプリがなく、イコライザー調整やボタン操作のカスタマイズができないなど、機能の少なさがややネックですが、音楽そのものを楽しむには十分すぎる性能を誇っています。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.0
防水性能IPX4
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応×
商品ページhttps://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-wireless_ap/ahc830ncw

Jabra「Elite 85t」

アメリカの音響機器ブランドであるJabraから発売された「Elite 85t」は、単に音楽を聴くだけでなく通話性能の高さも意識して開発された完全ワイヤレスイヤホンです。

サウンドの特徴としては、自然体でバランスがよいことが挙げられるでしょう。音の再現性も高く、ワイヤレスイヤホンが苦手としている弦楽器の高音もしっかりと表現できています。楽器やボーカリストの位置関係もしっかりと把握でき、臨場感を味わううえで申し分のないクオリティです。

フィット感もよく、付けていても痛みを感じたり違和感を覚えたりすることはありません。多少派手に動いても耳から落ちることはないので、通勤や通学中でも使いやすいでしょう。

専用アプリを利用すれば、スマホからイコライザー調整をおこなうこともできます。また自分の聴覚にあわせて音質を自動で調整してくれる機能も搭載されているので、設定が面倒な方は試してみるとよいでしょう。

操作ボタンボタン操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.1
防水性能IPX4
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応
商品ページhttps://www.jabra.jp/bluetooth-headsets/jabra-elite-85t

Google「Pixel Buds A-Series」

世界のトップに君臨する検索エンジンで知られ、Androidを開発したメーカーでも有名なGoogleが発売した完全ワイヤレスイヤホンが「Pixel Buds A-Series」です。10,000円を切る低価格ながら、周囲の騒音にあわせて音量を自動調整する「アダプティブサウンド機能」などを搭載しています。

サウンドの特徴としては、きめが細かく再現性に富んでいることが挙げられます。たとえばボーカルは、囁くようなパートや歌い終わったあとの余韻などをきちんと再現しています。歌と歌のあいだの微妙な息遣いも感じられるほどです。

低音の深みと迫力がしっかりと備わっており、ロックなどの派手なジャンルであっても物足りなさを感じることなく楽しむことが可能。音場の広さもきちんと確保されているため、臨場感も申し分ありません。

耳へのフィット感に優れており、イヤーフックで引っ掛けられる点も評価の高いポイント。またイヤホン本体での再生・停止などの操作性にも優れており、価格以上に使い勝手のよい製品となっています。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングなし
BluetoothバージョンBluetooth5.0
防水性能IPX4
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応×
商品ページhttps://store.google.com/jp/product/pixel_buds_a_series_specs?hl=ja&pli=1

Shure「AONIC FREE」

100年近い歴史をもつ音響機器メーカーであるShureが発売した「AONIC FREE」は、長年にわたってプロフェッショナル向けの製品を開発してきたノウハウが注ぎ込まれた、高品質な完全ワイヤレスイヤホンです。

解像度が高く、音の広がりを強く感じられるサウンドが特徴。元々の音質を変化させることなく、ナチュラルに届けることを重視した音作りになっています。低音から高音までバランスよく鳴るので、楽曲をじっくり聞くことに向いています。逆に派手な音を好む方にはやや物足りないかもしれません。

イヤーピースはウレタン製で付け心地が優しく、耳にぴったりとフィットします。ノイズキャンセリング機能は搭載されていませんが、イヤホン自体の密閉度が高いので遮音性も比較的高めとなっています。

難点としては、本体とケースがともに大きいため、ポケットに入れて持ち歩くのにやや不便であることが挙げられます。

操作ボタンボタン操作
ノイズキャンセリングなし
BluetoothバージョンBluetooth5.0
防水性能×
マイク付き
マルチペアリング対応×
マルチポイント対応×
商品ページhttps://www.shure.com/ja-JP/products/earphones/aonic_free

Anker「Soundcore Life P3」

モバイルバッテリーなどのスマホ周辺機器で有名なAnkerから発売された完全ワイヤレスイヤホンが「Soundcore Life P3」です。10,000円を切る低価格でありながら、ノイズキャンセリングや外音取り込み、イコライザー機能などにも対応する多機能性がセールスポイントです。

Ankerのワイヤレスイヤホンは低音が強いことで知られており、本製品でもその特徴ははっきりと見て取れます。繊細な再現性にはやや欠けますが、音の広がりと臨場感は十分。迫力のあるサウンドを楽しみたい方に向いたチューニングです。

直感的な操作が可能なだけでなく、自分好みにさまざまな要素をカスタマイズできるのもメリットの一つ。またフィット感にも優れているので、頭を揺らしたりジャンプしたりしても耳から落ちる心配はありません。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.0
防水性能IPX5
マイク付き
マルチペアリング対応×
マルチポイント対応×
商品ページhttps://www.ankerjapan.com/products/a3939

Anker「Soundcore Liberty 3 Pro」

Ankerは「低価格で一定以上の品質」を備えた製品で知られていますが、ある程度ハイグレードな製品も世に送り出しています。完全ワイヤレスイヤホンでの例の一つが、この「Soundcore Liberty 3 Pro」です。

環境音を検知して自動で切り替わるノイズキャンセリング機能を搭載しているだけでなく、ハイレゾ対応のコーデックであるLDACにも対応しており、よい意味でAnkerらしからぬハイクラス志向の製品となっています。

サウンドの特徴としては、低音が強めであることが挙げられます。しかし低音の迫力だけで押し切るのではなく、音の立体感や伸び、透明感でも十分なクオリティを発揮してくれます。

大きさの異なるイヤーピースとイヤーフックが3種類ずつ同梱されており、どのような耳のかたちにも対応できるようになっているのも魅力。自分にぴったりあうパーツを装着しておけば、イヤホンが耳から落ちてしまうことはまずありません。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IPX4
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応
商品ページhttps://www.ankerjapan.com/products/a3952

Sennheiser「CX Plus True Wireless」

ドイツの音響機器メーカーであるSennheiserから発売された完全ワイヤレスイヤホンの一つが「CX Plus True Wireless」です。キャッチコピーは「こだわりの音だけに包まれる」。自宅でも移動中でも、快適に音楽に没頭できることを目指して開発されたものです。

低音が沈んでいく感じや、微妙に音が変化していく様子がしっかり再現されているのが音質面での特徴。低音域から高音域までバランスよく音が主張されるため、とても聴きやすいものになっています。

イヤホン本体はコンパクトなサイズで取り回しに優れており、フィット感も申し分なし。また各種操作を直感的におこなえる点も好印象です。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IPX4
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応×
商品ページhttps://www.sennheiser-hearing.com/ja-JP/p/cx-plus-true-wireless/

The House of Marley「REBEL EARPHONES」

レゲエミュージシャンであるボブ・マーリーの親族によって設立された音響機器ブランド・The House of Marleyから発売された完全ワイヤレスイヤホンが「REBEL EARPHONES」です。リサイクルされたプラスチックや再生可能な竹など、環境に配慮した素材を使っているのが特徴です。

サウンドの特徴としては、バランスがよく深みがあることが挙げられるでしょう。どのようなジャンルのどのような楽器の音であってもしっかりと表現できる再現性の高さもあります。また余韻の表現にも優れており、音の広がりがしっかりと感じられます。

フィット感に関しては賛否両論あり、耳のかたちに依存するところが大きいようです。またノイズキャンセリングや外音取り込みなどは搭載されておらず、イコライザー機能もありません。シンプルに音楽を聴くことに注力された製品となっています。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングなし
BluetoothバージョンBluetooth5.0
防水性能IPX5
マイク付き
マルチペアリング対応×
マルチポイント対応×
商品ページhttps://thehouseofmarley.jp/product/rebel/

EarFun「Air Pro SV」

2018年に設立されたばかりの中国の電子機器ブランド・EarFunから発売された「Air Pro SV」は、複数のマイクを組みあわせて高音質で通話できることが特徴の完全ワイヤレスイヤホンです。

音楽を聴いたときの音質も申し分なく、ボーカルのちょっとした抑揚やブレスまでしっかりと再現できています。また低音がとても力強いので、ダンスミュージックやロックなどにとくに向いているでしょう。同時に、イヤホンでは表現が難しいといわれている弦楽器の高音も美しいので、しっとりとした味わいの音楽を聴くのにも適しています。

専用アプリの利用で、イコライザーやタッチ操作のカスタマイズが可能。低遅延モードも搭載されているので、ゲームをプレイしたい方にも向いている製品です。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IPX5
マイク付き
マルチペアリング対応×
マルチポイント対応×
商品ページhttps://www.myearfun.com/jp/headphones/earfun-air-pro-sv-anc-true-wireless-earbuds-black

SOUNDPEATS「Mini Pro」

SOUNDPEATSは、2011年の設立以来、主に低価格帯の製品でシェアを広げてきた中国のイヤホン専門ブランド。そのSOUNDPEATSが2022年に発売したのが「Mini Pro」です。10,000円を切る低価格でありながら、ハイレゾ相当のコーデックであるaptX-Adaptiveにも対応しているなど、しっかりした性能を備えています。

中音域がメインのマイルドな音質で、とくに歌声にしっかりとした厚みが感じられます。一般に表現が難しいといわれる弦楽器の高音も、低価格帯ながらしっかりと表現できています。音の広がりにも優れているので、没入感の点でも申し分ありません。

イコライザーが充実しており、複数の音質から好みのものを選択したり、音域ごとに細かい調整ができるなどの機能を備えています。サンプル音源を聴きながら、自分の聴覚にあわせた音質設定ができる機能もあるので、初心者でも好みの音を作り出せるでしょう。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IPX5
マイク付き
マルチペアリング対応×
マルチポイント対応×
商品ページhttps://jp.soundpeats.com/products/mini-pro

AVIOT「TE-D01m2」

AVIOTは日本発の音響機器メーカーで、日本人の聴覚の特徴にあわせた音響設定にこだわっています。そんなAVIOTから発売された「TE-D01m2」は、比較的安価ながらハイレゾ再生にも対応した製品となっています。

とてもナチュラルな音質なので、きつい音があまり好きではない人にとくにおすすめできます。音に尖ったところがないので、音量を大きくしても違和感を抱くことがほとんどありません。またaptX-Adaptiveに対応しているため、同じく対応しているAndroidスマホを利用すれば解像度の高い音楽を楽しめます。

アプリを使うことで、イコライザーを設定したり、ボタン操作をカスタマイズしたりできるのも魅力。またワイヤレス充電や、15分で約2時間再生可能な急速充電にも対応しています。

操作ボタンタッチ操作
ノイズキャンセリングあり
BluetoothバージョンBluetooth5.2
防水性能IPX4相当
マイク付き
マルチペアリング対応
マルチポイント対応
商品ページhttps://aviot.jp/product/te-d01m2/

まとめ

ワイヤレスイヤホンは無数のメーカーから発売されており、比較検討するためのしっかりとした知識がないと、どれを選べばよいのかわからなくなってしまいます。

この記事ではそのような事態に陥らないために、自分にぴったり合ったワイヤレスイヤホンを見付け出すための基準を解説するとともに、おすすめの製品を30個紹介しました。

ぜひ記事の内容を参考にして、あなたの生活に素晴らしい音楽体験をもたらすワイヤレスイヤホンを探してみてください。

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