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服のサブスクのデメリットは?ファッションサブスクサービスのデメリットを6つ解説

服のサブスクを使ってみたいけど、どんなデメリットがあるのか気になる……と悩んでいませんか?

ファッションサブスクサービスについて色々調べたけれど、おすすめする情報しかなく、どうしたらいいかわからないと思ってしまいますよね。

この記事では、ファッションサブスクサービスを使う場合に起こるデメリットを解説しています。

この記事を読めば、予めどういったデメリットがあるのかがわかり、実際に使用した際にがっかりすることがきっと少なくなりますよ。

早速ファッションサブスクサービスのデメリットから解説していきます。

ファッションサブスクサービスのデメリット

ファッションサブスクサービスのデメリットは、主に以下の6つのデメリットがあります。

  • 試着ができない
  • 汚れや破損をした場合に料金がかかる
  • 新品が届くとは限らない
  • 好みの服が借りられない可能性がある
  • 毎月必ず固定費がかかる
  • 送料や返却料がかさむ
  • 人によっては買うよりも高額になる可能性がある

ひとつずつ、解説していきます。

試着ができない

ファッションサブスクサービスでは、レンタルする前に試着ができるサービスがありません。DROBEなど、ファッションのスタイリングをしてもらえるサービスでは、購入が前提のため届いた服やアイテムを試すことができますが、レンタルサービスではレンタルすること自体が試着に等しく、お試しをすることができないのです。

レンタルサービスでは、色々借りたアイテムの中から気に入らなかったものだけを取り替えるという使い方ができるサービスは少ないです。

そのため、サイズ間違いなどをしてしまうと、レンタル枠がひとつ無駄になってしまいます。借りる服の素材によっては、自分が思っていたサイズよりも小さいという場合もありますので、この点には注意が必要です。

汚れや破損をした場合に料金がかかる

ファッションサブスクサービスでは、レンタルしたアイテムを汚したり破損したりすると、修繕費用や弁償金が発生する場合があります。

ただし、普段使いで汚れた場合は免除されることが多く、例えばエアークローゼットやメチャカリでは、小さな汚れや微細な傷は通常通りアイテムを返却しても問題ありません。

参考までにエアークローゼットの修繕費用や弁償金を下記の表で紹介します。

<修繕の場合>

分類内容
シミ・色落ちインク・化粧品・食べ物等によるシミ660円 / 1着
ほつれ生地引っ掛けによる糸つれ、糸飛び出し等440円 / 1ヶ所
ほつれ縫い目の裂け・ほどけ・ほつれ275円 / 1ヶ所
ファスナー破損ファスナーの不具合・壊れ660円
装飾品外れボタン・装飾品の外れ(現物返却あり)440円 / 1ヶ所

<弁償の場合>

分類内容修繕費用・弁償金
シミ・色落ちインク・化粧品・食べ物等によるシミ会員価格の10%
シミ・色落ち血液・排泄物等のクリーニング不可能なシミ、漂白剤などによる色落ち会員価格の10%
ほつれ生地引っ掛けによる糸つれ、糸飛び出し等会員価格の10%
ほつれ縫い目の裂け・ほどけ・ほつれ会員価格の10%
破れ生地(縫い目以外)の裂け・破れ会員価格の10%
ファスナー破損ファスナーの不具合・壊れ会員価格の10%
装飾品外れボタン・装飾品の外れ(現物返却あり)会員価格の10%
装飾品外れボタン・装飾品の外れ(現物返却なし)会員価格の10%
洗濯表示外の取扱による破損退色・脱色、色移り、著しい伸び・縮み など会員価格の10%
不適切なアイロンの使用による破損焼け・焦げ・傷・回復困難なシワ など会員価格の10%
紛失盗難を含む、アイテムの紛失会員価格
パーツ外れ(アクセサリー)留め具、チェーン、カン類の外れ330円

小さいお子さんがいる家庭などでは、自分が気をつけても食べ物をひっくり返したりして汚してしまう、といった不安もあると思います。

汚れが大きすぎると、弁償しなければいけないサービスが多いので注意してください。

エアークローゼットやメチャカリではもしものときのための保証サービスも別途用意しているので、どうしても不安だ、という方はこうした保証サービスが用意されているサービスを選びましょう。

新品が届くとは限らない

ファッションサブスクサービスは、新品のアイテムのみを取り扱っているサービスはほとんどありません。

例えば、Rcawaiiでは借りることができる服の多くが新品か未着用品となっていますが、誰かが借りた服が届くこともあるようです。

エアークローゼットでは、SDGsの取り組みの一環として洋服のシェアと再利用を行っています。もちろん新品が届くこともありますが、基本的には使われたアイテムが届きます。

一方で、メチャカリから届くアイテムはすべて新品です。また、一度レンタルしたアイテムは古着として販売しています。

「どうしても新品でなくちゃ嫌だ」「人が一度着た服は着たくない」という人もいると思います。そういった人には、メチャカリをおすすめします。

好みの服が借りられない可能性がある

ファッションサブスクサービスでは、好みの服が借りられない可能性があります。

例えば、メチャカリでは新品をレンタルできるようにしているため、どうしても在庫の数に限りがあります。新作や人気のアイテムは争奪戦になってしまうため、借りられないということもあるようです。レンタル予約サービスもありますが、利用の際には予約した分だけ今借りている服を返さなければいけません。

また、サービスによっては借りられる服のジャンルが限られていることもあるため、サービスに申し込む前に、公式サイトでしっかりとイメージを掴む必要があります。

毎月必ず固定費がかかる

ファッションサブスクサービスは、定期的に費用がかかります。そのため、1ヶ月ごとなど、自分が借りている期間に応じて必ず費用が発生してしまいます。

服を借りなくてもいい、というタイミングで有料プランをスキップできるサービスは少なく、メンズサブスクのSPUやメチャカリなどに限られています。

メチャカリでは、有料プランのスキップのタイミングは更新日よりも前に申し込めば、更新日から1ヶ月間は費用が発生しません。また、その次の更新日までにスキップを延長すれば、その翌月も費用が発生しません。

注意点としては、アイテムのレンタル中はスキップの申込みができないこととスキップ期間中に途中でキャンセルすることはできないので、覚えておきましょう。

基本的には、ファッションサブスクサービスを使う場合は、1ヶ月ごとに費用が発生すると覚えておくと良いでしょう。

送料や返却料がかさむ

ファッションサブスクサービスでは、アイテムを受け取る際や返却する際に送料や返却料がかかります。

例えばメチャカリでは、何度でもレンタル期間内に違うアイテムに借り換える事ができます。その際、発送時の費用は一切かかりませんが、その度返却料がかかってしまいます。

逆にエアークローゼットでは、返却料はかかりませんが、発送時の送料がかかります。

このように、返却料もサービスによって異なるので、注意が必要です。

以下に、いくつかのサービスの返却料をまとめました。

送料(税込)返却料(税込)
エアークローゼット330円(沖縄のみ990円)無料
メチャカリ無料418円
Rcawaii無料返却送料:280円~380円(コンビニから送る場合は追加あり)交換手数料:35~148円

サービスによっては非常に複雑な送料や返却料の形式を取っている場合がありますので、予めよくある質問などで確認しておきましょう。

ちなみに、送料がかからないファッションサブスクサービスもいくつかあります。

EDIST. CLOSET(エディストクローゼット)では、配送料が月額に含まれており、アイテムと一緒に返却用の伝票が届きます。

ただし、この伝票をなくした場合には返送料がかかりますので、気をつけましょう。

人によっては買うよりも高額になる可能性がある

もし、古着を購入することが多い場合や、SHIENやユニクロ、GUなどのファストファッションを購入することが多い場合は、ファッションサブスクサービスを使うと、高くついてしまう可能性があります。

例えば、エアークローゼットの月に3着届くライトプランの金額は、7,800円(税込)ですが、2023年10月12日のSHIENのランキングを上から3着買うと6,433円(税込)になり、1,000円以上も差がついてしまっています。

節約のためにファッションサブスクサービスを使おうと思っている人は、買うほうが安くなる場合があるということを覚えておきましょう。

こういった場合は、スキップ機能があるメチャカリを使い、ファストファッションよりも高い服を借りる用事ができそうなタイミングで再開するのが良いでしょう。

まとめ

ファッションサブスクサービスを使ってからデメリットに気がつくと、損をしてしまう可能性が高いです。

ファッションサブスクサービスのデメリットは、ほとんどの場合、フォローアップできません。。

なので、自分がどういった目的でファッションサブスクサービスを使おうとしているのかを踏まえてサービスを選ぶことをおすすめします。

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