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話題.成人式
成人式

祝成人!!20歳の君達へ贈る 「君と過ごした音楽まとめ」~あの日の君へ~

2015.01.14
話題.成人式
成人
TV
TK
ayu
TRF
1994年4月~1995年3月生まれの皆さん、成人おめでとうございます!!
 
20歳になって何か変わりましたか??
 
あぁ、そうですね。昨年の12月に「選挙」を経験した人もいるでしょう。
 
今回のコラムは成人した皆さんの成長とともに、その想い出を彩ってきた楽曲を紹介してゆきます。
 
20代、30代の方は各曲の想い出にジェネレーションギャップを感じて泣きそうになりそうですが、どうぞお付き合い下さい(私も泣きそうです…)
 
君たちが生まれた1994年に流行った曲はコレだ!!
~TKダンスミュージックの「申し子」達へ~

Boy Meets Girl / TRF


1994年度生まれはフィギアスケートの羽生結弦選手や村上佳菜子選手、北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手等、すでにスポーツで活躍している期待の世代。
 
 
「同情するなら金をくれ」という印象的なセリフで有名なドラマ『家なき子』が流行ったのが1994年です。ただ、こんな暗いドラマが流行った一方で音楽は非常に彩り豊かです。
 
というのも、この年の音楽では“Mr.Children”の「innocent world」、“冬の女王 広瀬香美”の「ロマンスの神様」、“篠原涼子”の「恋しさと せつなさと 心強さと」が、150万枚を越えるセールスを記録しています。
 
(1994年生まれの皆さんは、篠原涼子さんが小室哲哉プロデュースでCDを出していたことや『ダウンタウンのごっつええ感じ』でコントをしていたことなど、一切知らないでしょうね…。)


TRF 20TH Anniversary COMPLETE SINGLE BEST / TRF


そう、この頃から「TK(小室哲哉)プロデュース」という言葉がささやかれるようになるのです。
 
“trf”の「survival dAnce~no no cry more~」、「Boy Meets Girl」は1994年にミリオンヒットし、
続く1995年1月~3月に連続リリースされた「CRAZY GONNA CRAZY」、「masquerade」、「Overnight Sensation」もミリオンヒットしています。
 
1995年には「H Jungle With T(ダウンタウン浜田雅功がメインボーカル)」の「WOW WAR TONIGHT」の発売や“globe”のデビューと、小室哲哉さんが作り出すダンスミュージックに日本中が踊っていたのです。




成人を迎えた「E-girls(Flower)」の藤井萩花、重留真波の二人も、恐らく子供の頃からダンスミュージックに浸り、これからもダンスミュージックに情熱を注いで行くのでしょう。
しかし、二人ともカワイイなぁー。


E.G. TIME / E-girls

E-girls 最新アルバム『E.G. TIME』も発売中!!彼女達の魅力が凝縮された1枚です!!


 
おませ女の子が急増した!?ハラハラドキドキな小学校生活!?
~ラブワゴンで旅をしてたら、「ちょ、待てよ!」~


はい!!
小見出しで、もう何のTV番組か分かりますよね(笑)
 
1994年度生まれの方達が小学校に入る2001年の大ヒット。それは木村拓哉主演のドラマ『HERO』。
 
この主題歌である“宇多田ヒカル”の「Can You Keep A Secret?」も2001年の売り上げTOP1となっています。打ち込み然とした楽曲はカッコよかったですよね。
 
なお、『HERO』は昨年2014年夏に「月9ドラマ」として続編が放送され、1月14日(水)にBlu-ray BOXとDVD BOXが発売されるそうです。
昨年の放送を見逃してしまった方は、是非手に取ってみて下さい。
 
『HERO Blu-ray BOX(2014年7月放送)』
http://hp.ponycanyon.co.jp/short/sakuhin/PCXC000060058/



M / 浜崎あゆみ

この2001年の売り上げTOP2は“浜崎あゆみ”の「M」。
ツーカーセルラー東京(懐かしい)のCMタイアップだけにも関わらず、売り上げ130万枚を越えた恋愛歌でした。

 宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について- 

ちなみに、最近発売された“ソングカバー・アルバム”『宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-』では、「Movin’ on without you」を浜崎あゆみがカバーしています。
 
かなりカッコよいアレンジなので、気になる方は是非。他のアーティストも豪華ですからね。
 
 
そして、当時の恋愛といったら『あいのり』はかかせないですよね。
正直、小学生の子が見ていたかどうか分からないですが(お母さんは見ていたけれど、諸事情で寝かせられたでしょうから。)ドキドキするシーンが多く想い出が多いはずです。
 
とはいえ、成人になる皆が中学生の2009年まで続いた大ヒットバラエティですから、一度はあのハラハラドキドキを覚えたのではないでしょうか?
 
さらに主題歌は必ずヒット。“ゆず”や“GLAY”、“スピッツ”や“I WiSH(川嶋あい)”などアーティストも豪華でしたね。


fragile / Every Little Thing

特にカラオケ等で人気だったのは、“Every Little Thing”の「fragile」ではないでしょうか?
 
大学ではサークルの女の子が歌ったり、そのカラオケにその彼氏が居たり、なんだか「こそばゆい」思いをしたなんてことありませんでしたか?
20代中盤~30代前半の方、思い出しませんか??



“Dorothy Little Happy”の高橋真理も成人を迎えた一人。多くの男性ファンを魅了する彼女のパフォーマンスには、小学生時代に聞いた恋愛歌と恋愛を描いたドラマ、バラエティのエッセンスがあるのかもしれない。


circle of the world / Dorothy Little Happy


そんな彼女達“Dorothy Little Happy”の最新ミニアルバム『circle of the world』は、彼女達のキュートさが溢れる一枚となっています。

 
CDの実売は低迷。しかし、R&B、ダンスチューンが徐々に台頭!?

うーん。そうだったのかー。
 
はっ!!(゚〇゚;)
すみません。驚きのデータを見て、取り乱しました!!
 
1994年度生まれの方達は2007年に中学に入って2010年に卒業、さらに2013年に高校卒業となるのですが、
なんと、2008年~2010年までミリオンセラーが一枚もありません…。実は2007年も100万枚に達しているのは“秋川雅史”の「千の風になって」だけなのです。
 
1994年度生まれの方達は、そんな時に青春時代を過ごしていたんですね。
ちょっと自分には想像出来ないなぁ。
 
ですが、一方で2007年といえば、“倖田來未”の「愛のうた」がロングセールスを記録。

愛のうた / 倖田來未



“EXILE”が「Lovers Again」「道」を発売する等あり、特に“EXILE”はフジテレビ『めちゃイケ!』とのコラボで実現したオカザイルにより広く知られる存在となりました。

EXILE EVOLUTION / EXILE


CD自体の販売枚数は少なくなっていますが、そんな中でも歌唱・パフォーマンスに優れた楽曲やアーティストが音楽シーンを彩るようになってきた時でもあったのですね。


“GENERATIONS from EXILE TRIBE”で活躍する片寄涼太。成人する彼も「EXILE TRIBE」として「EXILE」に背中を借りながら次世代のアーティストへの階段をかけ上がっています。


Sing it Loud / GENERATIONS from EXILE TRIBE


 
アイドル群雄割拠! i DOL Street の勢いが止まらない!!

今年成人になる方達は今、様々なアイドルが群雄割拠する「アイドル全盛期」に青春を過ごしています。
 
男性がアイドルを好きになるのは、もちろん。女性に憧れられるアイドルも少なくありません。
そして、自身がアイドルとしてステージに立つことを夢見、かなえたアーティストも少なくありません。

avexのアイドル専用レーベル「iDOL Street」に属する“SUPER☆GiRLS”の勝田梨乃、荒井玲良も今年成人式を向かえたアーティスト。彼女達も今を駆け抜けるアイドルです。


ギラギラRevolution / SUPER☆GiRLS




さらに、同じく「iDOL Street」に属し2014年にニューヨーク公演を成功させる等の活躍をした“Cheeky Parade”」も見逃せません。リーダーの関根優那、ダンスリーダーの渡辺亜紗美がめでたく成人しています。


CANDY POP GALAXY BOMB !! / Cheeky Parade


彼女達「iDOL Street」は男女ともにファンも多いので、今後その楽曲やパフォーマンスに注目が集まることでしょう。
 
 
いかがでしたか?
 
今年成人する方達の生まれた1994年までさかのぼり、その20年史とともに成人するアーティストを伝えてきました本日のコラム。
今後、音楽シーンを輝かせるであろう成人を迎える注目のアーティストは見つかりましたか?
 
最後に。成人する皆さん、成人おめでとうございます。
これからの時代を共に作ってゆく仲間として、皆さんの活躍を期待しております。



 
雜賀 信之助(サイカ シンノスケ)
WRITTEN BY雜賀 信之助(サイカ シンノスケ)
プロデューサー。PRイベントや映像制作、キュレーションサイト『和食ラボ』等の運営・進行管理を担当。
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