コラム

エイベックス・チャレンジド・アスリート

話題

エイベックスの障がい者スポーツ支援。きっかけは偶然だった!? エイベックス・チャレンジド・アスリートについて選手本人に聞いてみたよ

今回のコラムはエイベックスの意外な(!?)一面をご紹介したくキーボードを叩いております。
 
その紹介したい一面とは「エイベックス・チャレンジド・アスリート」という障がい者スポーツへの取り組みです。実はエイベックスでは2008年から障がい者アスリートを社員として積極的に雇用しており、彼らの活動をサポートしています。

現在は車いすテニス ランキング1位の上地結衣選手


車いす陸上の木山由加選手


ロンドンパラリンピックに出場し見事金メダルを獲得した視覚障がい者柔道の正木健人選手


仁川アジアパラ競技大会で50m自由形の金を含む4つのメダルを獲得したパラ水泳の池愛里選手(峰村パラスイムスクワッド)


2010 バンクーバーパラリンピック、2014 ソチパラリンピック クロスカントリー/バイアスロン出場
ASTCアジアトライアスロン選手権2016 優勝の佐藤圭一選手


ロンドンパラリンピック7位入賞の視覚障がい者柔道の半谷静香選手



などをサポートしています。


エイベックスが障がい者スポーツ支援を始めたキッカケというのが、興味深いのです。
というのも、障害者雇用率制度(※1)により雇用した社員の一人が、偶然にも障がい者アスリートだったのです。
「大会に出るので」と休暇の申請をされたことからアスリートだったことを知り、それなら支援しようということで始まったそうです。
 
※1従業員が一定数以上の規模の事業主に定められている、従業員に占める身体障害者・知的障害者の割合を「法定雇用率」以上にする義務

 エンタテイメントに携わる企業として障がい者スポーツを推進することになり、いまや、「エイベックス・チャレンジド・アスリート」でサポートしている選手は10人以上。

では、実際に「エイベックス・チャレンジド・アスリート」は障がい者アスリートにとって、どのように役立っているのでしょうか。
 
ということで、今回のコラムではアジア・日本記録である【100m 13秒59】を持ち、2012年のロンドンパラリンピックにも出場したパラ陸上競技 高桑早生(たかくわ さき)選手に、「障がい者アスリートとして」「エイベックス社員として」インタビューしてきました。



-陸上競技をするキッカケはどういうものでしたか。

高桑早生選手)中学1年生の時に病気で義足になるのですが、入院した時に佐藤真海さんの本を読んだんです。その本は義足で競技をされている佐藤さんの写真がたくさん載っていて、その姿に感動しました。

それと当時、私の義足を作っていただいていた義肢装具士さんも義足で陸上競技をされていて、陸上への興味が溢れ出して来ました。そんな折りに高校に進学するのですが、そこで新しいことを始めたいと陸上競技に足を踏み入れました。
 
 
-もともとスポーツをすることが好きだったのでしょうか。
 
高桑)大好きでしたね。足を切断するという選択のモチベーションも「スポーツをしたい」という想いからだったんです。
 
 
-陸上競技という競技の魅力はどんなところだと思いますか。
 
高桑)陸上競技は、「走る」「飛ぶ」「投げる」という「人間の基本的な動きを究極まで突き詰めたスポーツ」だと私は思っているんです。その中で「走る」というのは基本的に誰でも出来ることですが、私の場合は足を失っていて歩けないかもしれない状態です。
そんな状態から義足を付けることによって走ることがもう一度出来た。本来は自分の身体一つで出来ることを義足と共にあることで走れる。そういう感覚に魅力を感じているように思います。
 
 
-そんな魅力ある陸上競技をやっていて良かったと思うことは何ですか。
 
高桑)いっぱいありますが、一番は陸上競技をやっていなかったら出逢えなかった人が沢山いただろうし、2012年のロンドンパラリンピックに出場することもなかったと思います。そんな経験全てが陸上をやっていたからこそ出来たことなので、やっていて良かったと思いますね。
 
 
-高桑選手が今も陸上を続けている原動力はどんなことですか。
 
高桑)私が陸上を始めたのは2008年で、ちょうど北京パラリンピックの映像を見たんです。その時に「私が陸上を突き詰めていった先にパラリンピックがあるんだ」という想像ができて、私を突き動かしてくれたんです。それでパラリンピックが一つの目標となりました。
 
 

-9月後半にUPを予定している「エイベックス・チャレンジド・アスリート」のPR映像を撮影したそうですが、撮影してみてどうでしたか。
 
高桑)撮影がけっこう長かったですね。15時間くらい。スタジオが丸1日、競技場が半日という感じでした。
 

-確かに、ティザー映像を拝見しましたが、「ザ・PV」という気合いの入ったクオリティでしたね。
 
高桑)そうなんです。すごく力を入れてやっていただけると聞いたのですが、実際に撮影してみるとスゴい数の機材やスタッフさんが関わってくださっていて緊張もしました。
公開されていたティザー映像だけでも、その力の入れようやクオリティが伝わってきて嬉しかったですね。
 
 
-そして、その映像の楽曲を担当されるのが小室哲哉さん!!
 
高桑)そうなんです。子供の頃にglobeなどを聞いていたので、とっても嬉しくって。まだ編集中で拝見していないのですが、完成版をとても楽しみにしています!!

編集部注:完成版のPR映像は「YouTubeチャンネル avex challenged athletes( https://www.youtube.com/channel/UCAk3vnsttRMp_ojMyKD0nIg )」にて公開予定です。

-では、エイベックスに所属した理由を教えていただけますか。
 
高桑)以前からエイベックスでは障がい者スポーツを多くサポートしているという印象があったんで、長い間サポートしてきたエイベックスの経験に魅力を感じていました。
障がい者スポーツの現場を全く知らない企業に入るよりも、現場をよく知っている企業に入れば我々のことを分かっていただける環境があるのかなと。
 
特に陸上競技はずっと出来る競技ではないので辞めた後に仕事をしたいという話をしたら、しっかりとその想いを受け止めてくれたということも理由ですかね。
 
 
-なるほど。音楽はもちろん、先日体験された映像などエイベックスはクリエイティヴな会社だと思いますが、そこの部分はどう感じますか。
 
高桑)正直なところ「この会社は面白そう!!」と思ったことも理由です。何かを作ることもそうですし、流行を発信してゆくことにも魅力を感じていて、その中に「障がい者スポーツが入っていけたら、これほど面白いことはない!!」とも思っています。
障がい者スポーツを色んな方に「面白い!」「カッコいい!」と思っていただけるように、エイベックス社員として伝えられたらなとも思いますね。


-では、ここでエイベックス社員としての日常を教えてください。
 
高桑)チャレンジド・アスリートなどの活動を伝える(メディア向けの)メールレターを書いたりなどしています。そこでは「アスリートとしての自分(目線)」で情報を配信しているのですが、私が感じたことなどを直接アウトプット出来ていることに魅力を感じていますね。
 
ただ、普段は会社には週3日程出社しているのですが、合宿などがあった8月は出社が少なかったんです。それでも、会社には理解いただいて、「競技」と「仕事」をしっかりと分けて集中させてもらえるのは嬉しい環境だなと思います。
 
 
-出場した大会で思い出深い曲はありますか?
 
高桑)以前、出場した大会の閉会式がが“Coldplay(コールドプレイ)”のライヴだったんです。
 
一同)いいなぁ~。羨ましいなぁ(笑)
 
高桑)サプライズゲストとして“RIHANNA(リアーナ)”も出演して。
 
一同)くぅ~、羨ましい…(笑)
 
高桑)元々“Coldplay”も大好きなアーティストだったので、“Coldplay”を聞くとロンドンのクイーン・エリザベス・オリンピック・パークを思い出しますね。
 
 

-では、高桑さんが一番好きなアーティストを教えてください。

高桑)“Acid Black Cherry”( http://www.acidblackcherry.com/ )です!! “Janne Da Arc”も然りです!!
 

-おぉ、エイベックス所属アーティストで良かった(笑)
 
高桑)どの楽曲も好きなんですけど、あえて絞るなら9thシングル「Re:birth」が「ぐさっ」とくる1曲ですね。
 


-ハードめな楽曲が来ましたね(笑) “Acid Black Cherry”のMVは、とても凝った演出が多いと思いますが、映像としてお好きな楽曲はありますか。
 
高桑)「イエス」のMVはキレイで好きですね。ビジュアル系と言われるグループが好きなのですが、“Acid Black Cherry”は私の中で「神の領域」になっています(笑)
去年も行ったのですが、今年のa-nationにも“Acid Black Cherry”が出るんです。29日に出発なんでスケジュール的にギリギリなんですけど、見に行く予定なんです!! もちろん、チケットも購入済です!!



-練習中に聞く曲も“ Acid Black Cherry”だったりしますか。
 
高桑)さすがに走る時には“ Acid Black Cherry”は聞かないんですけど、ウェイトなどの時は聞いてます(笑) あっ、でもウェイト練習中は“BIGBANG”も聞いたりしますね。
 
 
-ビジュアル系を聞いたりすると、ウェイトのリズム狂いませんか(笑)
 
高桑)そうなんです。早くなっちゃったり(笑)なので、ウェイトの時はK-POPが私のオススメです。日本語じゃない方が集中出来るので。
 
 
-では、今後の夢を教えてください。
 
高桑)私の同期に山縣亮太選手がいるのですが、彼が400mリレーでメダルを取ったんです。その出来事にとても触発されましたね。
実はずっと前から私が28歳になる4年後の2020年を、集大成にしたいなと考えていました。自分の最大限の結果を残すことが今まで支えてくれた方々や応援してくれた方々への恩返しになる。そんな大会になればと思っています。
 
 
-「エイベックス社員」としての夢はありますか。
 
高桑)実は私、「陸上競技の大会を主催したい!!」と考えているんです。競技も最高峰のものが見れて、それ以上にエンタテイメント性のある空間を作ってみたいなと。
 
 
-どんな名前の大会にしたいですか。
 
高桑)「エイベックス・グランプリ(仮)」ですかね!!


-いつ頃をメドに「エイベックス・グランプリ(仮)」を主催しようと思われていますか。
 
高桑)私が今24歳なので、28歳位のタイミングですね。選手としての活動はその時になってみないとわからないですが、
現役として、競技で結果を出して伝えていくことと、その先に残せる何かを生み出したいです。
 
 

-ぜひ実現していただきたいですね!! では、最後にこのコラムで初めて高桑選手を知った方々へメッセージをお願いします。
 
高桑)私は心から楽しむということが一番だと思っています。この「チャレンジド・アスリート」を通して、スポーツの楽しさを伝えられればなと思います。皆さんにその想いが伝わるよう頑張りたいと想います。今日はありがとうございました。

いま注目を集める「障がい者スポーツ」。高桑選手が話されていたように、障がい者スポーツには健常者のそれとは違った魅力を持っています。
 
このコラムで興味を持った方は一度は「障がい者スポーツ」を生でご覧いただいて、その魅力を感じてほしいなと想います。「エイベックス・チャレンジド・アスリート」の活動、そして「エイベックス・グランプリ(仮)」にご期待ください(笑)
 
 
【エイベックス・チャレンジド・アスリート】
http://www.avex-athlete.jp/9月末までメンテナンス中
 
【CHALLEATH チャレアス - 障がい者スポーツの情報メディア -】
https://www.challeath.com/
 
【高桑早生 オフィシャルブログ】
http://ameblo.jp/takakuwa-saki/
 
【高桑早生 公式Twitter】
https://twitter.com/saki_t_44
 
【木山由加  オフィシャルブログ】
http://ameblo.jp/kiyama-yuka/
 
【正木健人  オフィシャルブログ】
http://ameblo.jp/masaki-kento/

【佐藤圭一  オフィシャルブログ】
http://ameblo.jp/sato-keiichi-blog/

【半谷静香  オフィシャルブログ】
http://ameblo.jp/hangai-shizuka/